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8月15日
夏休み3日目。アマゾン・プライムで「マルコヴィッチの穴」を観る。日本人が「地井武男」とか「阿藤快」とかいう語感に惹かれるようにアメリカ人が「マルコヴィッチ」って言いたいだけの映画。チューする唇の形がすげーキュートな女優さん。これがキャメロン・ディアスか。

8月16日
正午の新幹線で大阪へ。安田謙一さん、坂本慎太郎さんと岸里のスーパー玉出でいろいろ買い込み、謎の料理人ミゲルと一緒にキングジョー宅へ。カイちゃんあいちゃん麻衣ちゃんが合流。7時間ぐらいまったり。贅沢すぎる夏休み、最高の昼下がり。

8月17日
千里中央の銀行で亡母名義の貸金庫を解約。これで銀行関係の相続は終了。しかし、金庫から押収した権利書の登記変更が難関。秋までには済ませたい。スマホで高校野球中継。東邦が負けてしまった

8月18日
奥さんと知多市のダイハツ、中川区の塗装業者さんを回る灼熱の夏休み。冷房にやられて恒例の下痢に見舞われつつ寿司を食べる。当然さらに下す。kongchangに教えてもらった映画「アフター・アワーズ」を観る。筒井康隆が明け方に見た悪夢を一気に書き起こしたような狂気のスラップスティック。ほうほうの体で出社するラストシーンの虚脱感、20代の頃の身に覚えがある。

8月19日
ジョー経由でkongchangに貸してもらったテレビドラマ「北の国から」全24話のDVDを見始める。全体的に溜めの多い演技に苛々するが、このグルーヴに慣れるとハマるのだろう。がきデカの「死刑」とかサザンの「いとしのエリー」とか懐かしい小技にニヤリ。特筆すべきは教員役の原田美枝子。当時23才。死ぬほど可愛い。山奥の分校でこんなキュートな教師に出会ったら絶対人生狂うわ。

8月21日
山崎康晃ユニで横浜から参上した甥と二人でナゴヤドーム。ストイックなDeNAファンと地元中日ファンが混在する三塁側内野席。7回表まで0対0の良い試合。「これは一発で決まりそうだなー、平田打ちそうだなー」と思った瞬間、見事なホームランがレフトスタンドに突き刺さる。大野田島が完封リレー。珍しく痛快な勝ち方でラッキーだった。甥はハマスタ常連だがナゴドは初めて。「来年はぼくがハマスタに行くよ」と約束してJR鶴舞駅で解散。甲子園では決勝戦。夏が終わる。


8月24日
高校生見学会2回目。例年、愛知県の高校生採用は地元のメーカーが圧倒的に強く、弊社への応募はごく少ないのだが、今年はやけに見学者が多い。しかも女の子がみんな可愛い。何が起こっているのだろうか。欅坂でセンターいけそうな美少女が来て驚愕。

8月27日
「北の国から」第10話。吹雪の中で車に閉じ込められるシーンはパニック障害の神経にキツイ。みんな不幸になる感じのドラマだなぁ。経堂あたりでマンション借りてみんなで仲良く住めばよいのにと思ってしまう。令子と雪子の不倫姉妹は自業自得。凉子先生とかつららちゃんみたいな孤独を受け入れようとする女性に惹かれる。岩城滉一演じるトッポイ兄ちゃん草太のナチュラルなウザさ。素晴らしいキャスティングのドラマだと思う。CHVRCHESがヨーロッパでフェスにたくさん出てたみたいでライブ動画がいろいろアップされていて嬉しい。


8月28日
安田さんから訃報メール。ART OF VIBESのラッパーで逆瀬川ポセイドンズのエースだったタキラッチくんが二年前に亡くなっていたとのこと。出会ったのは2003年で当時「関大を出たばかり」と言ってたからまだ30代半ばだったはず。R/H/Bでやったイベントでラップしてくれたっけ。カモロックで大騒ぎしたときも一緒だった。2007年のソロ・アルバム「うるさいシナプス」を聴き直す。スリークォーター気味の彼のピッチング・フォームを思い出す。凄い速球で、変化球も冴えていた。R.I.P.
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2016/9/23南堀江SOCORE FACTORYで彼の名前を冠したイベントがあります

8月30日
名古屋国際会議場で企業と大学の関係者が集う名刺交換会。冬に挨拶したかったけど捻挫して行けなかった学校のキャリアセンターの方々に会えて有意義だった。金山まで戻る17時。夏の終わり、夕方の自転車は最高に気持ちいい。

9月1日
夜に豊田道倫よりメール。マスタリングしたばかりの新曲を送ってくれた。何年経ってもピュアで素っ頓狂で、とんでもなくポップ。途方もないアーティストだ。久しぶりにサウンドクラウドにアクセスしたら自分で作ったアカウントを発見。10年前にUSENの番組に出演したときの音源を5年前にアップしていた。妻に聴かせると「声が若い」との感想。

9月3日
近くのカレー屋「ヒマラヤ」で妻とランチ。スープカレーが旨いのだ。夜は各種ピクルスと「黒霧島の無糖午後ティー割り」が美味しくて無限ループ。泥酔してソファで昏睡。最下位独走のドラゴンズが土壇場にきて6連勝。巨人の捕手小林のボーンヘッド動画。一二塁間に挟まれてトコトコ走る平田が可愛い。

9月4日
映画「キッズ・リターン」。安藤政信が異常に可愛い。ボクシングのトレーナー役の男性の存在感がやけに気になり、検索してみると、後にしずちゃんのトレーナーとしてニュースになった梅津正彦さんだった。早逝を悼む。読書は武田砂鉄さんの新著「芸能人寛容論」。名著。遂に登場した正統派のポスト・ナンシー関という感じ。「吹石一恵をブラトップだけで語るな」、森高千里の「おととい来やがれ」に衝撃&爆笑。

9月6日
キツネのココロでおなじみ磯部商店の磯部さんに教えてもらったFLASHLIGHTSというバンドのアルバム「SHADOWS and LIGHTS」が素敵。ネオアコ的でもあり、ガレージっぽくもあり、上品でキャッチーだが、紛れもなくパンク。Feelies、Television Personalities、Swell Mapsなどを想起させる。


9月8日
O-nestで豊田道倫興行企画「ホルモン、ビール、ナポリタン、コーヒー」を観る。プラスチック米を初体験。サンクラにあるトラック全部DLして愛聴していたが、ライブは予想以上にキュートで面白くて「この子の為なら何でもします」と思った。杉本拓さんのギターも凄かった。先輩、ワトソン、會田洋平さんの客演も絶妙のキャスティング。興行主であるMTはMCで「2020年までアルバム作らない。CD-Rをたくさん作る」と話した後、ふと我に返ったように「この年齢で『CD-R作るぞ』って宣言するの、新しいよね」ということを言って場内爆笑。居心地の良い居酒屋の座敷で2時まで打ち上げ。
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9月10日
関西最狂草野球チーム「逆瀬川ポセイドンズ」が久しぶりの再始動。ボールを買って行こうと思い、キングジョー宅近くのスポーツ用品店を訪れると上品な老夫婦が丁寧に応対してくれた。壁に南海ホークスの旗と何枚かのモノクロ写真が飾ってあるので尋ねると、ご主人はかつて南海に在籍した投手だったとのこと。「蔭山和夫と同期です」などと言われ、元ホークス子供会の私のテンション急騰。ベースボール・マガジン社「ホークス75年史」によると、田中達夫さん、1927年6月19日生まれ。佐世保商から下川商事を経て1950年に入団したサウスポー。同年、開幕投手としてデビューし4連勝。その後2年間で30試合に登板。4勝4敗、防御率2.78。1952年、阪急に移籍するも一年で退団、引退。しかし89才には見えないなぁ。天下茶屋駅前に偉大なホークス戦士がいます。「ローヤルスポーツ」へまた行きたい。
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Google Mapsと老眼に翻弄されながらジョーと歩いて十三野球場に辿り着く。長野から鴨田潤、広島から田中律和。名古屋から参戦した自分も含めて15人ぐらい。よく集まったものだ。キャッチボール、ノックのあと、適当に分かれて試合っぽい感じに。とにかく楽しかった。個人的にはヒットを一本打った。守備もエラーしなかった。しかし最終回二死満塁に凡ゴロで最後の打者になってしまった。バントしてでもサンドウさんヤベくんに繋がなくてはいけなかった。野球は楽しいなー。
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十三西口の居酒屋「居心伝」で打ち上げ。逆瀬川ポセイドンズでは新メンバー募集中です。Earmadderキャプテンからのメッセージ動画を。「とにかく一緒に野球をやろう」という想いのあまり、問い合わせ先やエントリー方法について一切言及されていないのは少し気がかりです。












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by kamekitix | 2016-09-11 23:00 | Diary
7月29日
優秀な内定学生を個別にピックアップしてランチに誘うという新たな試み。前日に会社近くのホテルのレストランへ出向いて「明日12:30に4人で来るのでテーブルだけ予約したい」と話すが若いウエイトレスさん曰く「予約は11:30からに限る。意識はしておくが確約はできない」。融通の利かぬ対応に気分を害し、別のホテルをチョイス。東急REIホテルは最高。クールな支店長を交えて二時間。有意義な会食だった。

7月30日
高校野球の愛知大会は東邦が前評判どおりに勝ち進み優勝。ハイライトは準々決勝だろう。春大会で優勝した享栄に対し、エース藤嶋を温存。代わりにスタメンに入った外野手石橋がホームランという層の厚さ。決勝で戦った愛工大名電のエースはなぜあんな独特なフォームなのだろう。もっときれいに体重を乗せる投げ方を誰か教えてあげればよかったのに。moby「Long Ambients 1」をダウンロード。タイトルまんまの安眠音楽。

7月31日
偉大な横綱千代の富士の訃報。「すぐに肩を脱臼しちゃう十両力士」という印象が強かったが、ある時期から急に強くなって大ブームを巻き起こした。本当に美しいヒーローだった。

8月1日
スピッツの新譜をタワレコで。さて、パニック障害のひとにとっていちばん恐ろしいのは乗っている電車が駅間で緊急停車することです。今夜久しぶりに、それに遭遇した。落雷でダイヤが乱れていた上に、太田川駅直前で急停車。「緊急停止信号を受信しました」とのアナウンス。ドキドキ。少し先の駅で人身事故が発生したらしい。満員の急行だったらすぐに発作が出ちゃうところだが、こんなこともあろうかと毎日朝晩必ずガラ空きの各駅停車に乗っているのである。用意周到の適応障害である。とはいえ小一時間缶詰の可能性を感じ、毎食後に常用している抗不安薬ソラナックスを臨時投与。iPodをブライアン・イーノ「アポロ」に切り替えて眠ってしまおうと思ったら、電車は5分後に動きだした。あー、よかった。

8月2日
連日の夕立。雨の中、自転車で金山駅まで帰るとなんか様子が変だ。ぼんやり立っている人が多すぎる。ポケモンの方々かと思ったが、電車が全部運休で、ホームへの入場が規制されて改札前に人間があふれフェスみたいになっている。奥さんにメールすると、ジャッジの速い彼女は「今から車で迎えに行く」と返信。ありがたい。混雑するうどん屋で電車の再開を待つみなさんと肩を並べて天ぷらうどんを食べる。奥さんは30分ぐらいで来てくれて、夜のドライブ。ミニストップに寄ってハロハロ。電車の運休は深夜に及んだらしく「ホームで5時間立ってた」とかいう記事をネットで見て肝を冷やす。

8月3日
八月、最初の水曜日。



8月4日
会社でファイテンさんの即売会があり、ネックレスを一ついただく。オレンジ色の可愛いやつ、しばらく着けてみよう。長年愛用しているGRAVISのリュック、ポケットの底部がついに損壊したのでオンラインショップで同じタイプの後継品を購入。

8月5日
高校生の会社見学会。9名の男女を応対。みんな可愛い。

8月6日
岩淵弘樹よりメールあり、一年ほど勤めたハマジムを退社するとのことで、びっくり。もともとPGbyHMJMの会員を増やすために入社したはずだ。ライターとして媒体に貢献できなかったことを申し訳なく思う。こないだ会ったらずいぶん太っていたけど、まだまだ老け込まずに、いろいろ迷走して、遭難して、面白いクリエイターになってほしい。映像作家としても文筆家としてもいまどき珍しい熱い青年。KEEP ON FIGHTING, KEEP ON RIDING.

