カテゴリ:Diary( 155 )

4月1日
HILTON TOKYO ODAIBAの朝食は豪華。バイキングなのにウェイターさんが席までアテンドしてくれる。「コーヒーか紅茶を」と問われて「じゃーコーヒー」と言って、パンとか果物とか取りに行ってテーブルに戻ると、ピッチャーみたいなポットとオレンジジュースが置いてある。「コーヒーって言ったのにオレンジジュースやん。間違えてるやん」と思ったら、水が入ってるように見えた大きなポットの中身がコーヒーだった。ヒルトン朝からどんだけコーヒー淹れとるんや。恐ろしいわ。かっこいい外国人たちに紛れてセレブ気分を満喫。1Fの宴会場で入社式。この仕事、もう20回ぐらいやってる気がする。懇親会も楽しく終演。一昨日から48時間お台場を出ないと決めていたので、新橋でのスタッフ打ち上げを固辞し、ひとりテレコムセンターの大江戸温泉を初体験。韓国人観光客の集団に気圧される。カプセル空間「黒船キャビン」は快適。角部屋というか角カプセルで良かった。ヒルトンよりよく眠れた。

4月7日
人事部長和田さんの面接を終日。ランチは二人で栄三丁目のスギモト。会社の近くにこんな旨いすき焼の老舗があるとは。夜はいつもの堀蔵。和田さんにWみやちゃんをアテンド。実に良い娘たちで、楽しい夜だった。内定続々。来週以降の面談がかなりハード・スケジュールになりそう。

4月8日
30回目の佳桜忌。朝から支店長会議とやらの設営でバタバタ。和田さん終日面接。お疲れ様でした。

4月9日
中日は岩瀬が久々登板で感動の復活。来週から二週間イギリスへ旅行する妻は準備に忙しい。ぼくはソファでだらだらと「粘膜黙示録」を読む。映画は「ブラック・レイン」「百円の恋」。「ブラック・レイン」は阪急梅田界隈の風景が懐かしい。これ撮影されてたころ、ぼくは毎日のように32番街にいたはず。黒霧島を水割りでたくさん飲む。

4月13日
終日、内定者面談。5時間しゃべりっぱなし。中京大中京で野球をやってたという学生さんに「中京と大府の夏予選前の補欠試合泣けるよねえ、YouTubeで何度も観ちゃう」と話すと、彼はぼくがいつも見てる動画にメイン・アクトとして出演してた本人で、高校野球ネタで大いに盛り上がる。こういう脱線をするので話しすぎ、貧血起こしそうになる。奥さんが旅行中なので、夜も外食が続く。大好きな八龍で味噌ラーメン。

4月14日
会社を早めに切り上げてタクシーで今池へ。TOKUZOで浦朋恵&THE FUN BOY FIVE。浦さんの去年のアルバム「ナツメヤシの指」が好きで、キングジョーに連れられて浦さんのお店にも何度か行ってたが、ライブを観るのは初めて。想像以上にメロウで素敵な一時間。エマーソン北村さんの指使いが魔法みたい。最高。車で来てた磯部さんが家まで送ってくれた。夜はまだ寒い。磯部さんに感謝。

4月15日
内定者面談の日々。ジョーが激賞する漫画「コオリオニ」を探してナディアパークのジュンク堂に行くが売り切れ。巨大なBLコーナーに驚く。橘の天満屋でおろしうどん定食を食べて太田川に帰る。ダメ元で家のすぐ近くの三洋堂書店に寄ると「コオリオニ」上下巻が揃ってたので買う。熊本で大きな地震。避難してる人たちの映像を見ると、わが家も防災グッズを備えなければと思う。

4月16日
夕方から名駅へ。17時に平和園が開店するまでリオくんとロジウラのマタハリでレモンコーラ。ママさんにリップ・リグ&パニックTシャツを指摘される。満を持して平和園で麻婆飯。カオリさん合流してビール。シネマスコーレに戻って「ハマジムドキュメンタリー映画祭」岩淵弘樹編。「遭難フリーター」は撮影から10年経っているので政治的な問題提起の緊急性が薄れているように思えて、極めて文学的で、良い映画だなと思う。公開当時「溺死ジャーナル」に書いたレビューを読み直すと意地悪で酷いこと書いてるな、おれ。

派遣スタッフとして工場で働く日常をネガティヴに捉えている彼自身の「セルフ・ドキュメント」。個人的には全然興味ないテーマで、「あ、おれ関係ない」と思ってしまう。なぜ興味がないかというと、職業ってゆーものは属性のひとつにすぎないからだ。おれは他人の属性にあまり興味がない。「人物が面白いかどうかと属性は関係ない」というのがおれの持論だ。東京だろうが因島だろうが佐賀だろうが標津町だろうが面白いやつは面白いしつまらんやつはつまらん、と言うのと同じニュアンスで、雇用をテーマにした芸術表現自体に違和感がある。「便秘で困ってる」ぐらいの印象しかない。「”自分が便秘で困ってる姿”を一時間以上他人に見せること」に、おれはあまり意義を感じないのだ。と思いつつ、せっかく時間を割き情熱を込めて作られたものだから観ましたが、まず岩淵くんの「おれはこんなもんじゃない感」がどうにも不愉快だ。盲目的な「東京」への憧れも理解できない。彼の携帯の待受画面は東京タワーだ。正気かよ?! 気持ち悪い!! 全編を通じて、彼の「ミーハー感」が鼻につく。この作品をきっかけに業界人にコネクションを作りたいのではないかという感じが透けて見える。プロデューサーを指して「勝ち組」という言葉をチョイスした時点でセンスを疑う。岩淵くんにもエクスキューズはあるのだろうが、これがおれの正直な感想だ。「やっと入口に着いた」と言う元気なエンディング。曽我部恵一に楽曲使用許可をもらったときの彼の高揚感は想像に難くない。前半に登場するレコード会社に勤めているという元同級生の玄太くんに比べて、岩淵くんには決定的にサービス精神がない。自らの境遇を楽しめない人間に他人を楽しませることはできない。玄太くんならキヤノンの工場でもきっと生き生きと楽しんで働けるに違いないのだ。岩淵くんはその事実に気づいているだろうか。それに気づかねば「入口に立った」とは言えない。そんなことを考えさせられる映画でした。”誰に見せても「おまえは甘い」と叱咤される映画”なんて滅多にない。滅多にない物を作った岩淵くんは偉大だ。   

「サマーセール」はインディーズ時代の大森靖子に密着したドキュメント。圧倒的にキュートでポップ。冒頭の一曲で「あぁ、やっぱり天才だったんだな」と改めて思う。2本上映後、岩淵監督とトーク・タイム。観客の方から岩淵監督に「大森さんと付き合ってたんですか」という直球な質問。あまり会話が広がりませんでしたが、温かくて楽しい時間でした。みなさんありがとうございます。最後に「モッシュピット(プロローグ版)」。これはこのままの方向性で完成させるとかなり酷評を浴びそうな問題作。面白いバンドを撮りたいなら、もっと、こう、世に問うべきユニットが他にたくさんあるだろう。リンダ3世とか、シスターポールとか、ドキュメンタリー見たいわー。「モッシュピット」には「なぜこの三組を多くのひとに見せるのか」という必然性が欠落している。それゆえに免れない「内輪受け」の誹りを超えるほど感情移入できるチャーミングな登場人物もいない。致命的だ。懐かしいエレ・ポップぽいシンセの音色は嫌いじゃないけど、どれも薄っぺらいメロディの、ダシの効いてないスープみたいな曲ばかりだ。まだ編集中という完成作は、思い切り楽曲に寄ったMVにするべきか、あるいはイベントに通いつめているファンの視点を強調するか。
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4月17日
ビシエドのサヨナラホームランで阪神を3タテ。中日が意外と強い。ビシエドのスイングは速すぎてスロー再生でも堂上ぐらいの振りに見える。夜は義母の差し入れ料理をアテに焼酎。二年ぶりに再開した安田謙一さんのラジオ「夜のピンチヒッター」の開幕戦を聞いて、METAFIVEがかっこよくて、iTunesで9曲購入。すげー! 好きだ!

4月19日
内定者面談の日々。去年より感触が良いが、みんな入社するのだろうか。大阪からの応援二人と若手営業たちで矢場町の味仙。みやちゃんの恋バナを長々といじる。20代前半の恋は初々しくて可愛い。自転車と名鉄で夜中に帰宅。まだまだ寒い。4月は冬だ。味仙はすごく美味しいが長居すると臭くなるね。コートが中華料理の匂い。イギリスにいる奥さんと連夜のFaceTime。異国でひとりスコーンを食べ歩きしているご様子。ロンドンのスタジアムでMUSEのコンサートを見たり、郊外の町へミュージカルを見に行ったり。奥さんが元気なので嬉しい。北村早樹子さんからメッセージ。高蔵寺と鶴舞でのライブの案内、どちらも行けなくて申し訳ない。

4月22日
妻がヘルシンキ経由でロンドンから帰国。とんでもない量の陶器やお菓子を背負ってきた。二週間ぶりに会って、やっぱりこの人がいちばんキレイで可愛いなぁと思う。当然。

4月23日
大阪市の西成郵便局前、ジョー・ハウスで餃子パーティー。ジョー・カイちゃん・ミオナさんでスーパー玉出に買い出しに行くと磯部さんfrom半田も同じ目的でカゴを抱えており爆笑。乾ちゃん・アイちゃん来訪。ミオナさん仕切りの餃子、ゴーヤのスパム炒め、乾ちゃん持参のキムチ。どれも旨い。アイちゃんのツンデレぶりにやられまくる。このパーティーはきっと定期的に開催されることだろう。ジョーのPC音響を修繕できず、悔しい。なんでや。終電で千里の実家へ帰還。雨。カップのコンビニ焼酎を飲んで眠る。

4月24日
快晴。昼過ぎに愛知県の自宅に戻り、やや時差ボケの妻と昼寝。ソファに横になって野球中継を見る幸せ。ビシエドが漫画みたいな逆転満塁ホームランを打って痛快。アマゾン・プライムにジャコ・パストリアスのアルバムが複数入荷。キチガイだなぁ。

4月27日
午前中からいつものメンタル・クリニックでおくすりを買い、パルコのタケオキクチで夏のパンツ。ラシックのリンツでアイスチョコドリンクをテイクアウト。やばい。仕事中だった。夕方、久しぶりにM工業高校の進路指導室へ。何年か前にこの駅の階段で美しい女子高生パンチラを目撃して以来、おれにとって本星崎駅は永遠のパンチラ・スポットとして記憶されている。会社に戻るとアマゾンからブライアン・イーノの新譜「THE SHIP」が届いていた。オフィスと自宅の区別がない。

