耳を切ろうか

自転車通勤は快調で、原付とか追い越しちゃう勢いで坂を下る。
朝8:30、西麻布の谷底へ落ちていくとき、iPodで聴いているのは、豊田道倫が韓国からメールで送ってくれたマスタリング前の新曲だ。

わからん
わからん
わからん
わからん
わからないよー
わからないよー

という激しいサビに気持ちが高揚する。
「ゴッホの手紙、オレの手紙」、早く多くの人に聞いてもらいたい曲だ。

今夜は信頼する後輩の送別会だった。
彼は若くして重篤な病に罹り、それでも無理をして出勤して、高いレベルであらゆる業務を仕切り、解決し、圧倒的な人望を集めた。

しかし、病は進行しており、なるべく実家に近いところへ、という会社の配慮で大阪へ転勤する。

大勢で賑やかに楽しく進んだ送別会の最後、挨拶に立ったボスが「本当は彼を放したくない」と言って涙を流した。

そして、おれは、こんなにも愛され信頼された彼の後任として、東京に来たのだ。

今、おれには彼と同じレベルで仕事をする自信も、ボスに「おまえを放したくない」と言わせる自信もない。

しかし、彼が今夜「退職するつもりだったんです」と打ち明けた、その覚悟を思えば、頑張れる気もする。

おれが背負ったリスクは単身赴任による悲哀と支出にあるが、幸いなことに健康だ。しかし、彼は生死に関わるリスクを抱えながら成果を上げてきた。

おれは、頑張らなくてはならない。

でも、おれって頑張るの似合わないじゃん。

だから適当にやります。 篠田くん、これからもよろしく。

この日記はおれの備忘録だ。
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by kamekitix | 2009-09-01 23:59 | Diary
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