8月7日
妻とカー・ディーラーをまわる。ダイハツの営業の女の子が明るくて良い子。ブラウスを内側から盛り上げる胸がテーブルに置けちゃうほどの巨乳で、WAKEを買おうと思う。高校野球はいよいよ甲子園が開幕。九州国際大学付属のユニフォームの袖に「FUZOKU」と書いてあるのがフーゾク雑誌のロゴみたいに見える。あれは「MANZOKU」か。そもそも「付属」をローマ字表記するのってあまり国際的じゃないと思うのだが。どこか遠い国でオリンピックが開幕。フェンシングを観ていたが、どっちが勝ったか素人目にはぜんぜんわからない。ワチャワチャと忙しく突っつきあって、頭に付いてるライトが灯ったほうが勝ちらしい。バカバカしくて笑える。テレビに向かって「どっちでもいいよ」と言ってしまった。

8月9日
Avalanchesの新譜をタワレコで。川本真琴さんが「川本真琴withゴロニャンず」の音源を送ってくださる。メンバーみなさんの笑顔が見えるような温かい演奏。爽やかで、夏の朝に聴けて良かった。川本さんの声は相変わらずキュート。特別な存在感。こんな気分にさせられる歌手は他にいない。典型的な夏バテとSNS疲れにより、週末のトーク・イベントの告知が終わったらTwitterアカウントを停止しようと思い至る。私が巷間に表明すべきことは何もない。あってはならない、とさえ思う。落ち着いた気持ちで考えてみれば「リアルタイムで不特定多数の他者に対して何かを呟くこと」は異常だ。気違いじみていて醜怪である。世の中のほとんどの人たちと自分は関係ない。Twitterはその事実を忘れさせやすく、それによって慎み深い何か大事なものが欠けていく気がする。陰毛を除去するように、自分の生活からTwitterを排除しよう。それはきっと爽快だ。このブログは不定期に開帳。根深く厄介な自己顕示欲を解消。

8月10日
GRAVIS≒BURTONの新しいリュックが快適。微妙に改善されたポイントがたくさんあって企業努力を感じる。すでに夏休みモードのオフィスを定刻に上がって御器所へ。なんやで豊田道倫のライブ。真弓さんがいつも連れてる小学生の女の子たちと想平さんで、1Fでずっと遊んでいた。「想平くん好きな人いる?」と女の子が訊くと「いるよ」。「そういうの隠したりしないんだ」と女の子が返すと、想平さん「そこ隠しちゃダメでしょ」。ライブが終わってビールと餃子で小一時間。お父さんからもいろんな話を聞いたが、書けない内容ばかり。大いに笑って店を出て終電で家に帰り、サニーデイ・サービスとプラスチック米をダウンロード。

8月12日
映画「シング・ストリート」を観る。ホール&オーツとかキュアーとか今でも聴いてるから懐かしい感慨はなかったが、最後の10分、ダブリンでの最初で最後のギグが終わってコナーとラフィーナが兄貴の部屋に行くあたりから涙が止まらない。親の葬式でも泣かないわしが映画館で号泣。良い映画で心洗われた気分。サントラも入手。オリジナル曲のクオリティが高くて「こんな良いバンド、MUTEかクレプスキュールがすぐ契約するだろ」と思う。

8月13日
矢場町ritaでトーク・イベント「お目かけ女の子100」を開催。予想どおりの快適空間。予想以上の動員数で楽しく終了。お越しくださったみなさん、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。ここにいくつか入手した写真(もはや誰が撮ったかわからない。すみません!)と当日プレゼンされた女の子の名前を発表しちゃうぞ、順不同。
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■西原伸也さんの31人
坂井泉水
吉田凛音
林奈緒美
佐藤美月
武田玲奈
西野七瀬
めるる
なおこりん
のん
寺中麗子
小野寺麗衣
日南響子
JTのCMの子
里々佳
みゅーあさん
吉本実憂
谷内里早
Miyuu
夏目花実
久保田紗友
都庁の職員
相川結
彩田真鈴
小島梨里杏
植村かおり
滝澤史
池上紗理衣
竹富聖花
優希美青
新垣結衣
武井直子
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■トーニャハーディングさんの30人
林奈緒美
牧野真莉愛
岡田奈々
名和風花
中嶋春陽
入山杏奈
水崎綾女
行木ゆかり
高山一実
芳根京子
和田えりか
井尻晏菜
後藤あゆみ
新井愛瞳
平手友梨奈
渡邉理佐
小山リーナ
矢作穂香
小川涼
越智志帆
相楽伊織
鈴木絢音
中田花奈
前田ゆう
八木莉可子
のどか
RIN
高見奈央
Rima+
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■彦坂まなみさんの8人
鹿目凛
火寺バジル
篠原ともえ
鳥居みゆき
斎藤このみ
森咲智美
はなみ
新木優子
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■松本亀吉の30人
生田佳那
石川恋
清咲乃
村山彩希
久慈暁子
伊東紗冶子
『今ちゃんの「実は…」』の千鳥のコーナー
徳原ありさ
堀田茜
關詩敏
柿崎芽実
伊藤友里
伊丹美保子
佐倉綾音
谷内里早
東森美和
斎藤ちはる
鈴木絢音
谷口めぐ
鈴木優華
今野美穂
一条寺美奈
ハシヤスメ・アツコ
彦坂まなみ
森戸知沙希
小山莉奈
長濱ねる
小鳥こたお
舟木あみ
八木莉可子
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相変わらず西原さんのもはや病的な屈折ぶりに爆笑。「強いの飲んでるね」に続く「助けてください」。「新垣結衣が老いていくのを見たくないから自殺します」など名言連発。トーニャさんの「岡田奈々=星野真里」説にも納得。ぼくは最後の2人つなげて「泣かせるエンディング」仕立てのパワポ漫談。「まさかこのイベントに来て泣くとは......」と思わせたかったのですが、いかがでしたでしょうか。臭すぎる。その場でTwitterアカウントを削除するという悪趣味なパフォーマンスと武井直子の頭頂部でカオスなエンディング。みなさまお疲れ様でした。ひこにゃんは透き通るようにキレイで可愛くて賢くて最高。まだまだもっと魅力を引き出したい。また名古屋でイベントやることがあれば必ずご一緒したいです。
出演者みなさんとリオくんとかおりさんで味仙まで歩いて打ち上げ。隣のテーブルの若者たちが一気飲みみたいなのでぎゃーぎゃー騒いでいて、トーニャさんが注意したら静かになったけど「ぼくら沖縄ですから」みたいなことを言ってたらしい。沖縄って日本のルール通じないんだっけ。やっぱりまだ本土復帰早かったかな。沖縄のこと、ちょっぴり嫌いになりました。
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8月14日
KIRINJI、石野卓球の新譜。卓球最高。読書は花村萬月「アイドルワイルド!」を読み終えて、木内一裕「水の中の犬」。昨年に続き、キングジョー個展に寄せて文章を。「耕し小手」にも原稿を。東邦が強い、中日は弱い、夏休みは続く。Twitterアカウントを停止しましたがFacebookやInstagramはしていますので欄外のプロフィールってとこのリンクを見ろ。
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by kamekitix | 2016-08-15 18:00 | Diary
7月13日
帰り道に金山駅ですれ違う人々がやけにあくびをしている。太田川駅に着いて迎えに来てくれた車に乗り込むと妻もあくびをした。「なんかみんなあくびしてるなぁ」と言うと「私きょう初めてあくびしました。かめさまがあくびオーラ出してるんじゃないですか」と言われた。

7月14日
夜半に派手な咳。苦しくて目覚める。

7月15日
KDハポンで平賀さち枝さんのライブを久しぶりに。立って歌うのを見たのは初めてかも。相変わらずキュートな節回し、無駄のない爽やかな描写の歌詞に感服。ラストの「No Music, No Life」で飛んでしまった歌詞は「悲しくはない」。おかげで歌い直しのもう一曲が「白い光の朝に」でラッキー。終演後に店外で少し立ち話。元気そうで嬉しかった。寝入りばなにまた咳。

7月16日
歯科で定期検診、問題なし。咳が気になるので隣の耳鼻咽喉科へ。鼻からスコープを突っ込まれて喉を見るなり「真っ赤だわ。完全に風邪」との診断。大好きなカレー屋の薬膳カレーでショック療法を試みる。サンドラッグで見かけたフリスクの新製品「NOW mints」がヒット。夜、まだ咳。

7月18日
高校野球の愛知県予選を見に熱田球場へ。例年ひとりで行くのだが奥さんと休みが合ったので一緒に。愛工大名電対至学館という実力校が二回戦で激突とあって超満員。試合は意外と一方的で名電のコールド勝ち。日焼け対策の妻のフル装備がものすごくて、面白かったので複数のSNSに画像を晒してみた。アスナル金山で少しデートして帰る。夜、ふと思い立って陰部の恥毛をシェーバーと除毛クリームですべて落とす。特に意味はないが、風呂上がりに排水口の陰毛を掃除するのがなんだか面倒な気がして。果たして爽快。クリームでの除毛が面白くて、手指や腕も脱毛してみた。

7月20日
再び耳鼻科へ。喉頭炎は軽症だったので二回の通院で完治の診断。精算してくれた受付の女の子に「今日で終わりです」と言われて、少しキュンとした。

7月22日
夜半にまた咳が出たのでまた耳鼻科で処方してもらう。ついでに会社は休むっ。奥さんとミニストップでハロハロ。

7月23日
昨日と症状は特に変わらないのに外出。会社には行かないのに遊びには出かける。給料泥棒とは私のことである。ゲホゲホ咳をしながら一人で熱田球場へ。愛工大名電対中京大中京という好カードにチケットを求める群衆が球場を二周するぐらいの行列を作っている。みんなフジロック行ったんちゃうんけ。チケットを買ったとしても内野席に座れないと判断し、外野フェンスの外で知らないおじいさんたちの解説付きで立ち見を決め込む。すると、社内きっての野球好きで知られるM部長(妙齢の美女)から電話があり「松本さん熱田来てるんでしょ。どこにいるの」。「いやー座るところないと思って外から見てます」と答えると「チケット買って外野の芝生に来て」とのこと。すでに行列は解消しており悠々とチケットを買い、内野席から通用口を抜けて外野スタンドへ。ここから外野席行けるんだ。初めて知った。果たして見晴らしのよい絶好の穴場。M部長、M課長、I支店長の三人と合流し、涼しい木陰で冷凍みかんなど食べながら観戦。思いがけず中京の反撃が振るわず名電が圧勝。第二試合はすっかり空いた内野席に移動してまったり。日進西の応援席に座ってしまいOBのふりをして声援を送るが時習館にコールド負け。しんみりと解散。金山で少し休憩して、自転車で鶴舞へ。KDハポンでがあこさんのライブ。があこさんは本当に素晴らしい、という話はせっかくなので、このあと改行して書こう。GUIROの高倉一修さんがトリオで二曲。これが魔法のように素敵だった。「なんだこの音楽は」と思う。おそらく1959年にビレッジ・バンガードで初めてビル・エヴァンスの演奏を観た客も同じことを思ったのではないだろうか。そんな空想をした。とにかく凄かった。ジョニー大蔵大臣さんは面白くて「なんでこんな面白い人が今夜苗場ではなく鶴舞にいるのだろう」と思った。三宅ヤスコさんはとにかく恐ろしくて言葉にならない。手塚りよこさんの歌もキュート。私の座るDJコーナーの目前でピアノを弾いて歌われていたので近すぎて恥ずかしすぎてよく見れませんでしたが、ちゃんと聴いていました。コントラリー・パレードを思い出しました。私もDJがんばりました。モモジさんにはいつも感謝。裕木奈江「めかくし」をかけたら「これ裕木奈江ですか。久しぶりに聴きました」と声をかけてくださる方がいたり、があこさんの出番前に「夏の扉」をかけたら、があこさん的にヒットしたみたいでMCで触れてくれたりね。
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があこさんはモノポリーズのボーカリストであり優れたソングライター。私はモノポリーズの大ファンで、かつて主宰していたミニコミでも入魂の特集を組んだっけ。示唆に富み、凝っていて、でも最高にキャッチーで、踊れて、メンバー全員キュートで、すぐに手の届かないビッグ・スターになると思っていたが、どうしたものか、ありがたいことに、今もけっこう手の届くところにいてくれる。モノポリーズの二枚目のアルバム「ようのび」はがあこさんが長男・知水くんを妊娠しているときに制作され、今回のソロ作「があこはだいどころに」は第二子を身ごもっている今、リリースされた。またモノポリーズ新譜の制作も進んでいて、があこさんは「妊娠しているとレコーディングしたくなるようです」と話していた。すごく楽しみだ。
「があこはだいどころに」より「三文芝居のお姫様」という歌の詩を。

誰にも負けぬ 一日をゆくのさ
星占いを裏切りながら
ものがたりも世界のニュースも
よくかんで食べる

右手に持つ箸にも棒にもかからないような
三文芝居のお姫様
誰にも邪魔はさせない毎日
万感を込めた大舞台

「きみもわたしも代役なし」と締められる、この歌の真意。
安田謙一さんの名著「神戸、書いてどうなるのか」の一節を思い出す。神戸の大地震で被災してもファクスでのミニコミ配信を休まなかった安田さんは「こんなことぐらいで、私の”いいかげんな日常”が奪われてたまるか、と思った」と綴っている。
私の尊敬する人たちの日常はいつも、どんなときも、強くて逞しい。
私は5年前このブログにこんなことを書いた。「一人ひとりが自分の生活を守り、それを美しくすることに執着する。その集合体が正しい民主主義国家の平和であることは間違いない」
もちろん吉田健一の名言<戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである>の引用だ。インディビジュアルであることが何より重要な政治的アティテュードだと改めて思う。
「誰にも邪魔はさせない毎日」が「万感を込めた大舞台」。その強靭な日常。これ以上美しい反戦歌は、他にない。

7月25日
先日、陰部を脱毛したことを記したが、肛門周りの除毛によりひとつ問題が発生している。これは重要なことなので、もしこれから肛門の周りの除毛を検討している読者の方がいらっしゃればよく読んでいただきたい。いわゆる「すかしっ屁」ってあるじゃないですか。すーって出しちゃうおなら。あれって、けっこう肛門の周りの毛が貢献しているんですね。まったく自覚なかったんですけど。だって、脱毛してからすかしっ屁が、すかせないんですよ。これまでの感覚だと「すー」としてた屁が「プポッ」みたいなポップな音を出しちゃうんです。それはけっこうでかい音です。ケツ毛が屁をミュートしてたんですね。ソフトバンクの社長がテレビのニュースで「車に愛を込めます」と言って、車メーカーとの人工知能の共同開発を発表していた。フェイスブックの社長・ザッカーバーグ君はテレパシーの研究をしているらしい。よくわからないけど、なんだか気持ち悪いので、そういうのはぜんぶ私が死んだあとにしてほしい。たぶん2057年ぐらいに死にますので。

これもうすぐですみなさんきてください
すごくおもしろい予定
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by kamekitix | 2016-07-26 22:16 | Diary
6月8日
元ソフト・バレエ森岡賢さんの訃報に驚く。元コスミック・インベンションの森岡みまさんの弟だと思い込んでいたが、検索したらウソでした。このウソをぼくに教えたのは馬場育三さんだ。名古屋支店でいちばんカワイイ総務の沙耶ちゃんが退職の意向。面談するも異業種へチャレンジしたいという転職の意志が固く、すでに内定も出ている様子。残念だ。