4月29日
7連休のゴールデンウイークがスタート。コンチャンおすすめ辻林美穂のアルバム「Clarte」を聴く。櫛引彩香を思い出して「mush☆room」を久しぶりに引っ張り出す。1999年の冨田恵一の底力を再認識。1999といえばプリンスが先週亡くなった。映画「パッション」を観る。キリストの最後の12時間を描いた作品。基本的に血まみれ。拷問シーンばっかりで大した演技じゃないなー。だいたい痛がってるだけだ。特殊メイクは凄い。あとスローモーション多用しすぎ。映画制作についてまったく門外漢ですが一人の観客として個人的に言わせてもらえば「自分の好きな映画はスローモーションを使わない。使っても最も効果的な場面で一回だけ」。二回以上スローモーションある映画は萎える。スローにしたらドラマチックでエモーショナルに見えるに決まってるやん。わかりきってることをやっちゃう演出には野心を感じない。この持論に則り「ノラ・ジョーンズのヒット曲をボサノバ調にアレンジして歌ったらお洒落に決まってるやん」という原田知世批判も併せて記しておく。今日のおれは調子が良い。安田さんのラジオでリクエスト読まれたから嬉しい。読書は海猫沢めろん「ニコニコ時給800円」。

4月30日
ジョーが貸してくれた井上雅彦監修のオムニバス文庫「怪物團」を読む。一発目の飛鳥部勝則「洞窟」の精緻な描写に感嘆。グロテスクで美しい文体にため息。昨日の安田さんのラジオのオンエア・リストをブログに書かれている方がいて、ハルカリについて思い返し、ネット検索。ユカリちゃんは結婚してケータリングをしているようだ彼女たちにインタビューをしたのは2004年の4月で、12年前か。ふたりはまだ高校生だったっけ。とてもチャーミングな人たちだった。元気そうで嬉しい。









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by kamekitix | 2016-05-01 06:30 | Diary
1月1日
アマゾン・プライムで映画をたくさん観る。PCとスピーカーをリビングに持ち出し、ソファで妻と並んで座る幸せな休暇。「最強のふたり」「アメリカン・ビューティー」「ミッション・インポシブル」「クリスマス・キャロル」など。ストーリーを記憶する海馬が生まれつき欠損しているので何度観ても楽しめる私。

1月11日
デヴィッド・ボウイの訃報に衝撃。

1月14日
SMAP解散報道に衝撃。

1月15日
転職フェアで名駅のプライムセントラルビルに半日。「栄でエステティシャンをやっている」という人がいて、音楽制作や音響にも詳しくて、技術職で採用できるレベルなのだが、性別がわからない。一見すると長身の美女だが、どうやら男性のようだ。頼みもしないのに免許証を見せてくれる。写真は完全に女性で、モデルみたいに可愛い。名前も女性っぽい。でも話すと男性。興味深い。

1月16日
朝から大須の吉野家で牛丼食べて気合の休日出勤。支社長室撤去とドア交換工事。無事終了。新しいレイアウト、自分のデスクの居心地が良すぎる。

1月19日
四日市の貸会議室で確定拠出年金制度導入について説明会。三重県の社員のみなさん久しぶり。平日の四日市駅前は閑散としている。とりあえず入った中華料理屋の麻婆丼が美味。

1月20日
振休。大阪で宴会を予定していたが、雪が降っていたので早々に中止を決断、すべてをキャンセル。終日家で猫とゴロゴロ。

1月24日
屋根裏を整理してたら1998-2000年あたりの手紙やFAXが大量に出てきて、妻が初めてくれた手紙や熱烈なメモなどを押収。なぜこんな麗しい人がおれみたいないつも下痢してるハナクソみたいな腐れ外道を愛し続けてくれるのだろうか。17年前から続く奇跡を思い、落涙。

1月30日
外出せず。妻に調髪してもらう。幸せ。映画は「舟を編む」。

2月5日
振休で大阪へ。東住吉区役所。駒川中野の商店街でうどん。夜、梅田のわだ家で鍋。ミック・ジョー・塩ちゃん・アサヒラさん。肉よりうどんが旨い和田アキ子の店。

2月6日
愛知の家に戻ってまったり。毎日チャットしてる横浜のコンチャンが教えてくれた映画「ファニーゲーム」がめちゃ面白い。

2月7日
アサヒラさんが教えてくれた映画「幻の湖」がめちゃ面白い。最高。

2月13日
シネマスコーレで映画「ハッピーアワー」。5時間を超える大作だが、まったく飽きず引き込まれた。ドキュメントとフィクションを往復する、虚実の臨界。ドリーミーでリアル。バスに乗り込んできた滝野さん。普通&異常&普通。生涯レベルでフェイバリットな「Keiko」以来の衝撃。

2月14日
FireTVという端末を購入し、本格的なアマゾン廃人への道をゆく。「死霊のはらわた」のアレクサンドラ・ダダリオ。「苦役列車」の前田敦子。どちらもキュート。名鉄ミューズカードの広告が一新。佐藤ありさを起用した女神路線から一転してチームしゃちほこの秋本帆華がコミカルに踊るキュートなテレビCMを大量オンエアしている。秋本帆華はファースト・インパクトでガツンとくる正統派のアイドルだ。ファニーな相貌は小さく、手足が長い。「元カノに似ている」と思わせるような、どこか懐かしいオーラがある。これは鍛錬を積んで得られるものではないだろう。「アイドル」と呼ばれる女の子は掃いて捨てるほどいるが、おれの基準は秋本帆華。秋本帆華レベルで初めてアイドルと呼んでよい。秋本帆華未満はただの可愛い女の子にすぎず、アイドルではない。

2月15日
去年からコンチャンと温めていた「TOKYO IDOL FESTIVAL 1988」という架空イベントのタイムテーブルをTwitterに投下。あっという間に拡散して700RT。こういうのを「バズる」と言うらしい。

2月19日
タケオキクチで春のコートを新調。映画は「ファーゴ」。

2月21日
iTunesでデヴィッド・ボウイ「Blackstar」と水曜日のカンパネラ「ジパング」購入。コンチャンおすすめのテレビドラマ「それでも、生きてゆく」を動画サイトで観て泣く。主演は満島ひかりと瑛太。「Blackstar」素晴らしい。最後の曲のイントロがクロスフェードしてくるところ、泣ける。

2月24日
シネマスコーレの「劇場版501」に招待していただく。面白かった。松尾さん、雅さんと立ち話。いつもながら、こういう時間が貴重かつ至福。

2月27日
朝から大阪へ。キングジョーの引越祝いパーティー。磯部さんfrom常滑&ジョー・ガールズで大いに盛り上がる。これぞホーム・パーティー。ジョーの新居が実に快適で、今後大阪での飲み会はすべてこの部屋で行うこととする。

2月28日
千里の実家に荷物を置いて、新世界、大国町。夜はmtvBAND。圧巻のベアーズ・クオリティ。西成の難波屋で打ち上げ。久下さん絶好調。岩淵くん植松くんヤバ酎にやられたっぽい。ゆいちゃん久しぶり。Y氏もお元気そう。ビビちゃん可愛い。京都みなみ会館の美女と束の間深夜徘徊。

2月29日
ホテルセレーネ中央はJR環状線沿いで、今朝は特に電車がうるさい。寝不足。ニュープリンスで豊田、岩淵とモーニング。東京へ帰るmtvBANDを乗せたハマジム・カーをお見送り。千里に戻って荷物を持ち、名古屋へ帰る。義母の海鮮丼と柘榴酒で酔う。四年に一度の結婚記念日。四度目なので16年経った。

3月5日
終日ポートメッセなごやで新卒採用合同企業説明会。ちょっとしたフェス。体力の低下を痛感。人事部の若手が頼もしい。

3月6日
完全なるOFF。映画「フランシス・ハ」「グエムル」「グッバイ、レーニン」。

3月7日
ランチでよく行く喫茶店マホガニーが来週末で閉店とのこと。ママさんに訊くと38年営業していたらしい。大好きな店だったので残念だ。転落事故で足首の靭帯を痛めて三ヵ月。ようやくまともに歩けるようになってきた。夜は家で珍しく芋焼酎。

3月10日
技術のHさんが「昨日修理に行ったエステサロンでスタッフの人が『御社の松本さんによろしく』って言ってたよ」。転職フェアで会った性別不詳の人だ。男性か女性かわかんない人でしょ、と訊くと「イイ匂いで色っぽくてドキドキした。でも話すとオッサンなんだよね。松本さん守備範囲広いなーと思って」。「付き合ってないですから」と言って爆笑。

3月11日
寝ている間に勝手にWindows10がインストールされていて迷惑。Officeのソフトが開かないので、今後はすべてクラウド上での作業とする。昼に栄のオニツカで通勤用の黒いスニーカーをもう一足注文。読書はジョーに借りた文庫「うなぎ鬼」。

3月12日
昼から東京。渋谷メッツにチェックインしたあと、中野でコンチャンと遠藤くん。吉野家で昼ビール。ブロードウェイのCD店「メカノ」は自分のために営業されているかのようなジャストな品揃えで一日中いたい。アナログでしか持ってないRIP RIG & PANIC「I AM COLD」のCDとジャケ画をプリントしたTシャツをセットで買う。タコシェで「ゴミ」2号。2Fのジンガロスペースでトークショー「お目かけ女の子100」に参戦。今回で四回目。なかなかの盛り上がり。いつもの感じでそこそこウケた。断腸の思いで打ち上げ出席を辞し、渋谷へ移動してnestへ。mtvBAND+直枝さん+スカートのライブの打ち上げ。直枝さんにご無沙汰のお詫び。スカートのマネージャーと化している知華ちゃんとまったり。宇波さんとさゆにゃんの未来について語る。定員オーバーのスカート号を見送り、MTと2時までロイホ。水曜日のカンパネラのある曲の一節について熱く語り合う。渋谷駅が大規模工事中で迂回に次ぐ迂回。やや迷子になりながら3時前にメッツに帰還。楽しい夜だった。

3月13日
昼、名古屋に戻る。夜、コンチャンに教えてもらった映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。セックス、ドラッグ&証券。痛快な展開で最高。ディカプリオ可愛い。

3月16日
珍しく呑みに誘った相手は昨秋から着任してる営業部長。明るくて楽しいけど、飲めば飲むほど自己主張が空回りして、他人の言うことを聞かなくなっていくタイプ。浅い。きみは自分が思ってるほど面白くないよ、まだ若いなぁ。大阪の人事部2名合流。

3月17日
新卒採用説明会。大阪2名の協力に頭が上がらない。異常に高い出席率で手応えを感じる。夜は3人でガルーバ。毎年恒例だが、一年でいちばん笑う夜。おなかいたい。読書は夢枕獏「怪男児」。

3月20日
連休で混み合う名古屋駅のマリオットのロビーラウンジで横浜から来た姉と密談。お見合いカップルに挟まれてどぎつい相続ワードを連発。夜は家で映画「HOUSE」「グッドフェローズ」。コンチャンとやりとりしていてQlairのCDをコンプリートしていないことに気づき、アマゾンで「サンクチュアリ」と「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ Qlair Archives」を買う。Windows10がウザイので8にダウングレード。

3月21日
センバツが始まってウキウキ。去年の今ごろは精神状態が酷かった。今年は今のところ大丈夫。おれの神経は経団連「採用選考に関する指針」に支配されているのかもしれない。Twitterでエゴサーチしていて1998年の「スタジオ・ボイス」を出品しているオークション・サイトを見つけた。「グラム降臨」という特集で、この号に載ったおれの記事を読んだ東海市の美容師さんがファンレターをくれたのが、おれと妻との出会い。この号の表紙がデヴィッド・ボウイでなかったら、おれと妻は出会っていなかった。改めてボウイに感謝。

