サマー★ダイアリー2016パート5

7月13日
帰り道に金山駅ですれ違う人々がやけにあくびをしている。太田川駅に着いて迎えに来てくれた車に乗り込むと妻もあくびをした。「なんかみんなあくびしてるなぁ」と言うと「私きょう初めてあくびしました。かめさまがあくびオーラ出してるんじゃないですか」と言われた。

7月14日
夜半に派手な咳。苦しくて目覚める。

7月15日
KDハポンで平賀さち枝さんのライブを久しぶりに。立って歌うのを見たのは初めてかも。相変わらずキュートな節回し、無駄のない爽やかな描写の歌詞に感服。ラストの「No Music, No Life」で飛んでしまった歌詞は「悲しくはない」。おかげで歌い直しのもう一曲が「白い光の朝に」でラッキー。終演後に店外で少し立ち話。元気そうで嬉しかった。寝入りばなにまた咳。

7月16日
歯科で定期検診、問題なし。咳が気になるので隣の耳鼻咽喉科へ。鼻からスコープを突っ込まれて喉を見るなり「真っ赤だわ。完全に風邪」との診断。大好きなカレー屋の薬膳カレーでショック療法を試みる。サンドラッグで見かけたフリスクの新製品「NOW mints」がヒット。夜、まだ咳。

7月18日
高校野球の愛知県予選を見に熱田球場へ。例年ひとりで行くのだが奥さんと休みが合ったので一緒に。愛工大名電対至学館という実力校が二回戦で激突とあって超満員。試合は意外と一方的で名電のコールド勝ち。日焼け対策の妻のフル装備がものすごくて、面白かったので複数のSNSに画像を晒してみた。アスナル金山で少しデートして帰る。夜、ふと思い立って陰部の恥毛をシェーバーと除毛クリームですべて落とす。特に意味はないが、風呂上がりに排水口の陰毛を掃除するのがなんだか面倒な気がして。果たして爽快。クリームでの除毛が面白くて、手指や腕も脱毛してみた。

7月20日
再び耳鼻科へ。喉頭炎は軽症だったので二回の通院で完治の診断。精算してくれた受付の女の子に「今日で終わりです」と言われて、少しキュンとした。

7月22日
夜半にまた咳が出たのでまた耳鼻科で処方してもらう。ついでに会社は休むっ。奥さんとミニストップでハロハロ。

7月23日
昨日と症状は特に変わらないのに外出。会社には行かないのに遊びには出かける。給料泥棒とは私のことである。ゲホゲホ咳をしながら一人で熱田球場へ。愛工大名電対中京大中京という好カードにチケットを求める群衆が球場を二周するぐらいの行列を作っている。みんなフジロック行ったんちゃうんけ。チケットを買ったとしても内野席に座れないと判断し、外野フェンスの外で知らないおじいさんたちの解説付きで立ち見を決め込む。すると、社内きっての野球好きで知られるM部長(妙齢の美女)から電話があり「松本さん熱田来てるんでしょ。どこにいるの」。「いやー座るところないと思って外から見てます」と答えると「チケット買って外野の芝生に来て」とのこと。すでに行列は解消しており悠々とチケットを買い、内野席から通用口を抜けて外野スタンドへ。ここから外野席行けるんだ。初めて知った。果たして見晴らしのよい絶好の穴場。M部長、M課長、I支店長の三人と合流し、涼しい木陰で冷凍みかんなど食べながら観戦。思いがけず中京の反撃が振るわず名電が圧勝。第二試合はすっかり空いた内野席に移動してまったり。日進西の応援席に座ってしまいOBのふりをして声援を送るが時習館にコールド負け。しんみりと解散。金山で少し休憩して、自転車で鶴舞へ。KDハポンでがあこさんのライブ。があこさんは本当に素晴らしい、という話はせっかくなので、このあと改行して書こう。GUIROの高倉一修さんがトリオで二曲。これが魔法のように素敵だった。「なんだこの音楽は」と思う。おそらく1959年にビレッジ・バンガードで初めてビル・エヴァンスの演奏を観た客も同じことを思ったのではないだろうか。そんな空想をした。とにかく凄かった。ジョニー大蔵大臣さんは面白くて「なんでこんな面白い人が今夜苗場ではなく鶴舞にいるのだろう」と思った。三宅ヤスコさんはとにかく恐ろしくて言葉にならない。手塚りよこさんの歌もキュート。私の座るDJコーナーの目前でピアノを弾いて歌われていたので近すぎて恥ずかしすぎてよく見れませんでしたが、ちゃんと聴いていました。コントラリー・パレードを思い出しました。私もDJがんばりました。モモジさんにはいつも感謝。裕木奈江「めかくし」をかけたら「これ裕木奈江ですか。久しぶりに聴きました」と声をかけてくださる方がいたり、があこさんの出番前に「夏の扉」をかけたら、があこさん的にヒットしたみたいでMCで触れてくれたりね。
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があこさんはモノポリーズのボーカリストであり優れたソングライター。私はモノポリーズの大ファンで、かつて主宰していたミニコミでも入魂の特集を組んだっけ。示唆に富み、凝っていて、でも最高にキャッチーで、踊れて、メンバー全員キュートで、すぐに手の届かないビッグ・スターになると思っていたが、どうしたものか、ありがたいことに、今もけっこう手の届くところにいてくれる。モノポリーズの二枚目のアルバム「ようのび」はがあこさんが長男・知水くんを妊娠しているときに制作され、今回のソロ作「があこはだいどころに」は第二子を身ごもっている今、リリースされた。またモノポリーズ新譜の制作も進んでいて、があこさんは「妊娠しているとレコーディングしたくなるようです」と話していた。すごく楽しみだ。
「があこはだいどころに」より「三文芝居のお姫様」という歌の詩を。