6月10日
アスナル金山の駐輪場を借りていて朝晩利用するのだが、広い敷地で利用者が多いためか「場内では自転車から降りて歩いて進む」というルールが決められている。私はこのルールに同意できず、従っていない。なぜなら、この駐輪場の通路は、自転車を手で押しながら歩く者同士がすれちがうには狭すぎるからだ。私は最善の方法を「自転車に乗ったままでの最徐行」と考え、これを実行している。この方法だと押して歩くよりも横幅に余裕ができ、対向する者同士がよりスムーズかつ安全にすれちがうことができるからだ。今朝いつものように駐輪場内の他車動向を十分に注視しつつ、できる限りゆっくりと走行していたところ、通路に立っていた赤いジャンパーの管理人さんが大きな声で私に向かって「場内では自転車降りて歩いてください」と言う。私は「いやです」と言いながら低速で走行する。「みなさんご協力いただいておりますので、降りてください」と怒気をはらんだ声で叫びつつ歩いてついてくるおじさん。嘘だ。多くの人が私と同じ見解をもって自転車乗ったままなのだ。「いやです」「降りてください」「いやです」「聞こえないんですか。降りてください」「いやです」。ゆっくりと走り続け、駐輪場を出たら、民進党のおばさんが演説をしていて轢きそうになった。

6月12日
乃木坂46時間テレビをAbemaTVでダラダラ見る。二期生生誕祭が面白かった。伊藤かりんのMCの巧さが際立つ。数年前のメンバーの映像も出てくるが、当時と今と顔つきが全然違う。メイクとか髪形ではなく、目つきが違うのだ。佐々木琴子や鈴木絢音の今後の成長が楽しみ。

6月14日
ちょっと社員のことで弁護士さんと面談。人数が多いと、いろんなことが起こる。このオフィスも100人を超えたので、来月から増床。豊田道倫から嬉しいメール。

6月17日
夜、シネマスコーレへ。「モッシュピット」を観て、上映後に山口雅さんとトークショー。予想以上にたくさんお客さんが残ってくれて、楽しい時間だった。企画された雅さんに感謝。「モッシュピット」、プロローグ版で感じたイヤな部分がうまく中和されていた。20時開演のライブに収斂するよう時系列を保ち、ファンの視点も増やし、音楽映画としてもドキュメンタリーとしても観れる映画になった。歌詞のスーパーインポーズを排したこと。伏線っぽく置いていた、病気で亡くなった初期メンバーの話を最後に回収したこと。岩淵がんばったなー、と思う。これは「東京アンダーグラウンド」の一コマだが、たとえば今池ハックフィンの天井にカメラを据えれば、もっと美しいモッシュピットが撮れるのかもしれない。アンダーグラウンドは町の数だけある。それを気づかせる映画だとすれば、高く評価されるべきだろう。

6月18日
彩ちゃん命日。キングジョーが急に日帰りで名古屋に来るというので昼から同伴。大須、上前津、金山。レコ屋と古書店を散策しまくり。ジョーがバナレコで爆買いしてるときにカンパニー松尾さんからメールあり、折り返し電話すると、昨夜のトークショーのお礼をおっしゃる。かたじけない。味仙で休憩。ジョーはレア盤を次々ゲット。衝撃的映画「幻の湖」のパンフも掘り当てて絶好調のところ、ブラジルコーヒーで可愛いウエイトレスさんに「キングジョーさんですか?」と話しかけられてご満悦。楽しい休日でした。リオくんありがとう。

6月20日
8月の「お目かけ女の子100」のフライヤーが刷り上がったのでリタに300枚持参。いつ行っても感じの良い店だ。土曜に行った金山の中古盤屋サウンドベイへ再び。自転車での帰宅ルートにあるので便利。デヴィッド・シルビアン「Gone to Earth」。

6月21日
ミック博士が出張で名古屋に。夜、金山で磯部さん、リオくんと四人で大騒ぎ。最近トークショー出演が多くなっているミックさんに僭越ながらアドバイスをするなど真面目な時間もありましたが、THE金山なカオスを満喫した夜。ミックさんちの愛犬ももちゃんがかなり弱っているらしく、心配だ。

6月22日
至近の内定学生を招集して交流会。社員側はベスト・メンバーで臨み、良い雰囲気だった。これで内定を辞退するなら、こっちから願い下げだ。可愛くて酒に強い女の子が多くて頼もしい。

6月24日
今春入社した新人さん7名と飲み会。親子ほどの年齢差なので、もはや遠足を引率する教頭先生の気分。まだ三ヵ月。「今は”やらされている感”が強いと思うけど、一年間はやらされていてください。そうすれば”やれること”が増える。これがスキル・アップ。次は”やりたいこと”が見えてくる。これがキャリア・アップ」などと教頭っぽく語っておいた。みんなほんとうに良い子で、どんどん逞しくなっていく。

6月25日
夕方から新栄Vio。15年前はホームタウンのように毎日ウロウロしていた町。レストラン併設の素敵なライブハウス。GofishことNICE VIEWのテライショウタさんに少しご挨拶。久しぶりに会うex-灰皿の坂口光央くんと思い出立ち話。一樂誉志幸さんとのユニットGURU HOST。ミニマル&スペーシーかつジャジーな好演だった。宇宙に帰還したばかりのバーニー・ウォーレルを連れ戻すかのような坂口くんの鍵盤さばきを久しぶりに見れて嬉しかった。

6月28日
プライム・ビデオをスマホで見れることに気づいてしまい、通勤電車の中で映画「シティ・オブ・ゴッド」。リオデジャネイロ怖い。銃撃や死体の特殊メイクがリアルでこの上なく血腥い映画だが、カメラ位置や編集、タイポグラフィがいちいち凝っていて、お洒落な印象。同じシーンを繰り返して時系列を整えるやり方も、他の映画だとくどく思えるのだが、かっこよく見える。この映画は好きだ。夜、「耕し小手」の木村編集長から次号のオファー・メール。嬉しい。

6月29日
朝、ミック博士から愛犬ももちゃん逝去のLINE。哀悼の意を伝える。お母様のペットロス心配。梅雨。

6月30日
「文藝別冊山上たつひこ50th Anniversary」の読み応えがすごい。金沢の風流なご自宅を写真からプロファイルし、Googleマップでロケーションを見たり。山上漫画が30冊ぐらい千里の実家にあるので徐々に輸送しよう。この手のムックにはがっかりするものも多いが、これは秀逸な編集で、最高。一点だけ難なのは諸星大二郎の寄稿。「私は自分のことだけを考えていればいいと思っております」と言う山上先生の政治に対するアイロニカルかつ本質的な名言を載せたインタビューの直後に、クソみたいな現政権批判の短編をふざけたタッチで描いている諸星大二郎の愚昧、無粋がこの本の資料的価値を低めていて、その2ページだけが誠に残念。何を思ってこんなつまらない、ズレた感性の原稿を寄せたのだろう。図鑑のページの「西城くん」が全部「西条」と誤記されているのも惜しい。プライム・ビデオで「ブエノスアイレス」。ゲイ・カップルの痴話喧嘩が続くので、挫折。

7月3日
AbemaTVで「アイドル横丁」の生中継を見る。このイベント、東京に住んでいたころによく行っていた。AXでのBABYMETAL、新木場のライムベリー、最高だった。sora tob sakanaというチームのエモーショナルかつトリッキーな楽曲が良くて、アマゾンで入手できるCDを二種類購入。あとはアンジュルムが圧倒的に良かった。あやちょすっかりお姉さんだなぁ。ほんと可愛い。映画はアル・パチーノの「スカーフェイス」。成り上がりマフィア映画の典型。「結局大きな銃を持っているやつが勝つのだな」と考えると身も蓋もないが、銃撃戦を見るのは好きだ。トルコやバングラデシュでテロのニュース。領土争いって永遠に続くのかな。宗教って怖い。途上国開発って何だ。参院選、愛知県選挙区で投票したい候補者がいなくて困る。比例代表も、元SPEEDじゃなくて元Folder5なら自民党でも何党でも喜んで投票するのだが。岩淵弘樹の依頼で梁井一監督のAV「True Love リアルカップルのセックス」宣伝用にレビューを書いた。

7月4日
sora tob sakanaは「広告の街」という曲が白眉。コーネリアスというかMETA FIVE風カッティング・ギターの細かいエディット&ポリリズム+東京事変的疾走感+RADWIMPSっぽいエモいメジャー感に純然たるアイドル歌唱が乗るというミュータント。

7月5日
突然思い立ってオフィスの席替え。部下が一人もいないのに図々しくヘッド席へ着任。少し偉そうに見えるが諸般の事情で。より快適になった。もはやこの事務所でおれに苦言を呈する人がいないという由々しき状況には慎重に接すべきだろう。Primeビデオで「もらとりあむタマ子」を再び。この映画の前田敦子が本当に可愛い。演技が巧いというか「タマ子という人物のモノマネ」が巧いというか。久しぶりに拳銃を使わない映画を観た。

7月6日
Primeで映画「地獄でなぜ悪い」、半分ぐらいで挫折。この監督の「オモシロさ」は押しつけがましくて自分にはぜんぜん面白くない。つまらない劇団の舞台みたいな大袈裟な芝居が苦手。映像も音も、うるさくて見てられない。

7月8日
14時の新幹線で大阪。日本橋のヒラリーズへチェックインした後、オフィスに寄り、T嬢と歩いて黒門市場を抜けて千日前の会場へ。西日本の内定学生を招集した懇親会。愛すべき後輩であり尊敬する社長でもあるT氏が同席していて懇親会でも二次会でも私のことを持ち上げてくれて気分が良かった。J嬢とタクシーでホテルに戻ってカップヌードルLight。

7月9日
10時チェックアウト。難波から岸里へ。スーパー玉出でアルパカを2種類買ってキングジョー宅。隣接するレストラン「むさし」で小一時間。借りていた本やDVDを返却しに行ったのだがまさかの倍返しに遭う。14時の新幹線で名古屋へ。初夏の休日の名駅はいつもより可愛い女の子が多いように思えた。

7月10日
休日。たっぷり眠る。読書。Primeで欅坂46のドラマ。昼寝、読書、選挙。

さて、こんがりおんがくより2016年8月3日発売の手ノ内嫁蔵のニュー・アルバム『city,digest,浜』。音像はまったく異質だがどこかThe Avalanches『Since I Left You』に近い感慨を覚える。最近音楽を聴いていてThe Avalanches『Since I Left You』に近い感慨を覚えることが多い。私はきっとThe Avalanches『Since I Left You』が大好きなのだろう。さて、こんがりおんがくより2016年8月3日発売の手ノ内嫁蔵のニュー・アルバム『city,digest,浜』。ラジオ・ドラマ風のナレーションを散りばめた構成が関西スカムのバイブルと呼ばれたオムニバス・カセット『シースルーノースリーブインターナショナル22』を想起させる。もちろん最も強く感じるのは、彼ら(手ノ内嫁蔵)が由緒正しい想い出波止場の後継者であり、このニュー・アルバム『city,digest,浜』でも山本精一の清廉たる気違いを踏襲しているということ。創価学会員にとっての「人間革命」みたいな作品で、私も山本精一門下生の一人として身の引き締まる思いを新たにする。しかし、「思いを新たにする」ほど無意味なことはないと大前研一が言ってた。大前研一の設立した経営指導・人材育成教育を行う会社「ビジネス・ブレークスルー」のホームページはこちら。「ビジネス・ブレークスルー」
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バイバイ












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by kamekitix | 2016-07-10 22:00 | Diary
5月1日
ゴールデン★ウイークは暦どおり+1有休を賜りまして7連休。なんの予定もない。とりあえず自転車に乗って市民プールへ行き45分間泳いですぐ帰宅。アマゾン・プライムで映画「県警対組織暴力」。川谷拓三の人気を不動のものにしたという伝説の取調室リンチを初体験。成田三樹夫の関西弁はどの映画を観ても可笑しい。古い映画を観ながらどうしてもWEB検索してしまうのだが佐野浅夫はご存命なのだな。菅原文太と松方弘樹による若干「コオリオニ」的シチュエーションの、実に良い映画。

5月2日
自転車に乗って近くのホームセンターへ。猫用ボール数個と、妻への差し入れにみたらし団子(妻は自宅の一階で美容室を営んでいます)を買ってすぐ帰宅。ジョーに借りたCD、Wooden Glassのライブ。Billy Wootenのヴィブラフォンの美しい音色。ひときわメロウなメロディのナンバーが「We've Only Just Begun」というタイトルだと知る。ひとりソファに寝転んで焼酎ばかり飲んでいると涙もろくなる。

読書は引き続きジョーに借りてる文庫「怪物團」。やはり飴村行と友成純一が面白い。ジョーに貸してもらったDVDで映画「断絶」。なんの説明もなく流れていく時間。アメリカ、1971。誰も死なないし、驚くべきことはなにも起こらないが、誰も幸せじゃない。この閉塞感。異様でトリッキーなエンディング。the girlとしかクレジットされない少女を演じる女優Laurie Birdは1979年に26才で自殺したようだ。Twitterで流れてきた「東京アンダーグラウンド」の「newアンセム」とやらが想像以上に酷くて爆笑。着想、スキル、ボキャブラリー。あまりに貧しい。

5月6日
一週間ぶりに出勤。休日使ってたバッグに財布もドラッグも全部入れっぱなしであることに会社に着いてから気づく。manaca持ってるから会社までは来れたんだよね。リュックのジッパーも開いたままだ。絵に描いたような連休ボケ。財布はともかくクスリがないとやばいので、奥さんにお願いして車で栄まで届けにきてもらう。奥さんはすぐ来てくれて、そのまま常滑のセラモールに向かい磯部商店で素敵な急須セットを買った模様。