3月25日
連日学生さんの対応。盛況ではあるが慎重に接し、良い人をたくさん採用しよう。夏に矢場町のspazio ritaで「お目かけ女の子100」をやろまい。プロ野球が開幕。中日はいきなりビシエドと周平が爆発。夜は株のことを奥さんと研究。

3月28日
大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」とLotusのリミックス盤「COPY PASTE REPEAT」を買う。はたらくおっさんが生み出す経済力でポップスが成立していることを想像できる大森さんは強い。ギャング気取りのヒップホップ・チンピラなど足下にも及ばぬ攻撃力と包容力に圧倒される。ヘアカット100「ペリカン・ウエスト」をCDで持っていないことに気づき、アマゾンに駆け込む。

3月31日
金山から会社までタクシーで出勤。ラジオCMはたいていうすら寒いが今朝聞いた全労済のCMには感心した。リンクを貼ろう夕方からお台場。ばばかよがキャッチボールをしたいと言っていたので湾岸の広場でつきあう。ex-スタジオ・ボイス佐藤英子さん。その親友で女優の小林麻子さん。白熱するキャッチボールの模様はこちらでも。リンクを貼っておこうなんとかシティのモンスーンカフェでキャッチボール打ち上げ。お姉さんたちの鮮烈なトークは「こじらせ女子」の概念を遥か凌駕した「哺乳類をこじらせて」の域。宿泊はヒルトンで47,000円のスーペリアデラックスルーム。浴室だけでアパホテル一室分ぐらいありそうな広い部屋で一人、飴村行「爛れた闇」を読む。粘膜シリーズのほうが好きだ。




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by kamekitix | 2016-04-03 23:02 | Diary
12月10日
足が痛くて会社を二日休み、昨日からようやく出社。大阪出張はキャンセル。松葉杖での移動は全身運動だ。バタフライで泳いでいるような感じで疲れたので、今日は杖を片方だけにする。負傷している足を少し床に着けてしまうが仕方ない。松葉杖二本で歩くと足以外の部分もあちこち負傷してしまいそうなのだ。もし雨に降られたらもうお手上げだろう。松葉杖、めんどくさい。でも自業自得なので仕方ない。夜はアマゾン・プライムで「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザー2」。マーロン・ブランドがかっこいい。アル・パチーノの情けない感じはあらゆる二代目社長の悲哀に通じる。救いようのないエンディングだなぁ。若きゴッドファーザーを演じるロバート・デ・ニーロがクール。

12月12日
母の四十九日法要で三重県亀山市の寺へ。暖かくて好天。ほんとうは前日から大阪に行って千里の実家と亀山を往復する予定だったが、足のケガで荷物を運ぶことができないため、その役を姉に代わってもらい、申し訳ない。帰りはJR快速で名古屋まで甥と二人で。来シーズン、ナゴヤドームで中日×DeNA戦を観る約束をして別れる。夜になって、足が痛む。

12月15日
週が明けて会社へ。がんばって二日出社したが、片松葉杖でウロウロしたのが良くなかったのか、足がひどく痛む。ロキソニンを飲むが効かず、夜も痛みで目が覚めてしまう。カンパニー松尾さんに誘っていただいていた14日TOKUZOでのHMJM上映イベント「どついたるねんファッカーズ」も欠席で、申し訳ない。これはほんとうにただの捻挫なのだろうか。

12月16日
前日に予約して、朝から名古屋市南区の総合病院へ。いわゆるセカンド・オピニオン。東海市の個人の整形外科とはオペレーションがずいぶん違う。受付に女の子が三人並んでいて、みんな可愛い。対応してくれた美少女の名札をチェックしてすぐにFacebook検索。今春専門学校を出たばかりだから二十歳か。診察してくれた整形外科の先生も30才ぐらいに見える元気な女性でハキハキと的確にアドバイスしてくれる。前後左右の動きをきちんと固定するサポーターを購入。なによりCTを撮って骨に異常がないことを確認できて安心した。正しくは「左前距腓靭帯損傷」。結局、東海市の町医者が充分に固定してくれなかったから回復が遅れたのではないか。会社は四日間のスケジュールをすべて白紙にして有休。家でずっと「ハマジム・ザ・ワールド」の原稿を書いている。くだらないが、自分では面白くて仕方なくて、書くのが止まらない。

12月26日
会社休みまくり。妻とワインを飲みながらアマゾン・プライムで映画をたくさん見ている。「鑑定士と顔のない依頼人」が面白かった。足はずいぶん良くなって、痛くて眠れないということはなくなったけど、まだサポーターで固定中。最初からだいどうクリニックに行けばよかったなあ。アマゾン・プライムで知ったLotusというバンドが気持ち良くてアルバムをたくさん登録。ポスト・ロックがジャズを目指す過程でエレクトロニカとレゲエの要素が混じったような真のフュージョン。ボアダムズ『ワウツー』、櫛引彩香『恋する運命』、三輪二郎『Ⅲ』、Boris with Merzbow『Rock Dream』、KISSの75年のライブ、『Pillows & Prayers』とか。要するにめっちゃ好きなテイストの中古盤屋を見つけたような気分。アマゾン・プライム廃人になりつつある。読書は平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」。キンコメ高橋氏が女子高生の制服をたくさん盗んでいたことが発覚し逮捕。キンコメ大好きだし、なんとなくルックスや性向に他人とは思えない親しみを感じていた芸人さんなのでショックだ。今年も偉大な先人たちが鬼籍に入られた。水木しげる、野坂昭如、北の湖、加藤治子、原節子、桂米朝、松谷みよ子、鮎川悦子a.k.aシーナ、宮尾登美子といった偉人たちが母と同じ年に亡くなったことを覚えておこう。来年はもう誰も死なないように。誰もケガや病気をしないように祈る。

12月28日
再び片松葉で出勤。会議をふたつ。定時退勤でタクシーでハポンに向かうがテレビ会議で使ったパソコンを片付けてないことに気づいて同僚にお詫びLINE。それぐらい急いで「つぶろっく」へ。18:30に到着。DJ担当だが今夜はほんと何も考えずiTunesの中にあるものをVirtual DJ8で流すばかり。出演バンドがどれも面白くて最前列で堪能。THE PYRAMIDが一瞬で1970年に吹き飛ばされるようなプログレぶりで最高にかっこよかった。かつてどこかで観ているはずだが忘れている。ホームページを拝見すると金山のブラジルコーヒーの人なのだな。最後に登場したわたなべよしくにも凄く良かった。女の子みたいなハイトーンでギター弾き語り。歌いたいという気持ちが溢れ出していて、神々しいほどに美しい。ライブとは純粋な情熱を目の当たりにすることだ、と思う。磯部さんと名鉄特急で帰宅。リュック持ってくれたり、特急の指定券買ってくれたり、ほんとに優しくてありがたい。安田謙一さんの『神戸、書いてどうなるのか』を読了するのがもったいなくて2ページずつゆっくり読んでいる。おれはまだまだ名古屋を知らない。いつか安田さんみたいに名古屋について書けるといいな。

12月29日
昼の新幹線で東京へ。ホテルメッツ渋谷にチェックインして休憩。片松葉で渋谷の雑踏に突入。工事してて歩道橋の昇降がけっこうキツい。でもみんな道を空けてくれるから杖は良いね。道玄坂下の喫茶店で仁田さんと待ち合わせ。いろんな近況を聞いて、廣川さんと三人でクアトロへ。豊田道倫のライブ。エレベーターでいきなりJAN相見さんに会う。受付でHEADZ荻原さん。このブログの空間現代の記述について詫びる。いつかきちんと空間現代のライブを観たい。今夜は久しぶりの方たちにたくさん会えて嬉しい。タートル今田さんとは6年前の「春一番」以来。開演時にはかなり盛況。あとで荻原さんに聞くと半数近いファンが新譜を買って帰ったらしく大成功。西光祐輔が仕切る撮影エリアに入れてもらって皇族みたいなポジションに座って観覧。松葉杖効果である。一曲目「悪い夏」で久下さんのドラムがいきなり暴走したが、そこはもう海千山千の猛者が集うキチガイ集団mtvBAND。荒業連発のめくるめく轟音ポップ。名古屋の真弓さんが仕込んだ照明オペレーションも文字通り激熱。弾き語りパートで久々に聴いた「町の男」の情景と美メロに感服。3時間に及ぶ素晴らしいコンサートだった。単純にこれだけの数のメロディを紡ぎ、20年歌い続けてきたという実績に興奮する。それを求めて若い客が増えていることも喜ばしい。隣のビルの居酒屋で打ち上げ。途中でMARKが来たものの、それ以外は見事に男性ばかり。大橋仁のキュートな毒舌と、宇波さんが意外なものにハマっている話が面白かった。また大阪でゆっくりお話ししたい。3時過ぎに店を出ると地下へ続く階段の、死角とは言えない踊り場に若いカップルがいて、女の子がスカートをまくりあげている。どうやらパンティを穿き直しているようだ。びっくりして目をそらすと、臆せず見続けていたヨシノビズムが「松本さん!ベロチューしてる!」と教えてくれる。再び上から覗くと、どうやら情事の後のキスのようで、そのあと立ち上がって去った。あと10分早く店を出ていたらファック真っ最中を目撃したかもしれない。サイボーグの渋谷、冬。

12月30日
メッツをチェックアウトして銀座線で浅草へ。どら焼きの「亀十」の行列が凄くて昨夜のクアトロより混雑している。10月に死んだ母親が浅草生まれで生前よく「私が死んだら言問橋から隅田川に骨を撒いとくれ」と言っていたので、それをしに来た。母親は昭和3年生まれ。東京大空襲で隅田川の水面が死体で埋め尽くされた光景を見ている。風も弱く、年末と思えないほどの陽気で快晴。散骨日和。約束どおり橋の上から美しい川面に砕いた遺骨を撒く。おれは親不孝な息子だったが今日は少しだけ格好をつけさせてもらったぜ。帯同して写真を撮ってくれた西光祐輔と仲見世デート。妻へのお土産に「木村家」の人形焼と「助六」で木彫りの鶴亀を買う。西光くんが連れて行ってくれた洋食の老舗「ヨシカミ」のオムライスが旨かった。今度はコロッケとかシチューとか食べたい。「ぱいち」も行きたい。浅草、また平日にふらっと来よう。浅草線で品川へ。17時の新幹線で名古屋へ戻った。
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by kamekitix | 2015-12-31 23:59 | Diary
10月25日
朝、千里中央の老人ホームからの電話で起こされる。入居している母が心肺停止で間もなく医師が来て死亡を確認するとのこと。午前8時14分、実母松本不二子逝去。面会のため千里の実家に泊まっていた姉が前夜「高熱が出て意識低下してる」とLINEしてきて「それって危篤ってこと?」と返信すると「長くはないかも。でも今日明日の話じゃない」という旨のレスだったのでのんびり寝てた。おれとは正反対の、竹を割ったような気性で介護福祉士の資格を持ち鋭いジャッジと迅速な行動力を誇る姉が珍しく状況判断を誤ったようだ。満88才の大往生。死因は老衰。病気もせず苦しまず、老人ホームのベッドで亡くなったのは家族としてはありがたいケースだろう。前夜の姉の予測さえ裏切って素早くスッとあの世へいった母の身のこなしに感謝する。午前中に新幹線に乗りLINEで葬儀社手配をしながら千里へ。老人ホームから遺体とともに千里会館に移動。葬儀打ち合わせを2時間。姉は一旦横浜へ戻り、おれは千里の実家で眠る。今年はほんと葬式が多い。いつも義父から借りているのでそろそろ自分の数珠を買おう。