誰にも負けぬ 一日をゆくのさ
星占いを裏切りながら
ものがたりも世界のニュースも
よくかんで食べる

右手に持つ箸にも棒にもかからないような
三文芝居のお姫様
誰にも邪魔はさせない毎日
万感を込めた大舞台

「きみもわたしも代役なし」と締められる、この歌の真意。
安田謙一さんの名著「神戸、書いてどうなるのか」の一節を思い出す。神戸の大地震で被災してもファクスでのミニコミ配信を休まなかった安田さんは「こんなことぐらいで、私の”いいかげんな日常”が奪われてたまるか、と思った」と綴っている。
私の尊敬する人たちの日常はいつも、どんなときも、強くて逞しい。
私は5年前このブログにこんなことを書いた。「一人ひとりが自分の生活を守り、それを美しくすることに執着する。その集合体が正しい民主主義国家の平和であることは間違いない」
もちろん吉田健一の名言<戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである>の引用だ。インディビジュアルであることが何より重要な政治的アティテュードだと改めて思う。
「誰にも邪魔はさせない毎日」が「万感を込めた大舞台」。その強靭な日常。これ以上美しい反戦歌は、他にない。

7月25日
先日、陰部を脱毛したことを記したが、肛門周りの除毛によりひとつ問題が発生している。これは重要なことなので、もしこれから肛門の周りの除毛を検討している読者の方がいらっしゃればよく読んでいただきたい。いわゆる「すかしっ屁」ってあるじゃないですか。すーって出しちゃうおなら。あれって、けっこう肛門の周りの毛が貢献しているんですね。まったく自覚なかったんですけど。だって、脱毛してからすかしっ屁が、すかせないんですよ。これまでの感覚だと「すー」としてた屁が「プポッ」みたいなポップな音を出しちゃうんです。それはけっこうでかい音です。ケツ毛が屁をミュートしてたんですね。ソフトバンクの社長がテレビのニュースで「車に愛を込めます」と言って、車メーカーとの人工知能の共同開発を発表していた。フェイスブックの社長・ザッカーバーグ君はテレパシーの研究をしているらしい。よくわからないけど、なんだか気持ち悪いので、そういうのはぜんぶ私が死んだあとにしてほしい。たぶん2057年ぐらいに死にますので。

これもうすぐですみなさんきてください
すごくおもしろい予定
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バイバイ









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by kamekitix | 2016-07-26 22:16 | Diary
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