5月7日
アダルトサイトでたかしょーのAVをアップロードしてるっぽいサムネイルをクリックしたらワンクリック詐欺的な動きをしたので慌ててウィルス・スキャン。たかしょーの魔力を感じた瞬間。映画「善き人のためのソナタ」を観る。東ドイツめんどくせーなぁ。西側文化の魅力に触れて職務を裏切ってしまう保安官の話なんだけど、鋼鉄のような意志の役人がピアノの一節で心変わりしちゃうストーリーには無理がある。社会主義なめんなよと言いたい。ラスト10分ぐらいで「7年後」「2年後」「さらに2年後」とかテロップ出すのも、なんだかうまくない。テロップ出さずに時間の経過を表現する方法を模索しないのかと。「Das Leben der Anderen」という原題は直訳すると「他人の生活」。邦題にも文句言いたくなる。定期的に聴きたくなるPAUL HAIG。たぶん生まれて初めて買った輸入盤が「RHYTHM OF LIFE」だった。堂山町の「オープンロード」って店。バー「ビノシュ」の斜向かいで今は美容室になっている。


5月8日
中日が首位に。女の子みたいな投げ方のバルデスが今季初登板で勝利。堂上が3安打6打点という珍しい日。でもどうせ週末には4位に戻っていることだろう。誰も買わないパジャマみたいな巨人のユニフォームは、あれでいいのだろうか。

5月9日
アマゾンでスカートの新譜「CALL」と武田玲奈の写真集「short」を購める。どちらもすごく良い素材なのに何か物足りない。

5月12日
新卒採用が佳境でよく働く。大阪人事部から定期的に応援に入ってくれる後輩たちと千で晩餐。新婚ハルカちゃんの美しい話に涙ぐむ。ハルカには幸せになる権利がある。

5月13日
ラブリーサマーちゃん「ラブリーミュージック」を購入。あからさまな相対性理論フォロワーなのだな。「私の好きなもの」が出色のキュートさ。よっしゃいくぞー。グリーンDAKARAのCMに徳原ありさ嬢が抜擢されていて驚愕。

5月14日
なにもしない土曜日。ほぼソファで過ごす。映画はプライムで「幸福の黄色いハンカチ」。桃井かおりが凄い。桃井かおりが自分に与えた影響の大きさを考える。桃井かおりに司られている無意識域があるように思う。読書は再び平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」。

5月15日
早朝ドライブで運転の練習。家の周囲3kmぐらいを三周するが、よく考えると左折しかしてないな。バックでの車体感覚が壊滅的で訓練が必要だ。映画は山田洋次続きで「遥かなる山の呼び声」。健さんってすぐカッとなって人を殺しちゃうんだなぁ。顔が良いだけで本当にダメな男だ。

5月18日
コンチャンに教えてもらったCharlie HiltonのCDをアマゾンで。ドリーミーなポップスで、Vashti BunyanとMelody's Echo Chamberの中間。素晴らしい。これは本当に2015年の録音なのか。プライムで映画「ノーカントリー」を観る。ひたすら不気味でストーリーは難解。突然エンドロールが現れて驚いた。2008年のアカデミー賞作品なのか。いつかもう一回観よう。

5月23日
朝から東別院にあるA大学付属工業高校へ。巨大でキレイなビルで県立高校とずいぶん雰囲気が違う。もはや昼は30℃近い夏日。イメージビデオの鬼・キングジョーから33枚のDVDが届く。

5月25日
栄三丁目のバリハイで内定者と社員の交流会を二晩続けて。出席率が異常に高く、ムードも良くて、例年にない好感触。まだ就活継続中の学生さんは多いので着地の値が読めない。おれの仕事は学生さん一人ひとりが幸せに就活を終えるためのサポートだと思っているが、もちろん本来の社命に向けてほんとに採用したい学生さんには個別対応しよう。

5月26日
営業部長として一年間名古屋にいたIという人が東京へ転勤するので錦三丁目のバーで送別会。着任当初からすこぶる評判が悪く、自分も何度か感情的になった相手。「この一年、迷惑をかけた。名古屋で結果が出せず、今回の転勤は左遷だと思ってる。おれはもうダメだ」というようなことを言うので、みんな「そのとおり」と思いつつ「部長からそんな言葉は聞きたくない」「これはチャンスですよ」「気持ち切り替えてください」などと言って励ましてあげた。おれはトイレに行くふりをして途中で帰った。

5月30日
小金井のライブハウスで、出演する女子大生がストーカーに刺された事件。その呼称が「アイドル」と報道されてしまったことにより「昨今のアイドルとファンの距離感」みたいなものが問題視される風潮に。豪さんが頻繁に苦言をツイートしている。そもそも「アイドル」とは地下はおろか地上にも存在しないはずだ。崇拝されるべき偶像たる「アイドル」は天空にのみ輝くものである。おニャン子クラブでさえ握手会なんてなかった。「会いに行けるアイドル」あたりから悪しきパラダイムシフトが深刻だ。「地下アイドル」なんていう概念は「自宅警備員」みたいなもので、意味が矛盾している。だから「地下アイドル代表」みたいな女性が書いた「世間の偏見と地下アイドルの覚悟」というレポートを読んだけど、そこになんの価値も感じなかった。

5月31日
朝、出勤途中にFBメッセンジャー。東京にいるとき最も信頼していた同僚ゆっこさんから結婚の報告。嬉しい。夜、思いがけず小沢健二のライブを観に行くことになりZEPP NAGOYA。「魔法的」というツアー・タイトルどおりマジカルな時間だった。饒舌に紡がれる歌詞はテキストが映写されて視覚的にも伝わる。濃密なアレンジのキャッチーでファンキーな新曲が7編。振付を踊ってみせたりして、ドリーミーな演出だった。HALCALIハルカちゃんのテルミンも効果的。アンコールで「みんなの顔がよく見える。六年も来なくてごめんなさい」と涙声になった小沢くんカワイイ。今後リリースされず今夜しか聴けなかったのだとすれば、この佳曲たちはまさに一瞬の魔法。「日常に戻ろう」という端的な言葉でそれを解いた彼の姿だけが記憶に残る。「その時、愛」という曲がいちばん良かった気がする。「川本真琴に譲ってもらったチケットでオザケンのコンサートに行った男」は後にも先にも自分だけだろう。

6月3日
休日出勤の振替休日。「いつも集金にきてくれる前田さんですか」という間違い電話で起こされた。なんの料金かしらんけど口座振替にしてほしい。夕方から金山でSくんとHさんに会う。名古屋ではちょっと顔の知られたモデル&タレントさんだ。二人ともルックスから輝くオーラが違う。8月に予定しているイベントの打ち合わせ。Hさんのキャラクターが強烈にキュートで、一瞬で「この人しかいない」と思った。

6月4日
転職フェアで休日出勤。ウインクあいちという建物は来場者の導線に対する構造上の欠陥があるのか、いつもイライラする。エレベーターの前で何分も待つのだ。低層階/高層階用のエレベーターの判別、停止階の表示が不明瞭で、毎日多くの人が困惑しているのだろうなぁ。エスカレーターは無いようなので「6Fまで非常階段で行こう」と思って歩き始めると1階上がるのに2回転する急な螺旋階段で目が回るというトラップ。転職フェアはキツい。長いこと人事やってるけど、そもそもフェア的な催しで中途採用した人が正社員として活躍した事例が記憶にないんだけど。やめようぜこれ。

6月5日
Fickle Friendsというイギリスのバンドが気になってネットショップ。CDを購めようとしたが、楽曲アレンジの懐かしさとは裏腹にmp3での販売というナウさ。7曲買う。

プライムで「ミーン・マシーン」という映画を観始めたが半分あたりで「この話の結末にぜんぜん興味がない」と判定を下し途中終了。引き続き「バッファロー'66」。こちらは最初から面白くて一気に観た。つまらない映画と面白い映画はなにが違うんだろう。「バッファロー'66」だってたいしたストーリーではない。ヴィンセント・ギャロが「刑務所で看守たちと囚人たちがサッカーで対戦する」という映画を撮ったら最後まで観れる気がする。8月のイベント告知用で、久しぶりにTumblrをいじりだすと止まらない。KKCLPに依頼しているフライヤーが出来たら拡散希望。
6月17日(金)シネマスコーレ<トーク>
7月23日(土)KDハポン<DJ>
8月13日(土)spazio rita<お目かけ女の子100>
飲み会とか観たいライブもいろいろあって、けっこう楽しみなsummer,2016
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by kamekitix | 2016-06-05 22:00 | Diary
4月1日
HILTON TOKYO ODAIBAの朝食は豪華。バイキングなのにウェイターさんが席までアテンドしてくれる。「コーヒーか紅茶を」と問われて「じゃーコーヒー」と言って、パンとか果物とか取りに行ってテーブルに戻ると、ピッチャーみたいなポットとオレンジジュースが置いてある。「コーヒーって言ったのにオレンジジュースやん。間違えてるやん」と思ったら、水が入ってるように見えた大きなポットの中身がコーヒーだった。ヒルトン朝からどんだけコーヒー淹れとるんや。恐ろしいわ。かっこいい外国人たちに紛れてセレブ気分を満喫。1Fの宴会場で入社式。この仕事、もう20回ぐらいやってる気がする。懇親会も楽しく終演。一昨日から48時間お台場を出ないと決めていたので、新橋でのスタッフ打ち上げを固辞し、ひとりテレコムセンターの大江戸温泉を初体験。韓国人観光客の集団に気圧される。カプセル空間「黒船キャビン」は快適。角部屋というか角カプセルで良かった。ヒルトンよりよく眠れた。

4月7日
人事部長和田さんの面接を終日。ランチは二人で栄三丁目のスギモト。会社の近くにこんな旨いすき焼の老舗があるとは。夜はいつもの堀蔵。和田さんにWみやちゃんをアテンド。実に良い娘たちで、楽しい夜だった。内定続々。来週以降の面談がかなりハード・スケジュールになりそう。

4月8日
30回目の佳桜忌。朝から支店長会議とやらの設営でバタバタ。和田さん終日面接。お疲れ様でした。

4月9日
中日は岩瀬が久々登板で感動の復活。来週から二週間イギリスへ旅行する妻は準備に忙しい。ぼくはソファでだらだらと「粘膜黙示録」を読む。映画は「ブラック・レイン」「百円の恋」。「ブラック・レイン」は阪急梅田界隈の風景が懐かしい。これ撮影されてたころ、ぼくは毎日のように32番街にいたはず。黒霧島を水割りでたくさん飲む。

4月13日
終日、内定者面談。5時間しゃべりっぱなし。中京大中京で野球をやってたという学生さんに「中京と大府の夏予選前の補欠試合泣けるよねえ、YouTubeで何度も観ちゃう」と話すと、彼はぼくがいつも見てる動画にメイン・アクトとして出演してた本人で、高校野球ネタで大いに盛り上がる。こういう脱線をするので話しすぎ、貧血起こしそうになる。奥さんが旅行中なので、夜も外食が続く。大好きな八龍で味噌ラーメン。

4月14日
会社を早めに切り上げてタクシーで今池へ。TOKUZOで浦朋恵&THE FUN BOY FIVE。浦さんの去年のアルバム「ナツメヤシの指」が好きで、キングジョーに連れられて浦さんのお店にも何度か行ってたが、ライブを観るのは初めて。想像以上にメロウで素敵な一時間。エマーソン北村さんの指使いが魔法みたい。最高。車で来てた磯部さんが家まで送ってくれた。夜はまだ寒い。磯部さんに感謝。

4月15日
内定者面談の日々。ジョーが激賞する漫画「コオリオニ」を探してナディアパークのジュンク堂に行くが売り切れ。巨大なBLコーナーに驚く。橘の天満屋でおろしうどん定食を食べて太田川に帰る。ダメ元で家のすぐ近くの三洋堂書店に寄ると「コオリオニ」上下巻が揃ってたので買う。熊本で大きな地震。避難してる人たちの映像を見ると、わが家も防災グッズを備えなければと思う。

4月16日
夕方から名駅へ。17時に平和園が開店するまでリオくんとロジウラのマタハリでレモンコーラ。ママさんにリップ・リグ&パニックTシャツを指摘される。満を持して平和園で麻婆飯。カオリさん合流してビール。シネマスコーレに戻って「ハマジムドキュメンタリー映画祭」岩淵弘樹編。「遭難フリーター」は撮影から10年経っているので政治的な問題提起の緊急性が薄れているように思えて、極めて文学的で、良い映画だなと思う。公開当時「溺死ジャーナル」に書いたレビューを読み直すと意地悪で酷いこと書いてるな、おれ。

派遣スタッフとして工場で働く日常をネガティヴに捉えている彼自身の「セルフ・ドキュメント」。個人的には全然興味ないテーマで、「あ、おれ関係ない」と思ってしまう。なぜ興味がないかというと、職業ってゆーものは属性のひとつにすぎないからだ。おれは他人の属性にあまり興味がない。「人物が面白いかどうかと属性は関係ない」というのがおれの持論だ。東京だろうが因島だろうが佐賀だろうが標津町だろうが面白いやつは面白いしつまらんやつはつまらん、と言うのと同じニュアンスで、雇用をテーマにした芸術表現自体に違和感がある。「便秘で困ってる」ぐらいの印象しかない。「”自分が便秘で困ってる姿”を一時間以上他人に見せること」に、おれはあまり意義を感じないのだ。と思いつつ、せっかく時間を割き情熱を込めて作られたものだから観ましたが、まず岩淵くんの「おれはこんなもんじゃない感」がどうにも不愉快だ。盲目的な「東京」への憧れも理解できない。彼の携帯の待受画面は東京タワーだ。正気かよ?! 気持ち悪い!! 全編を通じて、彼の「ミーハー感」が鼻につく。この作品をきっかけに業界人にコネクションを作りたいのではないかという感じが透けて見える。プロデューサーを指して「勝ち組」という言葉をチョイスした時点でセンスを疑う。岩淵くんにもエクスキューズはあるのだろうが、これがおれの正直な感想だ。「やっと入口に着いた」と言う元気なエンディング。曽我部恵一に楽曲使用許可をもらったときの彼の高揚感は想像に難くない。前半に登場するレコード会社に勤めているという元同級生の玄太くんに比べて、岩淵くんには決定的にサービス精神がない。自らの境遇を楽しめない人間に他人を楽しませることはできない。玄太くんならキヤノンの工場でもきっと生き生きと楽しんで働けるに違いないのだ。岩淵くんはその事実に気づいているだろうか。それに気づかねば「入口に立った」とは言えない。そんなことを考えさせられる映画でした。”誰に見せても「おまえは甘い」と叱咤される映画”なんて滅多にない。滅多にない物を作った岩淵くんは偉大だ。   