10月26日
「高部あい容疑者」という字面のギャップ、破壊力高い。高部知子なら違和感ないけど。何が起こるかわからないなあ、芸能界って怖い。母の遺影に使う写真をホームから千里会館へ持参。担当営業が人懐っこいよく話す男で憎めない。「新卒のときUSEN受けて落ちました」などと余計なことを言っている。夜、横浜から姉の家族がやってきて千里セルシーの屋上の居酒屋で会食。義兄に会うのは15年ぶり。よく呑み、よく話す人たちで実に楽しい。一家は千里会館の、ホテルのスイートルームのような豪奢な遺族用控室に宿泊。おれは今夜も千里の実家。

10月27日
朝9時から葬儀。妻が新幹線でやって来た。参列者は姉の家族四人とおれと妻の六人。他の親族は参列せず、葬儀社に依頼して供花も電話受付の時点で拒否するという排他的な態度を徹底したのは故人の遺志による。亡骸を焼いている間にタクシーで千里中央へ移動してみんなで昼食。妻の挙動は常に的確かつ清楚だ。火葬場から斎場に戻って初七日法要を前倒しで。坊主への支払だけで25万。ええ商売やのう。骨壺と遺影を抱いた姉とおれは老人ホームの部屋の片づけがあるので大阪に残り、義兄・甥たち・妻は新大阪からそれぞれ帰宅。その新幹線の中でも妻の気遣いが絶妙だったらしく、姉が「何故あんたみたいなヘンな男にあんな素敵な奥さんがいるのか」ということを何度も言う。夕方までホームの居室を整理。夜は姉と二人で実家で晩酌。6才離れた姉とサシで呑むのは生まれて初めてかもしれない。母の四十九日が、28年前に死んだ父の命日にあたり、そのロマンチックな巡り合わせに姉は「そういうことか」などと言って感激した様子。おれは「そういうこと」にはあまり共感しない性質だが「確率としては1/365にすぎない」などと野暮を言うのは止しておいた。
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10月28日
母が晩年の10年を過ごした特別養護老人ホームの居室を正式に解約し、明け渡し。思えばおれの親不孝をすべて受け入れてくれた施設であり、最大限の感謝に堪えない。母の介護に関わったすべての職員の皆さんに感謝。特に平井さんというまだ20才ぐらいに見える長身の美女が実にキュートでまた会いたい。姉は横浜へ戻り、おれはキングジョーと梅田東通りで夕食。のぶちゃん、ビノシュ。また山のように本を貸してくれた。有り難いが、重い。

10月29日
ゆっくり起きて千里中央の市役所へ。各種社会保険の喪失手続を完了。未払の年金が二種類あるらしく、これをおれの名義で受け取るのが結構面倒臭そう。しかし今回の滞在はすべての用事が千里中央と桃山台で完結して、豊中市は便利だね。久しぶりによく働いた。神経は脆弱だが、意外と頑健な肉体に産んでくれた亡母に改めて感謝。正午の新幹線で名古屋に戻り、四日ぶりにわが家に帰還。

11月5日
会社のすぐ前のコメダ。突発性難聴で休職中のK君とコーヒー。本人は復職する気満々だが診断書の内容がNGでもう一か月休職を延長。しかし特筆すべきはこのコメダに勤務するウエイトレスの美しさである。スラリとしたプロポーションで実にきれいな顔をしている。左利きらしく、左手でグラスを置いているのも萌える。制服のポロシャツが身体に密着しており、胸がペタンと平たくて、ほとんど乳房がないのがまた可愛い。この子のイメージビデオどこかで売ってないだろうか。あったら定価で買う。読書はジョーが貸してくれた友成純一「獣儀式」。ひたすらグロテスクを極めたホラー小説。肉でできた人柱の描写が強烈で夢に出てきそう。

11月7日
飴村行「粘膜兄弟」が面白くて、500ページほどの文庫だがほとんど一日で読んでしまった。読むの遅いおれにとっては記録的な高速。愛する人たちが死にまくる友成純一を読んだ後なのでむしろハッピーな読後感。終盤出てくるキーパーソン(爬虫人)の名前が「亀吉」で大いにシンパシー。

11月12日
昼から東京。ランチは渋谷東交番近くのチリチリでカレー。歩いて青山まで。社長室での撮影立ち合いなど有意義な時間を過ごす。珍しく働いたわ。懐かしい顔が多くて楽しい。夜は渋谷。智子さんとラーメン凪、ワイン酒場で夜半まで。大好きなホテルメッツ。

11月13日
新卒一年生の研修・面談と、2017新卒採用ツールの取材。道玄坂の会議室と道玄坂登り切ったところにある自社ビルで並行。渋谷でも懐かしい人たちにたくさん会う。夜は恵比寿のKITSUNEで一年生懇親会。人事課長が締めの挨拶してるのに後ろの席でギャーギャー騒いでるやつらにキレる。経費で飲む宴会で学生ノリの社員は許せない。とはいえ二回りも年下の子たちだからなあ......。2004年入社の人事課長に「拓也さんがキレるの見たのは自分の入社式以来です」と言われる。11年半ぶりに怒鳴った。そのまま深夜までKITSUNEで打ち上げ。夜は快適なホテルメッツ。今回の出張のスケジューリングは完璧。素晴らしい人事部。

11月20日
有休をとって朝から妻の運転で亀山の寺へ。来月の納骨を前に墓の砂利などを整えたいという妻の発案だ。こんなアイディア、一生かけてもおれには出てこない。亀山のサービスエリアで伊勢うどんとソフトクリーム。昼には東海市に戻り、市役所と年金事務所で亡母の年金についての手続。しかし、まだ銀行の手続を何もしていない。何をどうしていいかわかってないので来月大阪で信託銀行に相談してみよう。夜は妻が買ったブロックスというボードゲームで遊ぶ。ルールは単純。定石を見出したり、相手の手を読んだり、という駆け引きはまだできていないが、微妙に頭を使うようで、刺激が心地よくて面白い。間違っていつの間にか入会してしまっていたアマゾン・プライム。ストリーミングのコンテンツが面白くて大いにハマる。映画は「旅の重さ」「冬の華」など70年代の邦画を観た。音楽も充実していて、これiPhoneで聴けるからiTunes要らないんじゃないか。だってSteely DanもDorianもSpyro Gyraも全アルバム聴けてしまう。勤務先の自社製品と思い切り競合するが、これで年会費3,900円は決して高くない気がする。

11月25日
ぴあ関西支社の和久田善彦さんが編集された安田謙一さんの新刊「神戸、書いてどうなるのか」を送ってくれた。安田さんにもさっそく感想メール。この日記とは別にブログで感想を書こう。会社で突然名古屋支店長の本社異動が発表されてフロアに衝撃が走る。今年の一月に東京から転勤してきたばかりの若くてかっこいい青年で、クールに見えるが心根は熱く、一年足らずで部下たちのハートをがっちりつかんでいた。部下を守るために上司とケンカできる人。上司の顔色ばかりをうかがうひとが多い中で稀有な人材だが、こういうひとに限って出世しちゃうんだよねえ。

11月27日
TOKUZOで「カンパニー松尾の世界」。山口雅さん主催のシリーズ・イベントで、今回は海外モノという括りで「TANGO」(2012)と「YOGA」(2008)の上映。どちらも紀行ドキュメントとして秀逸で、特にアルゼンチンで撮影された「TANGO」は松尾さんの片想い、思い込み、そういうのひっくるめた「子供っぽいおとなの純情」みたいなものが炸裂していて、超面白くて、泣ける。「YOGA」は対照的にドライな求道者のすれ違いが描かれていて、この二本のセレクトは絶妙だった。上映後に松尾監督とふたりでトーク。いつにも増して挑発的な物言いになってしまい失礼だったと反省。でも松尾さんの、いまだに整理のつかない、渾然としていて複雑な、こじらせちゃってる男の本音をステージで引き出すことができて良かったかと。雅さんは逆に「笑えるTANGO、泣けるYOGA」と言われていて、女心はわからないものだ。

12月4日
栄五丁目の吉野家で牛丼を食べてから鶴舞のKDハポンへサイクリング。大好きな冷牟田敬のライブ。ソロ演奏を観るのは初めて。轟音エレキギター弾き語り。エフェクター、サンプラー、リズムマシーン。すごく良かった。でも短すぎる。冷牟田くんだけで二時間は見たい。MCが冴えていて「この曲はやらなくていいんだけど」とか、最前列のお客さんに「こんな近くにいるのに大きな音出してすみません」と言ったり、準備に手間取ってウロウロしながら「ウロウロしてますね」、アンコールに応えて再び登場するなり「ほんとにこんな音楽好きですか?」など爆笑トーク連発。昆虫キッズではあまりの無口さに留学生と間違われていた寡黙な冷牟田くんがよく喋る。何度も書くけど三年前に死んだ弓場宗治が目指してたショーはこれだったのではないかと思った。ドゥルッティ・コラムとシューゲイザー。シュー・ゲイザー(靴を見つめるひと)とスター・ギャザラー(星を集めるひと)は似ている。「シューティング・スター・システム」を提唱したのはジギー・アテムだった。こんなことを書くひとはもうおれしかいない。麓健一さんは4年前のアルバム『コロニー』が好きで一曲目でいきなり「ロンリネス凧」をやってくれたので嬉しかった。曲も声もほんと好き。ルックスも好きよ。ぼくが20才の女子なら逆ナンしてます。小森清貴さんは声質からしてポップでメジャー感があるので、こんなアンダーグラウンドなところにいちゃダメだ、と思った。特におれなんかとつきあっちゃダメ。売れるものも売れなくなる。まるでシスターポールやミックスナッツハウスのように。まったく予備知識のなかったマツバナオキさんのバンドもすごく良かった。おれはDJと称して転換時場内音楽係を担当。HELLAの同じ曲二枚使いで流したら次々とひとが寄ってきて「HELLAですね!」と声をかけられ、HELLAの人気に驚いた。会社の美弥ちゃんも来てくれて嬉しくて幸せな気持ちで金山駅まで自転車で帰る。最終の普通かな、いや、それより早い急行があるかな、などとホームの掲示板を見ながら階段を降りていて、最後の一段を踏み外し、思いきり尻餅をついてしまった。DJやるのにノートPCを入れてていつもよりリュックが重かった。左足首を捻って激痛。「折れたかも」と思いつつ特急に乗り込みながら妻に電話。家の最寄駅まで10分。下車したホームから改札まで歩けない。けど片足でぴょんぴょんして何とか迎えの車に乗って帰宅。足の甲がソフトボールみたいに腫れているので西知多総合病院の救急外来でレントゲン。骨折していないようだが「明日必ず整形外科に行ってください」との診断。夜勤の先生がめちゃイケメンで可愛くて、妻と見惚れる。痛み止めと貼り薬もらって2時に帰宅。ベッドに上がれないのでソファに布団を運んで眠る。

12月5日
朝から自宅近くの整形外科へ。ずいぶん年季の入ったレントゲンで念入りに診てもらう。骨折は回避されており、捻挫で全治四週間との診断。松葉杖を借りて歩く。来週予定していた大阪出張は不参加を決め込み各位にメール。栄の事務所までは通えるだろうか。来週末は母の四十九日で三重県の寺で納骨があるのだが......。千里中央の実家に置いた遺骨や位牌を運んで往復しないといけない。とりあえず現状では無理だなあ。治り具合の進捗による。「こまった。すみません。どーしよー」と姉に相談LINE。
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by kamekitix | 2015-12-05 19:46 | Diary
9月13日
K.Dハポンでカーリーズが二年半ぶりの再結成ライブをやっていたのをUSTREAMで観る。圧倒的に可愛い。すべてが純粋で美しい。でもおれ『エチケット』聴いてなかったのでライブを聴きながら新しいタブを開きアマゾンで中古盤を300円で購める。世界で最後の一枚だったようだ。ラッキー。

9月15日
年に一度の健康診断でいつもの昭和区のクリニックへ。バリウムのんでゴロゴロ転がっているうちに胃から空気が漏れてしまったらしく初の「発泡剤追加」を経験。胃が重い。最後の触診はいつもおじいさんだったのだが今回は若い女医さん。切れ長の瞳、茶髪ショートカットの美人で驚いた。誰やあの子めっちゃ可愛い。平山夢明の極悪短編集「暗くて静かでロックな娘(チャンネー)」が最高。

9月19日
熱田球場で高校野球の秋季大会を観る。東邦対高蔵寺。東邦のエース藤嶋のボールが速い。あんなの県立高校の子が打てるわけない。iPodでずっと聴いてたカーリーズ「プラトニック」のサビ(ねえ、シーソーでアイコンタクトしてみて)が脳内無限リピート。

9月20日
昼から妻と栄デート。買い物いろいろ。夕食について考えておらず栄三丁目で思いつく店をいくつか訪ね歩くがどこも日曜定休で残念。仕方なく適当に入ったお好み焼屋が不味くて盛り下がる。金山で路駐してもらってアスナルのバナナレコードへ走り前日に見つけておいたパット・メセニー『80/81』とキース・ジャレット『MYSTERIES』を買う。どちらも780円で、ベースはチャーリー・ヘイデン。ガードレールを跨いでかっこよく妻のもとに駆け寄ろうとしたら思いきり膝を打ち当ててしまい内出血。おれの足は短い。10月にリニューアルされるハマジムのサイト『PGbyHMJM』で連載させてもらうコラム、とにかく訳のわからないものにしようと思い立ち、ドキュメンタリーとも小説ともエッセーともつかぬ不思議なことを書いているが、やはり何らかストーリーができてしまって、つまらないものになりそう。つまらないやつだと思われてしまうが、もうどうしようもない。

9月24日
「劇場版 どついたるねんライブ」についての雨宮まみさんのツイートを読んで違和感を覚える。【ライブハウスで生セックスをやる、みたいな、90年代だったらそういうタブーをやることがアングラでかっこいいでしょ、な雰囲気だった行為が、一切のタブー感も暗さも、こんなことを共有しちゃってる俺らすごい的なノリもなく、完全に100%ポジティブな空気で行われてたことも、ああ、いまの時代のものだなぁって感じがして良かった】とのこと。90年代に限らず人前でセックスすることは厳然たるタブーであり、セックスが生殖行為である限りこれからもずっとアンダーグラウンドでなくてはならない。おれはあのライブハウスの空気が「完全に100%ポジティブ」だったとは想像したくないし、そんな空気でなされるセックスは檻の中の動物の交尾にすぎない。人のセックスはいつも照れくさく恥ずかしくて隠匿されるべきだ。おれは先の日記で「羞恥、シャイネスがこの企画の肝であるべき」と書いた。それがなくて「良かった」という意味なら、おれは「いまの時代のもの」を理解しない。

9月25日
CHVRCHESの新譜をタワレコで買うとクリアファイルがついてきてハッピー。CHVRCHESもクリアファイルも好きだ。初来日のサマソニ2013を最前列で観た、という話をおれは向こう30年何度もするだろう。ついでにジャズ初心者としてビル・エヴァンスを聴こうと思い立ち、それらしきコーナーに立ち向かうと、初期のアルバム7作を収録した4枚組が1400円で売られていたのでパルコカードで買う。7作1400円って一枚ずつレンタルするより安いな、とジョーに伝えると「それはリリースから50年経過して著作権が切れパブリック・ドメインになったのでしょう。そしてアメリカはこの著作権有効期間を70年に延長しようとしてるのです」とTPPに言及する返信。最近のキングジョーは政治に敏感である。

9月26日
スピリッツで連載してるギャグ漫画「るみちゃんの事象」が大好きで単行本を全部揃えているのだが、実写でドラマ化すると聞いてすごく不安だった。家にテレビがないので(地デジ化反対運動中)動画サイトでチェックしたのだが、これが意外といける。天衣無縫なるみちゃんはおれのアニマであり、その魅力の三次元化は困難だと思ったがるみちゃんを演じるトミタ栞のルックス、演技は及第点だ。突飛なボケ連射だけで構成されるストーリーも、その間合いの長さと無理に物語化しようとしないシンプルな演出で原作の笑いをうまくトレースしている。さて、中日ドラゴンズの話題が尽きない。和田、小笠原、朝倉、谷繁に続いて、山本昌が現役引退を発表。これでとうとう自分より年上のプロ野球選手がいなくなった。大学生になったとき「高校野球やってる子たちはみんな年下なんだなー」と感傷的になった覚えがあるが、それどころではない深い感慨。山本昌の引退をもっておれは初老の領域に到達したと自認しよう。健康診断の結果が気になる年頃。

9月29日
久しぶりにDOMMUNEを観たら空間現代というバンドが演奏をしていて気味悪かった。あまりにもキモイので30秒と耐えられずミュート。怖いもの見たさで音量を上げ、15秒ぐらいでミュートというのを何度か繰り返す。あー、すげーなー、アレは。何をどう勘違いしたらあんな気色悪いバンドができるのだろうか。THIS HEATとかBATTLESとかの悪影響だろうか。とにかくみんな見てほしい。すげーよ空間現代。ドラムのひとの顔とかバスドラだけ踏むときの体の傾きとか。ギターの人なんかときどき叫ぶんですよ。すげーの。ブサイク。2分ぐらいしか観てないのですが、ベースのひとはカメラを何度も気にしてた。あれなに。まじでキモイ。ネーミングはもちろんルックス、音色のチョイス、演奏技巧、アレンジのすべてが総毛立つほどダサキモイ。検索してプロフィールをチェック。【編集・複製・反復・エラー的な発想で制作された楽曲を、スリーピースパンドの形態で演奏。これによるねじれ、 負荷が齎すユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。近年では演奏における一つの試みとして、並走する複数のグルーヴ/曲を行き来しながらも、ライブに流れる時間全体が一つのリズムとして立ち現れてくる様なライブ形態の構築と実践に取り組んでいる】。なんと浅薄でテキトーなテキスト。底が割れて地肌が見えてる。そこはまさに不毛であると言えよう。背筋が凍ったような気分のままでベッドに入りたくないので慌ててiTunesを立ち上げてブラックビスケッツの「タイミング」かなんか聴いて寝よう。

9月30日
夕方から東京へ。「獄中で聴いたイエスタデイ」という本を新幹線で読む。19時から渋谷で飲み会。豊田道倫が招集してくれたメンバーは、カミイショータ・岩淵弘樹・神谷弘一・樋口周平・ヨシノビズム・西光祐輔・堀内暁子(敬称略、到着順)。会いたい人を的確にチョイスしてくれるMTの神幹事ぶりに感謝。話題は多岐にわたり、ふと時計を見ると23時を回っていた。センター街の神座でラーメン。夜更けにふたりで山手線というシチュエーションも久しぶり。目黒で下りるみーくんを見送る。電車は大崎止まりで次は20分後らしいので品川プリンスホテルまでGoogleマップを頼りに歩くことにする。閑静な住宅街に迷いこみ暗くて急な上り坂が続く。行き止まりの道も多くて何度も迂回。品川らしき町の風景が見えてこなくて不安になったが30分ほど歩いて到着し、就寝。

10月1日
品プリ・イーストタワー773号室の細長い窓のカーテンを開けると目の前にAV撮影に使われそうなきれいなプールがあり、夏にこの部屋に泊まるとずいぶん良い目の保養になるだろうな。昼に出かけて赤羽橋の渋い蕎麦屋で天ざる。蕎麦は東京のが旨い。プリンスパークタワーの宴会場で新卒学生の内定式。今年は名古屋の採用が低調で肩身が狭い。スカイラウンジでスタッフ打ち上げ。乃木坂46について熱く語るチサトちゃんと小一時間まったり。可愛い。今夜はちゃんと品川駅で下りた。

10月2日
セ・リーグは稀に見る低レベルの混戦をヤクルトが制し優勝。ヤクルトの優勝は2001年以来でそのときは若松監督が胴上げされて空中でクルリと一回転したり、場内インタビューで「ファンのみなさん優勝おめでとうございます」と言ったりして印象的だった。妻は昔から「人がコロコロ回転する姿」がツボらしく若松監督の胴上げも大好きで年に一回ぐらいは思い出し笑いをしていた。あのころ私たちは池尻のマンションに住んでいて新婚だった。「あれから14年かあ」と感慨深そうな妻は今年41才になる。相変わらずキレイで可愛くて賢くて優しくて何をやらせても上手でほんとすごい。おれの持ってないものをたくさん持っている人。おれは妻を尊敬している。真中監督は胴上げで回転しなかったようだが「優勝おめでとうございます」のコメントは継承された。もう中日弱くてつまんないからヤクルトファンになろうかしら。

10月3日
森川葵が東海市出身でわが家のごく近所の中学を卒業していると知った。2、3年前まで名古屋市内の高校に通っていたはずなので、たぶん何度となく同じ電車に乗っていたはずだ。本数も車両の数も多くない名鉄河和線だから、朝晩同じ車両に乗り合わせた日もあったに違いない。いや、もしかしたら何度か目が合ってお互い少し気になる存在だったかもしれない。あんな可愛いコを見落としてしまっていたおのれの美少女ハンティング能力の低下、アンテナの錆びつき方に愕然とする、48才の秋。健康診断の結果は例年どおりの胆嚢ポリープ以外は異常なし。