「サマーセール」はインディーズ時代の大森靖子に密着したドキュメント。圧倒的にキュートでポップ。冒頭の一曲で「あぁ、やっぱり天才だったんだな」と改めて思う。2本上映後、岩淵監督とトーク・タイム。観客の方から岩淵監督に「大森さんと付き合ってたんですか」という直球な質問。あまり会話が広がりませんでしたが、温かくて楽しい時間でした。みなさんありがとうございます。最後に「モッシュピット(プロローグ版)」。これはこのままの方向性で完成させるとかなり酷評を浴びそうな問題作。面白いバンドを撮りたいなら、もっと、こう、世に問うべきユニットが他にたくさんあるだろう。リンダ3世とか、シスターポールとか、ドキュメンタリー見たいわー。「モッシュピット」には「なぜこの三組を多くのひとに見せるのか」という必然性が欠落している。それゆえに免れない「内輪受け」の誹りを超えるほど感情移入できるチャーミングな登場人物もいない。致命的だ。懐かしいエレ・ポップぽいシンセの音色は嫌いじゃないけど、どれも薄っぺらいメロディの、ダシの効いてないスープみたいな曲ばかりだ。まだ編集中という完成作は、思い切り楽曲に寄ったMVにするべきか、あるいはイベントに通いつめているファンの視点を強調するか。
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4月17日
ビシエドのサヨナラホームランで阪神を3タテ。中日が意外と強い。ビシエドのスイングは速すぎてスロー再生でも堂上ぐらいの振りに見える。夜は義母の差し入れ料理をアテに焼酎。二年ぶりに再開した安田謙一さんのラジオ「夜のピンチヒッター」の開幕戦を聞いて、METAFIVEがかっこよくて、iTunesで9曲購入。すげー! 好きだ!

4月19日
内定者面談の日々。去年より感触が良いが、みんな入社するのだろうか。大阪からの応援二人と若手営業たちで矢場町の味仙。みやちゃんの恋バナを長々といじる。20代前半の恋は初々しくて可愛い。自転車と名鉄で夜中に帰宅。まだまだ寒い。4月は冬だ。味仙はすごく美味しいが長居すると臭くなるね。コートが中華料理の匂い。イギリスにいる奥さんと連夜のFaceTime。異国でひとりスコーンを食べ歩きしているご様子。ロンドンのスタジアムでMUSEのコンサートを見たり、郊外の町へミュージカルを見に行ったり。奥さんが元気なので嬉しい。北村早樹子さんからメッセージ。高蔵寺と鶴舞でのライブの案内、どちらも行けなくて申し訳ない。

4月22日
妻がヘルシンキ経由でロンドンから帰国。とんでもない量の陶器やお菓子を背負ってきた。二週間ぶりに会って、やっぱりこの人がいちばんキレイで可愛いなぁと思う。当然。

4月23日
大阪市の西成郵便局前、ジョー・ハウスで餃子パーティー。ジョー・カイちゃん・ミオナさんでスーパー玉出に買い出しに行くと磯部さんfrom半田も同じ目的でカゴを抱えており爆笑。乾ちゃん・アイちゃん来訪。ミオナさん仕切りの餃子、ゴーヤのスパム炒め、乾ちゃん持参のキムチ。どれも旨い。アイちゃんのツンデレぶりにやられまくる。このパーティーはきっと定期的に開催されることだろう。ジョーのPC音響を修繕できず、悔しい。なんでや。終電で千里の実家へ帰還。雨。カップのコンビニ焼酎を飲んで眠る。

4月24日
快晴。昼過ぎに愛知県の自宅に戻り、やや時差ボケの妻と昼寝。ソファに横になって野球中継を見る幸せ。ビシエドが漫画みたいな逆転満塁ホームランを打って痛快。アマゾン・プライムにジャコ・パストリアスのアルバムが複数入荷。キチガイだなぁ。

4月27日
午前中からいつものメンタル・クリニックでおくすりを買い、パルコのタケオキクチで夏のパンツ。ラシックのリンツでアイスチョコドリンクをテイクアウト。やばい。仕事中だった。夕方、久しぶりにM工業高校の進路指導室へ。何年か前にこの駅の階段で美しい女子高生パンチラを目撃して以来、おれにとって本星崎駅は永遠のパンチラ・スポットとして記憶されている。会社に戻るとアマゾンからブライアン・イーノの新譜「THE SHIP」が届いていた。オフィスと自宅の区別がない。

4月29日
7連休のゴールデンウイークがスタート。コンチャンおすすめ辻林美穂のアルバム「Clarte」を聴く。櫛引彩香を思い出して「mush☆room」を久しぶりに引っ張り出す。1999年の冨田恵一の底力を再認識。1999といえばプリンスが先週亡くなった。映画「パッション」を観る。キリストの最後の12時間を描いた作品。基本的に血まみれ。拷問シーンばっかりで大した演技じゃないなー。だいたい痛がってるだけだ。特殊メイクは凄い。あとスローモーション多用しすぎ。映画制作についてまったく門外漢ですが一人の観客として個人的に言わせてもらえば「自分の好きな映画はスローモーションを使わない。使っても最も効果的な場面で一回だけ」。二回以上スローモーションある映画は萎える。スローにしたらドラマチックでエモーショナルに見えるに決まってるやん。わかりきってることをやっちゃう演出には野心を感じない。この持論に則り「ノラ・ジョーンズのヒット曲をボサノバ調にアレンジして歌ったらお洒落に決まってるやん」という原田知世批判も併せて記しておく。今日のおれは調子が良い。安田さんのラジオでリクエスト読まれたから嬉しい。読書は海猫沢めろん「ニコニコ時給800円」。

4月30日
ジョーが貸してくれた井上雅彦監修のオムニバス文庫「怪物團」を読む。一発目の飛鳥部勝則「洞窟」の精緻な描写に感嘆。グロテスクで美しい文体にため息。昨日の安田さんのラジオのオンエア・リストをブログに書かれている方がいて、ハルカリについて思い返し、ネット検索。ユカリちゃんは結婚してケータリングをしているようだ彼女たちにインタビューをしたのは2004年の4月で、12年前か。ふたりはまだ高校生だったっけ。とてもチャーミングな人たちだった。元気そうで嬉しい。









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by kamekitix | 2016-05-01 06:30 | Diary
1月1日
アマゾン・プライムで映画をたくさん観る。PCとスピーカーをリビングに持ち出し、ソファで妻と並んで座る幸せな休暇。「最強のふたり」「アメリカン・ビューティー」「ミッション・インポシブル」「クリスマス・キャロル」など。ストーリーを記憶する海馬が生まれつき欠損しているので何度観ても楽しめる私。

1月11日
デヴィッド・ボウイの訃報に衝撃。

1月14日
SMAP解散報道に衝撃。

1月15日
転職フェアで名駅のプライムセントラルビルに半日。「栄でエステティシャンをやっている」という人がいて、音楽制作や音響にも詳しくて、技術職で採用できるレベルなのだが、性別がわからない。一見すると長身の美女だが、どうやら男性のようだ。頼みもしないのに免許証を見せてくれる。写真は完全に女性で、モデルみたいに可愛い。名前も女性っぽい。でも話すと男性。興味深い。

1月16日
朝から大須の吉野家で牛丼食べて気合の休日出勤。支社長室撤去とドア交換工事。無事終了。新しいレイアウト、自分のデスクの居心地が良すぎる。

1月19日
四日市の貸会議室で確定拠出年金制度導入について説明会。三重県の社員のみなさん久しぶり。平日の四日市駅前は閑散としている。とりあえず入った中華料理屋の麻婆丼が美味。

1月20日
振休。大阪で宴会を予定していたが、雪が降っていたので早々に中止を決断、すべてをキャンセル。終日家で猫とゴロゴロ。

1月24日
屋根裏を整理してたら1998-2000年あたりの手紙やFAXが大量に出てきて、妻が初めてくれた手紙や熱烈なメモなどを押収。なぜこんな麗しい人がおれみたいないつも下痢してるハナクソみたいな腐れ外道を愛し続けてくれるのだろうか。17年前から続く奇跡を思い、落涙。

1月30日
外出せず。妻に調髪してもらう。幸せ。映画は「舟を編む」。

2月5日
振休で大阪へ。東住吉区役所。駒川中野の商店街でうどん。夜、梅田のわだ家で鍋。ミック・ジョー・塩ちゃん・アサヒラさん。肉よりうどんが旨い和田アキ子の店。

2月6日
愛知の家に戻ってまったり。毎日チャットしてる横浜のコンチャンが教えてくれた映画「ファニーゲーム」がめちゃ面白い。

2月7日
アサヒラさんが教えてくれた映画「幻の湖」がめちゃ面白い。最高。

2月13日
シネマスコーレで映画「ハッピーアワー」。5時間を超える大作だが、まったく飽きず引き込まれた。ドキュメントとフィクションを往復する、虚実の臨界。ドリーミーでリアル。バスに乗り込んできた滝野さん。普通&異常&普通。生涯レベルでフェイバリットな「Keiko」以来の衝撃。

2月14日
FireTVという端末を購入し、本格的なアマゾン廃人への道をゆく。「死霊のはらわた」のアレクサンドラ・ダダリオ。「苦役列車」の前田敦子。どちらもキュート。名鉄ミューズカードの広告が一新。佐藤ありさを起用した女神路線から一転してチームしゃちほこの秋本帆華がコミカルに踊るキュートなテレビCMを大量オンエアしている。秋本帆華はファースト・インパクトでガツンとくる正統派のアイドルだ。ファニーな相貌は小さく、手足が長い。「元カノに似ている」と思わせるような、どこか懐かしいオーラがある。これは鍛錬を積んで得られるものではないだろう。「アイドル」と呼ばれる女の子は掃いて捨てるほどいるが、おれの基準は秋本帆華。秋本帆華レベルで初めてアイドルと呼んでよい。秋本帆華未満はただの可愛い女の子にすぎず、アイドルではない。

2月15日
去年からコンチャンと温めていた「TOKYO IDOL FESTIVAL 1988」という架空イベントのタイムテーブルをTwitterに投下。あっという間に拡散して700RT。こういうのを「バズる」と言うらしい。

2月19日
タケオキクチで春のコートを新調。映画は「ファーゴ」。

2月21日
iTunesでデヴィッド・ボウイ「Blackstar」と水曜日のカンパネラ「ジパング」購入。コンチャンおすすめのテレビドラマ「それでも、生きてゆく」を動画サイトで観て泣く。主演は満島ひかりと瑛太。「Blackstar」素晴らしい。最後の曲のイントロがクロスフェードしてくるところ、泣ける。

2月24日
シネマスコーレの「劇場版501」に招待していただく。面白かった。松尾さん、雅さんと立ち話。いつもながら、こういう時間が貴重かつ至福。

2月27日
朝から大阪へ。キングジョーの引越祝いパーティー。磯部さんfrom常滑&ジョー・ガールズで大いに盛り上がる。これぞホーム・パーティー。ジョーの新居が実に快適で、今後大阪での飲み会はすべてこの部屋で行うこととする。

2月28日
千里の実家に荷物を置いて、新世界、大国町。夜はmtvBAND。圧巻のベアーズ・クオリティ。西成の難波屋で打ち上げ。久下さん絶好調。岩淵くん植松くんヤバ酎にやられたっぽい。ゆいちゃん久しぶり。Y氏もお元気そう。ビビちゃん可愛い。京都みなみ会館の美女と束の間深夜徘徊。

2月29日
ホテルセレーネ中央はJR環状線沿いで、今朝は特に電車がうるさい。寝不足。ニュープリンスで豊田、岩淵とモーニング。東京へ帰るmtvBANDを乗せたハマジム・カーをお見送り。千里に戻って荷物を持ち、名古屋へ帰る。義母の海鮮丼と柘榴酒で酔う。四年に一度の結婚記念日。四度目なので16年経った。

3月5日
終日ポートメッセなごやで新卒採用合同企業説明会。ちょっとしたフェス。体力の低下を痛感。人事部の若手が頼もしい。

3月6日
完全なるOFF。映画「フランシス・ハ」「グエムル」「グッバイ、レーニン」。

3月7日
ランチでよく行く喫茶店マホガニーが来週末で閉店とのこと。ママさんに訊くと38年営業していたらしい。大好きな店だったので残念だ。転落事故で足首の靭帯を痛めて三ヵ月。ようやくまともに歩けるようになってきた。夜は家で珍しく芋焼酎。

3月10日
技術のHさんが「昨日修理に行ったエステサロンでスタッフの人が『御社の松本さんによろしく』って言ってたよ」。転職フェアで会った性別不詳の人だ。男性か女性かわかんない人でしょ、と訊くと「イイ匂いで色っぽくてドキドキした。でも話すとオッサンなんだよね。松本さん守備範囲広いなーと思って」。「付き合ってないですから」と言って爆笑。

3月11日
寝ている間に勝手にWindows10がインストールされていて迷惑。Officeのソフトが開かないので、今後はすべてクラウド上での作業とする。昼に栄のオニツカで通勤用の黒いスニーカーをもう一足注文。読書はジョーに借りた文庫「うなぎ鬼」。