10月5日
秋なのでもう寒い。昼に少し脳がふわふわするときはたいてい朝ソラナックスを飲み忘れている。広小路のなか卯でうどんを食べて栄のセコハンで平山夢明「ダイナー」、パルコのタワレコでVIDEOTAPEMUSICの新譜を買う。パルコ4Fの本屋はLIBROだったがすっかり改装されていて半分がアニメ・ショップに、残りは何を思ったのかカフェ併設のセレクトショップみたいなのになった。センス自慢系とでもいうのか、本棚が不思議にカテゴライズされていて書籍のジャンルが不明瞭。こういうの流行っているのかな、早く潰れたらいいのに、と思う。すぐ近くに丸善もジュンク堂もブックオフもビレバンもあるので本はそちらで買おうと決意。名古屋LOFTのジュンク堂はB1Fと7Fに分かれているという不便な構造だが在庫が潤沢で欲しい本がたいてい見つかるのでとても信頼している。歩いてすぐなので、この事務所の立地は素晴らしい。名古屋駅界隈の新しいビルへの移転を勧める営業マンの来訪が多いが、断固拒否。

10月10日
新幹線で京都へ。トランスポップギャラリーでキングジョーの個展『ホテルエンドレスサマー』を見た後、近くの出町柳文化センターでトークショーを開催。トークショーとは名ばかりの飲み会で、近所のスーパーで10人前の食材を買ってタローくんの家で奥さんとカイちゃんが洗ったり切ったりしてくれたのをぶちこんだ鍋パーティー。意外なほど美味で適量。最後に豚肉とラーメンを入れて〆る。ジョーは「こんな旨いラーメンは食べたことがない」と感激していた。いつも大阪で飲み会してるメンバーと名古屋の友人たちが京都で邂逅した形だ。とても楽しかった。名古屋チーム3人で出町柳から徒歩で南下。それらしい店がなくて途方に暮れたところにポツリと一軒素敵なバーがあってまったり打ち上げ。この店いい感じ、川端丸太町「D'」。佐々くんは車で多治見へ。京都駅まで戻る磯部さんとタクシー相乗りで四条新町のホテル。マイステイズ京都四条。ちょっと高いけどすごく良い。

10月11日
京都駅で阿闍梨餅とビアードパパの京都限定みたらしだんご味シュークリームをお土産に買った。意外と早起きしてしまい予約した新幹線出発まで一時間半ある。EX-ICというカードを使っているのでインターネットで時間を変更できるのだ。予約を繰り上げようと思ったら、阿闍梨餅買うときに改札してしまっていて変更できないことに気づく。仕方ないのでカフェに入って「ダイナー」を読む。正午の新幹線で名古屋に戻り「住よし」で月見きしめん。聚楽園駅まで妻が車で迎えに来てくれた。

10月15日
会社の仕事がイージー・モードすぎて、このままではダメになってしまう。社歴ばかりが長くなり、本社帰りで、東京でアシスタントをしていた役員が社長に昇進したせいか、腫れ物に触る感じというか、誰にも叱られなくなっている由々しき現状。まったくツッコまれないのにボケまくる漫才師のような気分だ。名古屋の総務兼人事部として自分なりにできることを考えて働かないといけない。特殊なポストなので自分にしか発信できないことがあるはずで、それが存在意義だ。まだまだボケ続けよう。妻が義母と長野へ小旅行。夕食はひとりで斜向かいの王将へ。キムチ焼飯の油が多くて、終盤なにを食べてるかわからなくなるほどベトベト。この日記は酷い。

10月16日
勤務先での昼食は週四ペースで妻が弁当を作って持たせてくれているのだが、妻弁当休業日と白壁の合同庁舎へ行く日が珍しく重なったので、栄から瀬戸線に乗って5分の森下駅で初めて下車。行き先は「ジューシー バインミー」。シスターポールのスタッフをしていてライブハウスでよく会ってたモラカリインの二人が昨年12月オープンしたベトナム・サンドイッチのお店で、ずっと行きたくて、やっと来れた。正午以降は忙しくて話せないだろうなと思い、オープン時刻11時半ちょうどに入ったがすでに常連らしきお客さんが来ていて、おれのあとにも続々と、ひっきりなしの大盛況。多忙を極め充実した毎日のご様子でイキイキとしていた。『ミレニアム』の主人公リスベットを思わせるパンク美女テッチ嬢とは主にハックフィンの暗がりでしか会ったことなかったが、オレンジ基調の明るい店でめちゃくちゃ可愛い声で爽やかに接客している姿に萌えた。

10月19日
2012年に死んだ弓場宗治の命日。

10月23日
名古屋駅西の映画館シネマスコーレで『劇場版 どついたるねんライブ』。上映中は近くの中華料理「平和園」で磯部さんとビール。麻婆豆腐旨い。ハマジムご一行が出てくるのを見計らって劇場に戻り、梁井監督と初対面。誰でも抱かれたくなるキュートな青年だ。松尾さん、岩淵くんと立ち話。現在のおれの友人を大別すると四つで(1)森山雅夫を起点としたメールアート→ノイズ→スカム人脈、(2)キングジョー・ミック博士など大阪有線関係筋、(3)豊田道倫に引き寄せられた人たち、(4)彩ちゃんのBBSやmixiなどSNSで知り合った人たち。で、(3)のウエイトがどんどん膨らんでハマジムのみなさんも全員もちろん(3)。いまさらMT最強説を確認した夜だった。ご一行は名古屋で朝まで豪遊かと思いきや全員春日井に宿泊とのこと。

10月24日
末高陽子さんが久しぶりにTwitterに降臨して小松誠さんとの関係を赤裸々に語る事件。登場人物を全員知っているので出歯亀的に読んでしまった。親しくしていたひとたちが金銭問題やら感情の行き違いで絶交してしまうのは寂しいね。「感じるな、考えろ」とは綾小路翔の至言。

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by kamekitix | 2015-11-01 01:16 | Diary
8月9日
夏休み二日目。深夜、妻の提案で突然大阪へ。23:30に東海市の家を出て新名神高速道路を爆走。1時すぎ千里中央に到着。真夏の真夜中、空き巣みたいに実家へ入る。少し休んで梅田へ下って神山町の「ひろかずや」でお好み焼、3:30。ふたりで中崎町に住んでいたのは12年前。いろんな思い出を話す。あのころは愛猫にゃん吉が生活の中心にいた。中津から再び高速に乗って草津や土山で休憩しながら朝6:00に三重県亀山市に到着。松本家の本家とおれの父親の墓がある寺で掃除とお参りをするのが今回のメイン・イベント。結婚していなかったら骨になるまでここには来なかっただろう。こんなだらしない男には勿体ない、実に出来た嫁さんでいつも畏れ入る。

8月10日
大阪から懐かしいレコードやVHSをたくさん持ち帰ったのでそれらで遊ぶ。 Jean-Luc Ponty『King Kong』、FUN BOY THREE『WAITING』などのLPを大きな音で聴く快感。テレビ中継を録画した1988年12月の渡辺満里奈ライブは大阪城ホールが満杯だ。読書は平山夢明を二冊。世界の意地悪を凝縮したような短編集「他人事」が最高。Facebookに載っている「知人の知人」の披露宴の写真はたいてい花嫁さんの顔が醜怪で「よくこんな顔、披露できるなあ」と思う。かつてヒップでホップだったおじさんのツイートは、本人こそさぞかし尖がったスタンスで社会にコミットしているつもりなのだろうが実に表層的で軽薄。わかったようなことを言おうとして常にズレている姿は鳥肌が立つほど滑稽で、結句「この人ほんとにTwitterが好きなんだなぁ」としか思わない。平山夢明の小説はそんな自分の底意地の悪さ、俗悪な部分をトレースしてくれるようで心地好い。わざわざYouTubeで酷い事故現場や喧嘩の動画を観てしまう感覚に近い。山野一の不条理な漫画も思い出す。中村文則もそうだが肉体的な痛みの描写が巧みで腹を抉られたり腕をもがれたりしたらほんとうにこんな感じかも、と思う。

8月13日
1988年に放送されたテレビドラマ『花のあすか組!』がなぜか昔から異常に好きで、当時全話録画したVHSテープをDVD-Rにアーカイブしようと思ったのだがキャプチャー・ソフトとPCの相性が悪いのかコマ落ちが激しくて断念。調べてみるとDVD4枚組セットが発売されてたのでアマゾンで購入。これが実に素晴らしい。2冊のブックレットに詳細な回顧録が記載されており、当時の時代背景やキャスティング、テレビ局/広告代理店/所属事務所/レコードメーカーを巡るメディアミックス戦略の事情、脚本や演出・撮影技術など制作現場の臨場感が綴られている。この無記名の筆者が亡くなる前に『花のあすか組!』研究のムック制作が企画されるべきだろう。おれも一筆寄せさせていただきたいが、あのドラマの何がおれをこんなにも魅了しているのか27年経った今でもよくわからない。

8月14日
午前中に名古屋駅から新幹線で新大阪へ。御堂筋線の駅のトイレ事情を熟知しているおれだが、どこもキレイになっていて市長に礼状を送りたい気分。千里中央の実家でゆっくり休憩して千日前の居酒屋「天秤棒」に16:00。一階の座敷で宴会。いつも自分の帰省の都合で集まってもらって申し訳ありません。安田謙一さん、ミック博士、キングジョー、ANGIE、市瀬くん、ミオナさん、カイちゃん、塩ちゃん&山本さん夫妻に長男(0才)が初登場。ジャンカラ経由で今夜もディドリーボウ。ジャンカラではスケッチブックアドバンスのボーカル市瀬くんの声量が炸裂して爆笑。安田さんの十八番(松崎しげるの例の曲)が入っていなくて残念。おれは自分の歌がずいぶん下手になっていることに落胆した。千里までの終電を逃して中津からタクシーで帰宅。小声で話しかけてくる変な運転手さんでいろいろ話してくれるが15分ぐらいの会話で「息子が剣道をやっている」ということしかわからなかった。千里の家に戻ってトムヤムクンヌードル食べて3時半ぐらいまでANGIEとチャット。

8月15日
昼すぎまで仏間で眠る。ラジオで高校野球を聞く。早実打線爆発。千里セルシーのピッコロでカレー。87才になる母が住む老人ホームに顔を出してから心斎橋へ。CONPASSというクラブの前で人生の先輩たる年長者二名がそれぞれ千円札を握りしめて苦汁をなめたような困窮した表情をしている。「今日のイベントにゲスト枠で招待され”千円で入れる”と聞いたから千円だけ持って来たが、受付で”ドリンク代別途500円必要”と言われて入れなかった」とのこと。腰が砕けそうになるほど笑いながら千円ずつ貸してあげてるところに岩見吉朗さんが来られたので「先生見てください。カツアゲされています」。豊田道倫CDデビュー20周年記念公演『SONG~DUB-LOVE(大坂夏の陣ノイズ篇)』。出演・豊田道倫、PA・内田直之。人生想ひ出波止場さん(@grpcd)のツイートからセットリストをコピペ。
01.新曲?(sing a song)
02.天国への扉 天王寺篇
03.グッバイ大阪
04.チョコパ
05.友達のように
06.散歩道
07.西成、26時
08.八月十九日
09.おまんこちゃん
10.GROOVE TUBE (flipper's guitar)
11.そーへー
12.おっさん&おばはんイリュージョン
13.ゴッホの手紙、オレの手紙
14.戦争に行きたかった
15.サマーソフト
16.city lights 3000
17.そこに座ろうか
18.新曲(自慢の息子)
19.新曲(kiss me)
<アンコール1>
20.野畑小学校校歌
21.m t b
22.東京の恋人(with AZUMI)
23.御堂筋(with AZUMI)
24.移動遊園地
25.UFOキャッチャー
<アンコール2>
26.うなぎデート
27.FGV
28.kiss in the taxi
内田さんによってダブ処理される音像がいつもの弾き語りよりも凶暴で「サマーソフト」でのアンプ前にしゃがみこんでのハウリング、「UFOキャッチャー」での絶叫と爆音が壮絶だった。生音に近いしっとりした弾き語りの時間も、珍しくエレキギターを抱えたAZUMIさんとのデュオもあり、バラエティに富んだ良いステージだった。とにかくみーくんは元気だ。新しいファンも増えたのか客層が徐々に若返っている気がする。MCでよく名前を出す「チコピド」がもうウケてない。ラウンジで声をかけてくれた男性も「豊田さんのライブに来たのは初めてです」と話していた。小松さんとANGIEでチャーハン食べて帰ろうとしたら豊田一行も合流して懐かしい珉珉で軽い打ち上げ。竹腰さんにHi, how are you?というバンドを教えてもらう。MTも竹腰さんもHomecomingsに夢中のようだ。おれも今月になってアルバムをまとめて買って毎日聴いてる。 内田さんにも挨拶して退散。内田さんに浦さんのアルバムが好きだと伝えることができて良かった。今夜は終電に間に合った。

8月16日
名古屋に戻って夏休み最終日。大阪でジョーとミックが本やDVDをたくさん貸してくれたので当分退屈しない。樋口毅宏「さらば雑司ヶ谷」「雑司ヶ谷R.I.P.」を読む。こういうのをライトノベルというのかな。漫画みたいでサラサラ読める。適度にグロテスクで痛快。

8月22日
夕方、1Fの玄関をどんどんと叩く音がする。仕事を終えて入浴中の妻が浴室から顔を出し「Wさんだと思うから行ってきてください」と言う。Wさんは近所に住む老紳士で、いつも自作の美味しい野菜をお裾分けしてくれるので常々名前を聞いていたのだが、自分は初対面だ。「旦那の松本です。あっこは風呂です」とお辞儀すると、長身の彼は真っ黒に日焼けした顔で笑ってくれた。「いろいろ作ったけどひとりじゃ食べきれんので持ってきたんだわ」と照れくさそうに言った。Wさんの奥様が長年うちの美容室を使ってくれていて、太陽のように明るい方で、うちの妻も義母も大好きな常連のお客様だったのだが、四月にがんで亡くなってしまった。妻と義母の落胆は大きくて通夜にも葬儀にも泣きながら参列していた。それから旦那さんは定期的に野菜を持って来てくれる。これがめちゃくちゃ美味しいのだ。「いつも美味しくいただいています。またいつでも来てください」と言うとWさんは嬉しそうに笑ってくれて大きな車で帰っていかれた。家に戻られてから奥様の仏壇に「あっこさんの旦那さんに初めて会ったよ」と報告されてるかな、とか想像したら涙が出た。「なかなか爽やかなイイ男だよ」と伝えてくれてるといいなー。

8月28日
朝から激震。昨夜営業のKさんが会社帰りに名古屋駅の地下街で倒れて、そのまま亡くなったという。心筋梗塞。一昨日の夜、社長を名古屋に招いた飲み会があって、同じテーブルでビールを飲んで「来月もがんばりましょう」と笑いあったばかりだ。信じられない。夕方まで箝口令を敷いたが、土日に葬儀が行われるので、事務所のメンバーをフロアに集めてKさんの急死を伝えると悲鳴があがった。こんな仕事はいやだ。明日の通夜、あさっての告別式に向けて準備をしつつ、まだ信じられない。Kさんはおれと同学年。小柄でなんとも人懐っこいおじさんで誰にも愛されるキャラクターだった。Facebookで見せるプライベートも微笑ましくて小学生の息子さんと川で泳いでる写真とかほんとに可愛かった。

8月30日
もう50才の手前にもなると葬式が多くなるなあ。しかし半年のうちに二回も現役社員の葬式をディレクションすることは滅多にない。三重県桑名市の大きな斎場で盛大な告別式。通夜と合わせてのべ百人以上の社員が訪れた。棺を覗きこんで「びっくりさせないでよKちゃん。ゆっくり眠ってあの世で会いましょう」と言っておいた。ほんとはあの世などないに決まっているのだが彼とはまた会える気がするのだ。ややドラマチックな演出の告別式で、故人のプロフィールを紹介するナレーションが参列者の涙を誘う。もう出棺だってのに追い打ちをかけるように「小6のひとり息子が亡父に宛てた手紙の朗読」で親族は泣き崩れる。こういうの嫌だなあ。自分が死んでもこんな葬式はしないでほしい。ナレーションは「亀吉死んだので焼きまーす」だけでいいです。ご参列のみなさんはおれの死体を好きに弄んでいろんなポーズで楽しんでください。ちんこをいじってください。札幌から飴屋吉丸という画家が来て、はせさん治そっくりの死に化粧を施してくれるでしょう。坊主の説教もまじでいらないです。もしお坊さんが来てしまったらなにか手配の間違いなので「ここは貴様の出る幕じゃねー。帰りやがれ生臭坊主。地獄へ落ちろ」と面罵して帰ってもらってください。BGMは渡辺満里奈のアルバム『SUNNY SIDE』、焼香は大麻でお願いします。豪雨の中、同僚Hくんがアルファードで自宅まで送ってくれて助かった。

9月1日
『劇場版 どついたるねんライブ』を見た。東京に住んでたとき飲み会でどつと一緒になったことが一度だけあってワトソンと先輩とは話した記憶があるがライブは見たことがない。岩淵弘樹が熱心に撮影してYouTubeで公開していた動画を少し見てまったく食指が動かなかったので今回もあんまり気が進まなかったのだが、カンパニー松尾さんから非公開モードの動画URLをいただいて「感想をツイートしてください」とお願いされたからにはこれはもう当然見なくてはならない。松尾さんと主演女優たる横山夏希さんのイントロ・パートは非常にいやらしく萌える内容だったが、ライブそのものには特に感心しない。眼鏡をかけているメンバーの顔が苦手だ。やや苛々していたのだが終盤ようやく美しい光景が見えだした。フロアでセックスしていた沢井亮さんがワトソンに顔射。チンコは萎まず、フェラで硬度を高め、そのまま後背位で横山夏希に再度ぶちこみつつ、二人のすぐ隣でワトソンが歌う「わたるちゃん」という曲。このシーンが良かった。どつの演奏に興味が湧かないおれにとって、この作品の魅力は「ライブハウスで演奏中に客のスペースでセックスしてるカップルがいる」というシチュエーションそのものであり、その白眉は曲間で静かになった会場で不意に響く喘ぎ声に尽きる。とすれば、もっとおおぜいでセックスしてほしかったなと思う。主演のAVカップルだけではなく、素人っぽいカップルを何組も仕込んでおいて、会場じゅうで複数のセックスがなされ、たくさん良がり声が漏れる。「どつを観に来た客」と「セックスする客」が半々、という設定がいいな。どつのメンバーや一般の客がそれに驚き戸惑いつつライブを続行する、そのせめぎ合い、みたいな作品ならおれはうがいくんの顔のアップで射精していたかもしれない。勢いで女性客とキスしちゃった山ちゃんが照れて笑う姿が可愛かったのだ。この羞恥、シャイネスがこの企画の肝であるべきだったかと。ところで、山ちゃんのルックスや振る舞いは際立って美しい。山ちゃんは「おれの友達すげーおもしろいぜ」なんて言ってないで、ソロで売れるべき存在だと思う。

9月6日
まとめサイトでスティーナ・ノルデンスタムというスウェーデンの歌手を知る。まとめサイトが教えてくれるのは牧野結美の乳首がレーズンのような形状だということばかりではない。たまにはためになる。とにかくキュートな声の女性でナチュラルなテイストの楽曲が多いようだ。ビョークもCHARAも林檎ちゃんも可愛いけど、こういう普通に可愛い声が好きだ。ということで入手できる限りのアルバムをアマゾンでまとめ買い。知らんうちに勝手にプライム会員になっていて年間何千円か引き落とされていることが判明し妻に少しだけ叱られた。キングジョーはブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」という曲にハマっていろいろなシンガーのカバーを蒐集している模様。代表的なのは三田寛子のサード・シングル「色づく街」(1982)のB面に収められたテイク。おれは当時三田寛子ファンクラブに入っていて正直なことを言うと三田寛子と結婚する男は自分しかいないと思っていた。心の中ではいつも本名(稲垣敦子)で呼ぶほど愛していた。しかし「色づく街」はやや演歌調のアレンジで、それに幻滅して買わなかったのだ。セカンド「夏の雫」が好きすぎたので続いてリリースされたこの曲とのギャップはショックだった。33年後、ジョーはヤフオクでこのドーナツ盤を2800円で落札した。おれが持っていたら喜んで譲っていたのだが、当時おこづかい月額三千円、15才のおれは「敦子を愛しているが、色づく街は買わない」と決断したのだった。B面がこんな素敵な曲だと知らなかったとはいえジョーごめん。

9月9日
7月に雨の山道で自分の車に轢かれてしまい車椅子生活になったOくんは中部労災病院に入院中。「明日お見舞いに行くけど医療費の書類に印鑑がほしい。印鑑持ってる?」とFBメッセを入れると「印鑑はいつも持ち歩いてます!いや歩けませんけど!」と自らブラックジョークを振ってくれた。「久しぶりに会うから駆け寄ってきてね」と返すと「轢いてしまうので気をつけてくださいね!」。キングジョー個展『ホテル エンドレスサマー』の開催期間が決定した。10月10日にジョーとトーク・イベントのようなことをしたいねと画策中。読書はジョーに借りた飴村行の粘膜シリーズ。展開が早くて切れの良いグロテスクなミステリー。めちゃくちゃ面白くて、通勤電車の時間があっという間。

9月10日
中部労災病院へOくんの見舞い。下半身麻痺は難儀だが明るくリハビリしていた。いろいろCDをお土産に持参。7月の事故、伝え聞いていたより壮絶で、軽トラの下敷きになって熱々のマフラーに背中を焼かれ心肺停止だったところに偶然地元の救急救命士のひとが通りがかって蘇生処置してくれたらしい。「その人じゃなかったら絶対死んでた」とのこと。まさに九死に一生。夜は先月亡くなったKさんの奥さんと電話。今日は久しぶりに人事部っぽい一日だったかも。さて今年も中日ドラゴンズがひどい。とにかく勝てない。打率が低いのは例年のことだが、今年は投手もひどい。今夜は七回まできっちり抑えていた大野の好投を九回に登板した田島が帳消しに。二点差を守れず、中日唯一の希望の光である「大野最多勝」の可能性をも棒引きにしやがった。なぜ九回に田島なのか。自分がラジオを聴いている限り田島は必ず打たれるのだ。CBCの実況アナウンサーも田島が出てくると「一点献上は仕方ない」みたいなトーンで話してる。しかし今夜は二点取られたよ! このオフに年俸をアップしてよいのは投手は大野と若松、野手では亀澤と遠藤だけだろう。平田は昨年に比べれば良いけど期待値からはほど遠い。40本打つべき存在なのに毎年12、3本程度で契約更改ゴネるなと言いたい。二年目で20本近く打ってる後輩の西武の森友哉にホームランの打ち方教えてもらえや。荒木、小笠原、川上、岩瀬の人件費を浮かせればイチローを獲れないだろうか。それはともかく田島と高橋周平の期待はずれ感は格別だ。このふたりは無償でDeNAにあげます。