3月12日
昼から東京。渋谷メッツにチェックインしたあと、中野でコンチャンと遠藤くん。吉野家で昼ビール。ブロードウェイのCD店「メカノ」は自分のために営業されているかのようなジャストな品揃えで一日中いたい。アナログでしか持ってないRIP RIG & PANIC「I AM COLD」のCDとジャケ画をプリントしたTシャツをセットで買う。タコシェで「ゴミ」2号。2Fのジンガロスペースでトークショー「お目かけ女の子100」に参戦。今回で四回目。なかなかの盛り上がり。いつもの感じでそこそこウケた。断腸の思いで打ち上げ出席を辞し、渋谷へ移動してnestへ。mtvBAND+直枝さん+スカートのライブの打ち上げ。直枝さんにご無沙汰のお詫び。スカートのマネージャーと化している知華ちゃんとまったり。宇波さんとさゆにゃんの未来について語る。定員オーバーのスカート号を見送り、MTと2時までロイホ。水曜日のカンパネラのある曲の一節について熱く語り合う。渋谷駅が大規模工事中で迂回に次ぐ迂回。やや迷子になりながら3時前にメッツに帰還。楽しい夜だった。

3月13日
昼、名古屋に戻る。夜、コンチャンに教えてもらった映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。セックス、ドラッグ&証券。痛快な展開で最高。ディカプリオ可愛い。

3月16日
珍しく呑みに誘った相手は昨秋から着任してる営業部長。明るくて楽しいけど、飲めば飲むほど自己主張が空回りして、他人の言うことを聞かなくなっていくタイプ。浅い。きみは自分が思ってるほど面白くないよ、まだ若いなぁ。大阪の人事部2名合流。

3月17日
新卒採用説明会。大阪2名の協力に頭が上がらない。異常に高い出席率で手応えを感じる。夜は3人でガルーバ。毎年恒例だが、一年でいちばん笑う夜。おなかいたい。読書は夢枕獏「怪男児」。

3月20日
連休で混み合う名古屋駅のマリオットのロビーラウンジで横浜から来た姉と密談。お見合いカップルに挟まれてどぎつい相続ワードを連発。夜は家で映画「HOUSE」「グッドフェローズ」。コンチャンとやりとりしていてQlairのCDをコンプリートしていないことに気づき、アマゾンで「サンクチュアリ」と「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ Qlair Archives」を買う。Windows10がウザイので8にダウングレード。

3月21日
センバツが始まってウキウキ。去年の今ごろは精神状態が酷かった。今年は今のところ大丈夫。おれの神経は経団連「採用選考に関する指針」に支配されているのかもしれない。Twitterでエゴサーチしていて1998年の「スタジオ・ボイス」を出品しているオークション・サイトを見つけた。「グラム降臨」という特集で、この号に載ったおれの記事を読んだ東海市の美容師さんがファンレターをくれたのが、おれと妻との出会い。この号の表紙がデヴィッド・ボウイでなかったら、おれと妻は出会っていなかった。改めてボウイに感謝。

3月25日
連日学生さんの対応。盛況ではあるが慎重に接し、良い人をたくさん採用しよう。夏に矢場町のspazio ritaで「お目かけ女の子100」をやろまい。プロ野球が開幕。中日はいきなりビシエドと周平が爆発。夜は株のことを奥さんと研究。

3月28日
大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」とLotusのリミックス盤「COPY PASTE REPEAT」を買う。はたらくおっさんが生み出す経済力でポップスが成立していることを想像できる大森さんは強い。ギャング気取りのヒップホップ・チンピラなど足下にも及ばぬ攻撃力と包容力に圧倒される。ヘアカット100「ペリカン・ウエスト」をCDで持っていないことに気づき、アマゾンに駆け込む。

3月31日
金山から会社までタクシーで出勤。ラジオCMはたいていうすら寒いが今朝聞いた全労済のCMには感心した。リンクを貼ろう夕方からお台場。ばばかよがキャッチボールをしたいと言っていたので湾岸の広場でつきあう。ex-スタジオ・ボイス佐藤英子さん。その親友で女優の小林麻子さん。白熱するキャッチボールの模様はこちらでも。リンクを貼っておこうなんとかシティのモンスーンカフェでキャッチボール打ち上げ。お姉さんたちの鮮烈なトークは「こじらせ女子」の概念を遥か凌駕した「哺乳類をこじらせて」の域。宿泊はヒルトンで47,000円のスーペリアデラックスルーム。浴室だけでアパホテル一室分ぐらいありそうな広い部屋で一人、飴村行「爛れた闇」を読む。粘膜シリーズのほうが好きだ。




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by kamekitix | 2016-04-03 23:02 | Diary
12月10日
足が痛くて会社を二日休み、昨日からようやく出社。大阪出張はキャンセル。松葉杖での移動は全身運動だ。バタフライで泳いでいるような感じで疲れたので、今日は杖を片方だけにする。負傷している足を少し床に着けてしまうが仕方ない。松葉杖二本で歩くと足以外の部分もあちこち負傷してしまいそうなのだ。もし雨に降られたらもうお手上げだろう。松葉杖、めんどくさい。でも自業自得なので仕方ない。夜はアマゾン・プライムで「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザー2」。マーロン・ブランドがかっこいい。アル・パチーノの情けない感じはあらゆる二代目社長の悲哀に通じる。救いようのないエンディングだなぁ。若きゴッドファーザーを演じるロバート・デ・ニーロがクール。

12月12日
母の四十九日法要で三重県亀山市の寺へ。暖かくて好天。ほんとうは前日から大阪に行って千里の実家と亀山を往復する予定だったが、足のケガで荷物を運ぶことができないため、その役を姉に代わってもらい、申し訳ない。帰りはJR快速で名古屋まで甥と二人で。来シーズン、ナゴヤドームで中日×DeNA戦を観る約束をして別れる。夜になって、足が痛む。

12月15日
週が明けて会社へ。がんばって二日出社したが、片松葉杖でウロウロしたのが良くなかったのか、足がひどく痛む。ロキソニンを飲むが効かず、夜も痛みで目が覚めてしまう。カンパニー松尾さんに誘っていただいていた14日TOKUZOでのHMJM上映イベント「どついたるねんファッカーズ」も欠席で、申し訳ない。これはほんとうにただの捻挫なのだろうか。

12月16日
前日に予約して、朝から名古屋市南区の総合病院へ。いわゆるセカンド・オピニオン。東海市の個人の整形外科とはオペレーションがずいぶん違う。受付に女の子が三人並んでいて、みんな可愛い。対応してくれた美少女の名札をチェックしてすぐにFacebook検索。今春専門学校を出たばかりだから二十歳か。診察してくれた整形外科の先生も30才ぐらいに見える元気な女性でハキハキと的確にアドバイスしてくれる。前後左右の動きをきちんと固定するサポーターを購入。なによりCTを撮って骨に異常がないことを確認できて安心した。正しくは「左前距腓靭帯損傷」。結局、東海市の町医者が充分に固定してくれなかったから回復が遅れたのではないか。会社は四日間のスケジュールをすべて白紙にして有休。家でずっと「ハマジム・ザ・ワールド」の原稿を書いている。くだらないが、自分では面白くて仕方なくて、書くのが止まらない。

12月26日
会社休みまくり。妻とワインを飲みながらアマゾン・プライムで映画をたくさん見ている。「鑑定士と顔のない依頼人」が面白かった。足はずいぶん良くなって、痛くて眠れないということはなくなったけど、まだサポーターで固定中。最初からだいどうクリニックに行けばよかったなあ。アマゾン・プライムで知ったLotusというバンドが気持ち良くてアルバムをたくさん登録。ポスト・ロックがジャズを目指す過程でエレクトロニカとレゲエの要素が混じったような真のフュージョン。ボアダムズ『ワウツー』、櫛引彩香『恋する運命』、三輪二郎『Ⅲ』、Boris with Merzbow『Rock Dream』、KISSの75年のライブ、『Pillows & Prayers』とか。要するにめっちゃ好きなテイストの中古盤屋を見つけたような気分。アマゾン・プライム廃人になりつつある。読書は平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」。キンコメ高橋氏が女子高生の制服をたくさん盗んでいたことが発覚し逮捕。キンコメ大好きだし、なんとなくルックスや性向に他人とは思えない親しみを感じていた芸人さんなのでショックだ。今年も偉大な先人たちが鬼籍に入られた。水木しげる、野坂昭如、北の湖、加藤治子、原節子、桂米朝、松谷みよ子、鮎川悦子a.k.aシーナ、宮尾登美子といった偉人たちが母と同じ年に亡くなったことを覚えておこう。来年はもう誰も死なないように。誰もケガや病気をしないように祈る。

12月28日
再び片松葉で出勤。会議をふたつ。定時退勤でタクシーでハポンに向かうがテレビ会議で使ったパソコンを片付けてないことに気づいて同僚にお詫びLINE。それぐらい急いで「つぶろっく」へ。18:30に到着。DJ担当だが今夜はほんと何も考えずiTunesの中にあるものをVirtual DJ8で流すばかり。出演バンドがどれも面白くて最前列で堪能。THE PYRAMIDが一瞬で1970年に吹き飛ばされるようなプログレぶりで最高にかっこよかった。かつてどこかで観ているはずだが忘れている。ホームページを拝見すると金山のブラジルコーヒーの人なのだな。最後に登場したわたなべよしくにも凄く良かった。女の子みたいなハイトーンでギター弾き語り。歌いたいという気持ちが溢れ出していて、神々しいほどに美しい。ライブとは純粋な情熱を目の当たりにすることだ、と思う。磯部さんと名鉄特急で帰宅。リュック持ってくれたり、特急の指定券買ってくれたり、ほんとに優しくてありがたい。安田謙一さんの『神戸、書いてどうなるのか』を読了するのがもったいなくて2ページずつゆっくり読んでいる。おれはまだまだ名古屋を知らない。いつか安田さんみたいに名古屋について書けるといいな。

12月29日
昼の新幹線で東京へ。ホテルメッツ渋谷にチェックインして休憩。片松葉で渋谷の雑踏に突入。工事してて歩道橋の昇降がけっこうキツい。でもみんな道を空けてくれるから杖は良いね。道玄坂下の喫茶店で仁田さんと待ち合わせ。いろんな近況を聞いて、廣川さんと三人でクアトロへ。豊田道倫のライブ。エレベーターでいきなりJAN相見さんに会う。受付でHEADZ荻原さん。このブログの空間現代の記述について詫びる。いつかきちんと空間現代のライブを観たい。今夜は久しぶりの方たちにたくさん会えて嬉しい。タートル今田さんとは6年前の「春一番」以来。開演時にはかなり盛況。あとで荻原さんに聞くと半数近いファンが新譜を買って帰ったらしく大成功。西光祐輔が仕切る撮影エリアに入れてもらって皇族みたいなポジションに座って観覧。松葉杖効果である。一曲目「悪い夏」で久下さんのドラムがいきなり暴走したが、そこはもう海千山千の猛者が集うキチガイ集団mtvBAND。荒業連発のめくるめく轟音ポップ。名古屋の真弓さんが仕込んだ照明オペレーションも文字通り激熱。弾き語りパートで久々に聴いた「町の男」の情景と美メロに感服。3時間に及ぶ素晴らしいコンサートだった。単純にこれだけの数のメロディを紡ぎ、20年歌い続けてきたという実績に興奮する。それを求めて若い客が増えていることも喜ばしい。隣のビルの居酒屋で打ち上げ。途中でMARKが来たものの、それ以外は見事に男性ばかり。大橋仁のキュートな毒舌と、宇波さんが意外なものにハマっている話が面白かった。また大阪でゆっくりお話ししたい。3時過ぎに店を出ると地下へ続く階段の、死角とは言えない踊り場に若いカップルがいて、女の子がスカートをまくりあげている。どうやらパンティを穿き直しているようだ。びっくりして目をそらすと、臆せず見続けていたヨシノビズムが「松本さん!ベロチューしてる!」と教えてくれる。再び上から覗くと、どうやら情事の後のキスのようで、そのあと立ち上がって去った。あと10分早く店を出ていたらファック真っ最中を目撃したかもしれない。サイボーグの渋谷、冬。

12月30日
メッツをチェックアウトして銀座線で浅草へ。どら焼きの「亀十」の行列が凄くて昨夜のクアトロより混雑している。10月に死んだ母親が浅草生まれで生前よく「私が死んだら言問橋から隅田川に骨を撒いとくれ」と言っていたので、それをしに来た。母親は昭和3年生まれ。東京大空襲で隅田川の水面が死体で埋め尽くされた光景を見ている。風も弱く、年末と思えないほどの陽気で快晴。散骨日和。約束どおり橋の上から美しい川面に砕いた遺骨を撒く。おれは親不孝な息子だったが今日は少しだけ格好をつけさせてもらったぜ。帯同して写真を撮ってくれた西光祐輔と仲見世デート。妻へのお土産に「木村家」の人形焼と「助六」で木彫りの鶴亀を買う。西光くんが連れて行ってくれた洋食の老舗「ヨシカミ」のオムライスが旨かった。今度はコロッケとかシチューとか食べたい。「ぱいち」も行きたい。浅草、また平日にふらっと来よう。浅草線で品川へ。17時の新幹線で名古屋へ戻った。
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by kamekitix | 2015-12-31 23:59 | Diary
10月25日
朝、千里中央の老人ホームからの電話で起こされる。入居している母が心肺停止で間もなく医師が来て死亡を確認するとのこと。午前8時14分、実母松本不二子逝去。面会のため千里の実家に泊まっていた姉が前夜「高熱が出て意識低下してる」とLINEしてきて「それって危篤ってこと?」と返信すると「長くはないかも。でも今日明日の話じゃない」という旨のレスだったのでのんびり寝てた。おれとは正反対の、竹を割ったような気性で介護福祉士の資格を持ち鋭いジャッジと迅速な行動力を誇る姉が珍しく状況判断を誤ったようだ。満88才の大往生。死因は老衰。病気もせず苦しまず、老人ホームのベッドで亡くなったのは家族としてはありがたいケースだろう。前夜の姉の予測さえ裏切って素早くスッとあの世へいった母の身のこなしに感謝する。午前中に新幹線に乗りLINEで葬儀社手配をしながら千里へ。老人ホームから遺体とともに千里会館に移動。葬儀打ち合わせを2時間。姉は一旦横浜へ戻り、おれは千里の実家で眠る。今年はほんと葬式が多い。いつも義父から借りているのでそろそろ自分の数珠を買おう。

10月26日
「高部あい容疑者」という字面のギャップ、破壊力高い。高部知子なら違和感ないけど。何が起こるかわからないなあ、芸能界って怖い。母の遺影に使う写真をホームから千里会館へ持参。担当営業が人懐っこいよく話す男で憎めない。「新卒のときUSEN受けて落ちました」などと余計なことを言っている。夜、横浜から姉の家族がやってきて千里セルシーの屋上の居酒屋で会食。義兄に会うのは15年ぶり。よく呑み、よく話す人たちで実に楽しい。一家は千里会館の、ホテルのスイートルームのような豪奢な遺族用控室に宿泊。おれは今夜も千里の実家。

10月27日
朝9時から葬儀。妻が新幹線でやって来た。参列者は姉の家族四人とおれと妻の六人。他の親族は参列せず、葬儀社に依頼して供花も電話受付の時点で拒否するという排他的な態度を徹底したのは故人の遺志による。亡骸を焼いている間にタクシーで千里中央へ移動してみんなで昼食。妻の挙動は常に的確かつ清楚だ。火葬場から斎場に戻って初七日法要を前倒しで。坊主への支払だけで25万。ええ商売やのう。骨壺と遺影を抱いた姉とおれは老人ホームの部屋の片づけがあるので大阪に残り、義兄・甥たち・妻は新大阪からそれぞれ帰宅。その新幹線の中でも妻の気遣いが絶妙だったらしく、姉が「何故あんたみたいなヘンな男にあんな素敵な奥さんがいるのか」ということを何度も言う。夕方までホームの居室を整理。夜は姉と二人で実家で晩酌。6才離れた姉とサシで呑むのは生まれて初めてかもしれない。母の四十九日が、28年前に死んだ父の命日にあたり、そのロマンチックな巡り合わせに姉は「そういうことか」などと言って感激した様子。おれは「そういうこと」にはあまり共感しない性質だが「確率としては1/365にすぎない」などと野暮を言うのは止しておいた。
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10月28日
母が晩年の10年を過ごした特別養護老人ホームの居室を正式に解約し、明け渡し。思えばおれの親不孝をすべて受け入れてくれた施設であり、最大限の感謝に堪えない。母の介護に関わったすべての職員の皆さんに感謝。特に平井さんというまだ20才ぐらいに見える長身の美女が実にキュートでまた会いたい。姉は横浜へ戻り、おれはキングジョーと梅田東通りで夕食。のぶちゃん、ビノシュ。また山のように本を貸してくれた。有り難いが、重い。

10月29日
ゆっくり起きて千里中央の市役所へ。各種社会保険の喪失手続を完了。未払の年金が二種類あるらしく、これをおれの名義で受け取るのが結構面倒臭そう。しかし今回の滞在はすべての用事が千里中央と桃山台で完結して、豊中市は便利だね。久しぶりによく働いた。神経は脆弱だが、意外と頑健な肉体に産んでくれた亡母に改めて感謝。正午の新幹線で名古屋に戻り、四日ぶりにわが家に帰還。

11月5日
会社のすぐ前のコメダ。突発性難聴で休職中のK君とコーヒー。本人は復職する気満々だが診断書の内容がNGでもう一か月休職を延長。しかし特筆すべきはこのコメダに勤務するウエイトレスの美しさである。スラリとしたプロポーションで実にきれいな顔をしている。左利きらしく、左手でグラスを置いているのも萌える。制服のポロシャツが身体に密着しており、胸がペタンと平たくて、ほとんど乳房がないのがまた可愛い。この子のイメージビデオどこかで売ってないだろうか。あったら定価で買う。読書はジョーが貸してくれた友成純一「獣儀式」。ひたすらグロテスクを極めたホラー小説。肉でできた人柱の描写が強烈で夢に出てきそう。

11月7日
飴村行「粘膜兄弟」が面白くて、500ページほどの文庫だがほとんど一日で読んでしまった。読むの遅いおれにとっては記録的な高速。愛する人たちが死にまくる友成純一を読んだ後なのでむしろハッピーな読後感。終盤出てくるキーパーソン(爬虫人)の名前が「亀吉」で大いにシンパシー。

11月12日
昼から東京。ランチは渋谷東交番近くのチリチリでカレー。歩いて青山まで。社長室での撮影立ち合いなど有意義な時間を過ごす。珍しく働いたわ。懐かしい顔が多くて楽しい。夜は渋谷。智子さんとラーメン凪、ワイン酒場で夜半まで。大好きなホテルメッツ。

11月13日
新卒一年生の研修・面談と、2017新卒採用ツールの取材。道玄坂の会議室と道玄坂登り切ったところにある自社ビルで並行。渋谷でも懐かしい人たちにたくさん会う。夜は恵比寿のKITSUNEで一年生懇親会。人事課長が締めの挨拶してるのに後ろの席でギャーギャー騒いでるやつらにキレる。経費で飲む宴会で学生ノリの社員は許せない。とはいえ二回りも年下の子たちだからなあ......。2004年入社の人事課長に「拓也さんがキレるの見たのは自分の入社式以来です」と言われる。11年半ぶりに怒鳴った。そのまま深夜までKITSUNEで打ち上げ。夜は快適なホテルメッツ。今回の出張のスケジューリングは完璧。素晴らしい人事部。

11月20日
有休をとって朝から妻の運転で亀山の寺へ。来月の納骨を前に墓の砂利などを整えたいという妻の発案だ。こんなアイディア、一生かけてもおれには出てこない。亀山のサービスエリアで伊勢うどんとソフトクリーム。昼には東海市に戻り、市役所と年金事務所で亡母の年金についての手続。しかし、まだ銀行の手続を何もしていない。何をどうしていいかわかってないので来月大阪で信託銀行に相談してみよう。夜は妻が買ったブロックスというボードゲームで遊ぶ。ルールは単純。定石を見出したり、相手の手を読んだり、という駆け引きはまだできていないが、微妙に頭を使うようで、刺激が心地よくて面白い。間違っていつの間にか入会してしまっていたアマゾン・プライム。ストリーミングのコンテンツが面白くて大いにハマる。映画は「旅の重さ」「冬の華」など70年代の邦画を観た。音楽も充実していて、これiPhoneで聴けるからiTunes要らないんじゃないか。だってSteely DanもDorianもSpyro Gyraも全アルバム聴けてしまう。勤務先の自社製品と思い切り競合するが、これで年会費3,900円は決して高くない気がする。

11月25日
ぴあ関西支社の和久田善彦さんが編集された安田謙一さんの新刊「神戸、書いてどうなるのか」を送ってくれた。安田さんにもさっそく感想メール。この日記とは別にブログで感想を書こう。会社で突然名古屋支店長の本社異動が発表されてフロアに衝撃が走る。今年の一月に東京から転勤してきたばかりの若くてかっこいい青年で、クールに見えるが心根は熱く、一年足らずで部下たちのハートをがっちりつかんでいた。部下を守るために上司とケンカできる人。上司の顔色ばかりをうかがうひとが多い中で稀有な人材だが、こういうひとに限って出世しちゃうんだよねえ。

11月27日
TOKUZOで「カンパニー松尾の世界」。山口雅さん主催のシリーズ・イベントで、今回は海外モノという括りで「TANGO」(2012)と「YOGA」(2008)の上映。どちらも紀行ドキュメントとして秀逸で、特にアルゼンチンで撮影された「TANGO」は松尾さんの片想い、思い込み、そういうのひっくるめた「子供っぽいおとなの純情」みたいなものが炸裂していて、超面白くて、泣ける。「YOGA」は対照的にドライな求道者のすれ違いが描かれていて、この二本のセレクトは絶妙だった。上映後に松尾監督とふたりでトーク。いつにも増して挑発的な物言いになってしまい失礼だったと反省。でも松尾さんの、いまだに整理のつかない、渾然としていて複雑な、こじらせちゃってる男の本音をステージで引き出すことができて良かったかと。雅さんは逆に「笑えるTANGO、泣けるYOGA」と言われていて、女心はわからないものだ。

12月4日
栄五丁目の吉野家で牛丼を食べてから鶴舞のKDハポンへサイクリング。大好きな冷牟田敬のライブ。ソロ演奏を観るのは初めて。轟音エレキギター弾き語り。エフェクター、サンプラー、リズムマシーン。すごく良かった。でも短すぎる。冷牟田くんだけで二時間は見たい。MCが冴えていて「この曲はやらなくていいんだけど」とか、最前列のお客さんに「こんな近くにいるのに大きな音出してすみません」と言ったり、準備に手間取ってウロウロしながら「ウロウロしてますね」、アンコールに応えて再び登場するなり「ほんとにこんな音楽好きですか?」など爆笑トーク連発。昆虫キッズではあまりの無口さに留学生と間違われていた寡黙な冷牟田くんがよく喋る。何度も書くけど三年前に死んだ弓場宗治が目指してたショーはこれだったのではないかと思った。ドゥルッティ・コラムとシューゲイザー。シュー・ゲイザー(靴を見つめるひと)とスター・ギャザラー(星を集めるひと)は似ている。「シューティング・スター・システム」を提唱したのはジギー・アテムだった。こんなことを書くひとはもうおれしかいない。麓健一さんは4年前のアルバム『コロニー』が好きで一曲目でいきなり「ロンリネス凧」をやってくれたので嬉しかった。曲も声もほんと好き。ルックスも好きよ。ぼくが20才の女子なら逆ナンしてます。小森清貴さんは声質からしてポップでメジャー感があるので、こんなアンダーグラウンドなところにいちゃダメだ、と思った。特におれなんかとつきあっちゃダメ。売れるものも売れなくなる。まるでシスターポールやミックスナッツハウスのように。まったく予備知識のなかったマツバナオキさんのバンドもすごく良かった。おれはDJと称して転換時場内音楽係を担当。HELLAの同じ曲二枚使いで流したら次々とひとが寄ってきて「HELLAですね!」と声をかけられ、HELLAの人気に驚いた。会社の美弥ちゃんも来てくれて嬉しくて幸せな気持ちで金山駅まで自転車で帰る。最終の普通かな、いや、それより早い急行があるかな、などとホームの掲示板を見ながら階段を降りていて、最後の一段を踏み外し、思いきり尻餅をついてしまった。DJやるのにノートPCを入れてていつもよりリュックが重かった。左足首を捻って激痛。「折れたかも」と思いつつ特急に乗り込みながら妻に電話。家の最寄駅まで10分。下車したホームから改札まで歩けない。けど片足でぴょんぴょんして何とか迎えの車に乗って帰宅。足の甲がソフトボールみたいに腫れているので西知多総合病院の救急外来でレントゲン。骨折していないようだが「明日必ず整形外科に行ってください」との診断。夜勤の先生がめちゃイケメンで可愛くて、妻と見惚れる。痛み止めと貼り薬もらって2時に帰宅。ベッドに上がれないのでソファに布団を運んで眠る。

12月5日
朝から自宅近くの整形外科へ。ずいぶん年季の入ったレントゲンで念入りに診てもらう。骨折は回避されており、捻挫で全治四週間との診断。松葉杖を借りて歩く。来週予定していた大阪出張は不参加を決め込み各位にメール。栄の事務所までは通えるだろうか。来週末は母の四十九日で三重県の寺で納骨があるのだが......。千里中央の実家に置いた遺骨や位牌を運んで往復しないといけない。とりあえず現状では無理だなあ。治り具合の進捗による。「こまった。すみません。どーしよー」と姉に相談LINE。
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by kamekitix | 2015-12-05 19:46 | Diary
9月13日
K.Dハポンでカーリーズが二年半ぶりの再結成ライブをやっていたのをUSTREAMで観る。圧倒的に可愛い。すべてが純粋で美しい。でもおれ『エチケット』聴いてなかったのでライブを聴きながら新しいタブを開きアマゾンで中古盤を300円で購める。世界で最後の一枚だったようだ。ラッキー。

9月15日
年に一度の健康診断でいつもの昭和区のクリニックへ。バリウムのんでゴロゴロ転がっているうちに胃から空気が漏れてしまったらしく初の「発泡剤追加」を経験。胃が重い。最後の触診はいつもおじいさんだったのだが今回は若い女医さん。切れ長の瞳、茶髪ショートカットの美人で驚いた。誰やあの子めっちゃ可愛い。平山夢明の極悪短編集「暗くて静かでロックな娘(チャンネー)」が最高。

9月19日
熱田球場で高校野球の秋季大会を観る。東邦対高蔵寺。東邦のエース藤嶋のボールが速い。あんなの県立高校の子が打てるわけない。iPodでずっと聴いてたカーリーズ「プラトニック」のサビ(ねえ、シーソーでアイコンタクトしてみて)が脳内無限リピート。

9月20日
昼から妻と栄デート。買い物いろいろ。夕食について考えておらず栄三丁目で思いつく店をいくつか訪ね歩くがどこも日曜定休で残念。仕方なく適当に入ったお好み焼屋が不味くて盛り下がる。金山で路駐してもらってアスナルのバナナレコードへ走り前日に見つけておいたパット・メセニー『80/81』とキース・ジャレット『MYSTERIES』を買う。どちらも780円で、ベースはチャーリー・ヘイデン。ガードレールを跨いでかっこよく妻のもとに駆け寄ろうとしたら思いきり膝を打ち当ててしまい内出血。おれの足は短い。10月にリニューアルされるハマジムのサイト『PGbyHMJM』で連載させてもらうコラム、とにかく訳のわからないものにしようと思い立ち、ドキュメンタリーとも小説ともエッセーともつかぬ不思議なことを書いているが、やはり何らかストーリーができてしまって、つまらないものになりそう。つまらないやつだと思われてしまうが、もうどうしようもない。

9月24日
「劇場版 どついたるねんライブ」についての雨宮まみさんのツイートを読んで違和感を覚える。【ライブハウスで生セックスをやる、みたいな、90年代だったらそういうタブーをやることがアングラでかっこいいでしょ、な雰囲気だった行為が、一切のタブー感も暗さも、こんなことを共有しちゃってる俺らすごい的なノリもなく、完全に100%ポジティブな空気で行われてたことも、ああ、いまの時代のものだなぁって感じがして良かった】とのこと。90年代に限らず人前でセックスすることは厳然たるタブーであり、セックスが生殖行為である限りこれからもずっとアンダーグラウンドでなくてはならない。おれはあのライブハウスの空気が「完全に100%ポジティブ」だったとは想像したくないし、そんな空気でなされるセックスは檻の中の動物の交尾にすぎない。人のセックスはいつも照れくさく恥ずかしくて隠匿されるべきだ。おれは先の日記で「羞恥、シャイネスがこの企画の肝であるべき」と書いた。それがなくて「良かった」という意味なら、おれは「いまの時代のもの」を理解しない。

9月25日
CHVRCHESの新譜をタワレコで買うとクリアファイルがついてきてハッピー。CHVRCHESもクリアファイルも好きだ。初来日のサマソニ2013を最前列で観た、という話をおれは向こう30年何度もするだろう。ついでにジャズ初心者としてビル・エヴァンスを聴こうと思い立ち、それらしきコーナーに立ち向かうと、初期のアルバム7作を収録した4枚組が1400円で売られていたのでパルコカードで買う。7作1400円って一枚ずつレンタルするより安いな、とジョーに伝えると「それはリリースから50年経過して著作権が切れパブリック・ドメインになったのでしょう。そしてアメリカはこの著作権有効期間を70年に延長しようとしてるのです」とTPPに言及する返信。最近のキングジョーは政治に敏感である。

9月26日
スピリッツで連載してるギャグ漫画「るみちゃんの事象」が大好きで単行本を全部揃えているのだが、実写でドラマ化すると聞いてすごく不安だった。家にテレビがないので(地デジ化反対運動中)動画サイトでチェックしたのだが、これが意外といける。天衣無縫なるみちゃんはおれのアニマであり、その魅力の三次元化は困難だと思ったがるみちゃんを演じるトミタ栞のルックス、演技は及第点だ。突飛なボケ連射だけで構成されるストーリーも、その間合いの長さと無理に物語化しようとしないシンプルな演出で原作の笑いをうまくトレースしている。さて、中日ドラゴンズの話題が尽きない。和田、小笠原、朝倉、谷繁に続いて、山本昌が現役引退を発表。これでとうとう自分より年上のプロ野球選手がいなくなった。大学生になったとき「高校野球やってる子たちはみんな年下なんだなー」と感傷的になった覚えがあるが、それどころではない深い感慨。山本昌の引退をもっておれは初老の領域に到達したと自認しよう。健康診断の結果が気になる年頃。

9月29日
久しぶりにDOMMUNEを観たら空間現代というバンドが演奏をしていて気味悪かった。あまりにもキモイので30秒と耐えられずミュート。怖いもの見たさで音量を上げ、15秒ぐらいでミュートというのを何度か繰り返す。あー、すげーなー、アレは。何をどう勘違いしたらあんな気色悪いバンドができるのだろうか。THIS HEATとかBATTLESとかの悪影響だろうか。とにかくみんな見てほしい。すげーよ空間現代。ドラムのひとの顔とかバスドラだけ踏むときの体の傾きとか。ギターの人なんかときどき叫ぶんですよ。すげーの。ブサイク。2分ぐらいしか観てないのですが、ベースのひとはカメラを何度も気にしてた。あれなに。まじでキモイ。ネーミングはもちろんルックス、音色のチョイス、演奏技巧、アレンジのすべてが総毛立つほどダサキモイ。検索してプロフィールをチェック。【編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースパンドの形態で演奏。これによるねじれ、 負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。近年では演奏における一つの試みとして、並走する複数のグルーヴ/曲を行き来しながらも、ライブに流れる時間全体が一つのリズムとして立ち現れてくる様なライブ形態の構築と実践に取り組んでいる】。なんと浅薄でテキトーなテキスト。底が割れて地肌が見えてる。そこはまさに不毛であると言えよう。背筋が凍ったような気分のままでベッドに入りたくないので慌ててiTunesを立ち上げてブラックビスケッツの「タイミング」かなんか聴いて寝よう。

9月30日
夕方から東京へ。「獄中で聴いたイエスタデイ」という本を新幹線で読む。19時から渋谷で飲み会。豊田道倫が招集してくれたメンバーは、カミイショータ・岩淵弘樹・神谷弘一・樋口周平・ヨシノビズム・西光祐輔・堀内暁子(敬称略、到着順)。会いたい人を的確にチョイスしてくれるMTの神幹事ぶりに感謝。話題は多岐にわたり、ふと時計を見ると23時を回っていた。センター街の神座でラーメン。夜更けにふたりで山手線というシチュエーションも久しぶり。目黒で下りるみーくんを見送る。電車は大崎止まりで次は20分後らしいので品川プリンスホテルまでGoogleマップを頼りに歩くことにする。閑静な住宅街に迷いこみ暗くて急な上り坂が続く。行き止まりの道も多くて何度も迂回。品川らしき町の風景が見えてこなくて不安になったが30分ほど歩いて到着し、就寝。

10月1日
品プリ・イーストタワー773号室の細長い窓のカーテンを開けると目の前にAV撮影に使われそうなきれいなプールがあり、夏にこの部屋に泊まるとずいぶん良い目の保養になるだろうな。昼に出かけて赤羽橋の渋い蕎麦屋で天ざる。蕎麦は東京のが旨い。プリンスパークタワーの宴会場で新卒学生の内定式。今年は名古屋の採用が低調で肩身が狭い。スカイラウンジでスタッフ打ち上げ。乃木坂46について熱く語るチサトちゃんと小一時間まったり。可愛い。今夜はちゃんと品川駅で下りた。

10月2日
セ・リーグは稀に見る低レベルの混戦をヤクルトが制し優勝。ヤクルトの優勝は2001年以来でそのときは若松監督が胴上げされて空中でクルリと一回転したり、場内インタビューで「ファンのみなさん優勝おめでとうございます」と言ったりして印象的だった。妻は昔から「人がコロコロ回転する姿」がツボらしく若松監督の胴上げも大好きで年に一回ぐらいは思い出し笑いをしていた。あのころ私たちは池尻のマンションに住んでいて新婚だった。「あれから14年かあ」と感慨深そうな妻は今年41才になる。相変わらずキレイで可愛くて賢くて優しくて何をやらせても上手でほんとすごい。おれの持ってないものをたくさん持っている人。おれは妻を尊敬している。真中監督は胴上げで回転しなかったようだが「優勝おめでとうございます」のコメントは継承された。もう中日弱くてつまんないからヤクルトファンになろうかしら。

10月3日
森川葵が東海市出身でわが家のごく近所の中学を卒業していると知った。2、3年前まで名古屋市内の高校に通っていたはずなので、たぶん何度となく同じ電車に乗っていたはずだ。本数も車両の数も多くない名鉄河和線だから、朝晩同じ車両に乗り合わせた日もあったに違いない。いや、もしかしたら何度か目が合ってお互い少し気になる存在だったかもしれない。あんな可愛いコを見落としてしまっていたおのれの美少女ハンティング能力の低下、アンテナの錆びつき方に愕然とする、48才の秋。健康診断の結果は例年どおりの胆嚢ポリープ以外は異常なし。

10月5日
秋なのでもう寒い。昼に少し脳がふわふわするときはたいてい朝ソラナックスを飲み忘れている。広小路のなか卯でうどんを食べて栄のセコハンで平山夢明「ダイナー」、パルコのタワレコでVIDEOTAPEMUSICの新譜を買う。パルコ4Fの本屋はLIBROだったがすっかり改装されていて半分がアニメ・ショップに、残りは何を思ったのかカフェ併設のセレクトショップみたいなのになった。センス自慢系とでもいうのか、本棚が不思議にカテゴライズされていて書籍のジャンルが不明瞭。こういうの流行っているのかな、早く潰れたらいいのに、と思う。すぐ近くに丸善もジュンク堂もブックオフもビレバンもあるので本はそちらで買おうと決意。名古屋LOFTのジュンク堂はB1Fと7Fに分かれているという不便な構造だが在庫が潤沢で欲しい本がたいてい見つかるのでとても信頼している。歩いてすぐなので、この事務所の立地は素晴らしい。名古屋駅界隈の新しいビルへの移転を勧める営業マンの来訪が多いが、断固拒否。

10月10日
新幹線で京都へ。トランスポップギャラリーでキングジョーの個展『ホテルエンドレスサマー』を見た後、近くの出町柳文化センターでトークショーを開催。トークショーとは名ばかりの飲み会で、近所のスーパーで10人前の食材を買ってタローくんの家で奥さんとカイちゃんが洗ったり切ったりしてくれたのをぶちこんだ鍋パーティー。意外なほど美味で適量。最後に豚肉とラーメンを入れて〆る。ジョーは「こんな旨いラーメンは食べたことがない」と感激していた。いつも大阪で飲み会してるメンバーと名古屋の友人たちが京都で邂逅した形だ。とても楽しかった。名古屋チーム3人で出町柳から徒歩で南下。それらしい店がなくて途方に暮れたところにポツリと一軒素敵なバーがあってまったり打ち上げ。この店いい感じ、川端丸太町「D'」。佐々くんは車で多治見へ。京都駅まで戻る磯部さんとタクシー相乗りで四条新町のホテル。マイステイズ京都四条。ちょっと高いけどすごく良い。

10月11日
京都駅で阿闍梨餅とビアードパパの京都限定みたらしだんご味シュークリームをお土産に買った。意外と早起きしてしまい予約した新幹線出発まで一時間半ある。EX-ICというカードを使っているのでインターネットで時間を変更できるのだ。予約を繰り上げようと思ったら、阿闍梨餅買うときに改札してしまっていて変更できないことに気づく。仕方ないのでカフェに入って「ダイナー」を読む。正午の新幹線で名古屋に戻り「住よし」で月見きしめん。聚楽園駅まで妻が車で迎えに来てくれた。

10月15日
会社の仕事がイージー・モードすぎて、このままではダメになってしまう。社歴ばかりが長くなり、本社帰りで、東京でアシスタントをしていた役員が社長に昇進したせいか、腫れ物に触る感じというか、誰にも叱られなくなっている由々しき現状。まったくツッコまれないのにボケまくる漫才師のような気分だ。名古屋の総務兼人事部として自分なりにできることを考えて働かないといけない。特殊なポストなので自分にしか発信できないことがあるはずで、それが存在意義だ。まだまだボケ続けよう。妻が義母と長野へ小旅行。夕食はひとりで斜向かいの王将へ。キムチ焼飯の油が多くて、終盤なにを食べてるかわからなくなるほどベトベト。この日記は酷い。

10月16日
勤務先での昼食は週四ペースで妻が弁当を作って持たせてくれているのだが、妻弁当休業日と白壁の合同庁舎へ行く日が珍しく重なったので、栄から瀬戸線に乗って5分の森下駅で初めて下車。行き先は「ジューシー バインミー」。シスターポールのスタッフをしていてライブハウスでよく会ってたモラカリインの二人が昨年12月オープンしたベトナム・サンドイッチのお店で、ずっと行きたくて、やっと来れた。正午以降は忙しくて話せないだろうなと思い、オープン時刻11時半ちょうどに入ったがすでに常連らしきお客さんが来ていて、おれのあとにも続々と、ひっきりなしの大盛況。多忙を極め充実した毎日のご様子でイキイキとしていた。『ミレニアム』の主人公リスベットを思わせるパンク美女テッチ嬢とは主にハックフィンの暗がりでしか会ったことなかったが、オレンジ基調の明るい店でめちゃくちゃ可愛い声で爽やかに接客している姿に萌えた。

10月19日
2012年に死んだ弓場宗治の命日。

10月23日
名古屋駅西の映画館シネマスコーレで『劇場版 どついたるねんライブ』。上映中は近くの中華料理「平和園」で磯部さんとビール。麻婆豆腐旨い。ハマジムご一行が出てくるのを見計らって劇場に戻り、梁井監督と初対面。誰でも抱かれたくなるキュートな青年だ。松尾さん、岩淵くんと立ち話。現在のおれの友人を大別すると四つで(1)森山雅夫を起点としたメールアート→ノイズ→スカム人脈、(2)キングジョー・ミック博士など大阪有線関係筋、(3)豊田道倫に引き寄せられた人たち、(4)彩ちゃんのBBSやmixiなどSNSで知り合った人たち。で、(3)のウエイトがどんどん膨らんでハマジムのみなさんも全員もちろん(3)。いまさらMT最強説を確認した夜だった。ご一行は名古屋で朝まで豪遊かと思いきや全員春日井に宿泊とのこと。

10月24日
末高陽子さんが久しぶりにTwitterに降臨して小松誠さんとの関係を赤裸々に語る事件。登場人物を全員知っているので出歯亀的に読んでしまった。親しくしていたひとたちが金銭問題やら感情の行き違いで絶交してしまうのは寂しいね。「感じるな、考えろ」とは綾小路翔の至言。

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by kamekitix | 2015-11-01 01:16 | Diary
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