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by kamekitix | 2015-10-24 07:00 | Diary
6月26日
今池Velvet-i-ScreamでBiSキャノ。松尾さん山下さんコンビに連夜の再会。松尾さんに紹介されたBiSファンの愛知県立名古屋南高校二年生Y君が営業マンとして完成された佇まいで面白かった。あんな高校生はいない。BiSキャノ、初めて観たが、テレキャノの方法論にアイドルを介在させるとまったく逆の結果が生まれるという現象が興味深い。すなわちテレキャノが放つ爽快な笑いが一切なく、後ろめたい苦笑に終始。ましてやBiSに一片の魅力も感じないおれのような観客にとっては誰にもメリットがないまま登場人物全員が疲弊していく様子しか読み取れない。おれの率直な感想は「BiSのすべてがダサくてつまらない」に尽きる。しかし、そんな果てしない徒労を松尾さんが編集しているのだからドキュメントとして面白くないわけがない。そして、この店、Velvet-i-Screamについて触れなくてはならない。ご夫婦で経営されている新しいクラブなのだが、奥さんが巨乳を強調した色っぽい美女で松尾さんに「顔にオマンコって書いてあるじゃん」と激賞されていた。いつかイベントをやるならこの店しかない。そう思わせる熱い握手。そして昨夜TOKUZOで会った黒ドレス美女、志保さんにも再会。帰ろうとすると雅さんがやけに色っぽい声で引き止める。なんだかセクシーな夜であった。山下さんとは16年ぶりの再会でした。誕生日一か月違いの同い年。またお会いしたい。

6月28日
なんとなく自動車の運転を始めている。20才の夏休みに合宿で取得した免許だが、ほとんど運転した記憶がなく、実に28年目の自主練習である。会社帰りに妻に同乗してもらって駅から自宅まで5分間ほどの運転から始めたのだが回数を重ねるほどに慣れてきて、今日生まれて初めてひとりで公道に出た。駅までの道をぐるぐる走ったあと少し遠回りしてモスバーガーのドライブスルーに挑戦。無事にシェイクを2個買って家に戻ると妻が「シェイク買えたなんてスゴイ」と爆笑していた。summer,2015

7月2日
大阪の採用担当のみなさんとカレーうどんが美味しい栄の居酒屋「千」で夕食。篠田さんが「大阪で内定してる学生の中に数年前までアイドル・グループにいたという女の子がいます」「いわゆる地下アイドルみたいで、アイドルに詳しい松本さんと言えどもご存じないでしょう」「たしかJKなんとかいうグループで...」と言いかけたところでおれは「それはもしかしてJK21ですか。JK21は立派なメジャー・グループで地下アイドルなどではありません」と言ってiPodに格納したアルバム『JK21やねん』のジャケットを掲げて見せた。「この子です!」と目を丸くする篠田さんに、初めてJK21のステージを見たときの感動/自らオファーしてインタビューしたアイドルはJK21だけである件/中崎町にある専用劇場にまで足を運んで定期公演「アトリエクラブ」を観たこと/劇場へのアクセスが梅田からも天六からも中津からも微妙に悪い件/彼女の卒業公演に行って記念に生写真を買ったこと/事務所の社長さんがすごく親身な良い人で自分が凹んでいるときに渋谷の焼き鳥屋で奢ってくれて今でもSNSで繋がっている話などを滔々と述べに述べまくり述べ倒した。グループ・アイドル・ブームなのでいつか面接で「学生時代はアイドル活動をしていました」と自己PR的に語る女学生が大挙訪れる日が来るのではないかと予言していたのだが、まさかこんなに早く、しかも自ら執心だったアイドルに内定を出すときが訪れるとは。

7月4日
珍しくひとりで大須を散策。バナナレコードで散財。コンパルで名物アイスコーヒー。モノコトでジョンのサンのライブ。ジョンのサンを語るのにマヘル・シャラル・ハシュ・バズとの近似性は不可避だが、今夜のジョンのサンはマヘルよりもずっとポップでいい意味でわかりやすい演奏をしていた。雑貨屋さんの店内に機材を入れた臨時ステージだったが音響のバランスが絶妙だ。ライブハウスだとよく見えなかった古賀さんのターンテーブル使いも明瞭で、どういう訳だかよく聞こえる。クリスチャン・マークレーかと思った。プライベートな話なのでどこまで書いていいかわからないけど立石くんが名古屋を離れるらしく、ジョンのサンとしてのライブはもうないかもしれないと聞いた。とても残念だしこれは文化的な損失だと思う。J-POP最終兵器ジョンのサン。今夜のセットはいつかフジロックのいちばん大きなステージで再演されるべきだ。

7月6日
人事部のスタッフとしてすべての従業員とその家族を想う気持ちは等価だが、そこには人情というものがあって、やはり特別な存在の後輩もいる。名古屋支店のOは新卒三年目のセールス職で、ともすればドブ板営業と揶揄されるような地を這うスタイルの細かいリテール営業をさせても大きな法人との商談を任せてもスマートに決めてくる。センスが良くて音楽の趣味も上品。こないだも王舟について語り合った。山奥でやってる名も知らぬコアなフェスにもフジロックにも行っちゃうフットワークの軽さも彼の魅力だ。おれの四年後輩で一昨年代表取締役に昇進したT氏に似たムードを持っていて信頼感がある。ちょっと特別に期待している若手。近い将来支店長になるべく7月から名古屋支店全体のマネジメントをするポストに着いたばかりだ。土曜の昼、彼はバーベキューかなんかするつもりだったのか岐阜県高山市の山道を軽トラックで走っていて雨後の泥沼にはまり、友人にアクセルを踏ませて自分は後ろから車を押して、ぬかるみからの脱出を試みた。何の拍子か友人の運転ミスか、Oは軽トラックの車体と山の斜面だかガードレールだかに挟まれてしまった。どういう体勢で何が起こったのか不明だが、結果的に彼は頭蓋骨と頸椎を骨折、重体で高山赤十字病院に運ばれた。一命を取り留めたようだが、頸椎をやってしまっているので大きな障害が残る可能性が高い。

7月10日
Oは、最も心配していた頸椎骨折が「頸椎損傷」の誤報で手術なしで治癒するレベルとのこと。しかし腰椎骨折と背中に大きな火傷が発見されて変わらず重篤な状況。激痛を点滴で抑えており依然として集中治療室で面会謝絶。ヘリコプターで岐阜大学病院に移送されて手術を行うようだ。快癒を祈って名古屋支店のメンバーで千羽鶴を作る。

7月15日
国生さゆりという歌手の「さかな」という曲があって発売当時にラジオで聴いてなんとも不思議な快感の名曲だった記憶がある。後年、何度かインターネット検索を試みたが有力な情報がなかった。久しぶりにアマゾンを訪ねてみると中古盤が出ていたので買ったよ。1989年発売のミニ・アルバムでした。シングルでもなくベスト盤にも収録されていないので情報が少なかったようだ。改めてじっくり聴いてみると果たして爽快なレゲエ歌謡。素晴らしい。Twitterで教えていただいた島崎路子のアルバム『フルーレ』(1988年)をも同時に購める。やや拙く不安定な歌唱力と可憐な声質の妙が丁寧に編まれた楽曲に溶け込むように調和しており、それは涼やかで、麗しく、実に愛しい。戦後70年。おれは80年代アイドルポップス最高傑作をようやく追体験したようだ。今後どれほどのアーティストが精勤してもこれ以上の80年代作品を作ることはできない。なぜならもう2015年だからね。オリンピックまた東京でやるのかよ。1964年にやったばっかりじゃん。おっちょこちょいだなあ、やめとけよ。

7月19日
日曜早朝恒例のモスバーガー・ドライブスルー。その後、午前中から名鉄で熱田球場に向かう。年に一度の高校野球愛知県予選を見に行く日。惟信対瑞陵という県立校対決。惟信の投手の直球が速いが瑞陵打線のタイミングが徐々に合って終盤逆転。良い試合だった。会社所有マンションのリフォームでトラブルがあり、地下鉄で矢場町まで行って管理会社を訪れ合鍵を貸してもらって瑞穂区のマンションへ。三連休の中日なのによく働いてしまった。家に戻って妻のパスタでビールと梅酒。読書は中村文則「掏摸」。スリの実用書としては面白いが物語としてはいまいち。「土の中の子供」や「遮光」のほうが好き。

7月20日
車を運転しておよそ3km離れたエディオンへ。2Fにあるブックオフ東海荒尾店はけっこう広い。100円文庫コーナーで松井今朝子「一の富」、筒井康隆「愛のひだりがわ」、愛甲猛「球界の野良犬」。妻の料理で飲酒。幸せな休日。

7月27日
Sくんがどうしても亀吉さんに会いたいというので仕方ないから第二回金山亀吉会開催。オリジナル・メンバーのコンちゃん&リオくんに、志保さんとかおりさん。インターネットでSくんについて詳しく書けないのが実にもどかしいが、とりあえずオナニーへの探求心と独創性、その創意工夫が実務レベルでプロフェッショナルであるとだけ書いておこう。アマゾンでCD。New Zion Trio『Fight Against Babylon』、原田知世『Soshite』。ずっと欲しかった「オバケのQ太郎」の単行本再発の報を受け、これもアマゾンで速攻ゲット。オバQ再発のニュースをコンちゃんのRTで知ったと思い込んでいてコンちゃんに「ほら!買ったよオバQ!」と得意げに披露したら、ぜんぜん人違いだったらしく、不安になるほど怪訝な反応をされた。インターネットって怖い。

7月31日
夕方から新幹線で京都へ。京都支店の新卒一年生たちと飲み会。ふたりとも前向きで素晴らしい。二軒で夜半まで楽しく話す。明るくて良いなあ。明るいひとがいいねっ。夜はこれまでの人生で宿泊したどんなホテルよりも狭い部屋で驚く。ユニットバスなどは「このような規格のユニットバスが生産、流通されているのだなあ」と感心するほど小さい。大柄な外国人客なら一度入ってしまうと身体の向きを変えることさえ困難であろう。いや、まず、この設備をユニットバスだと認識するのに一度フロントに確認の電話を入れるレベル。これで一泊9,500円は高い。ほかの町なら四千円以下のクオリティ。だいたい京都は戦争が起きてもこの町だけは空爆されないものだと安心しきっているから全体的に危機感がないんだよね、などと毒づいた気分で眠ると、どこまで行っても銃撃から逃げ切れない系のパニック映画調の超怖い夢をみた。この部屋なんかあったな。

8月1日
おれのタンブラーを埋め尽くす武田玲奈のグラビア・ショットはどれも美しい。かつて美形のギャル系モデルとして「お目かけ女の子」イベントでも紹介したのだが今春あたりから黒髪ショートに清楚なメイクで図ったイメチェンがクリーン・ヒット。武田玲奈は広末涼子以来の美少女だと書いても過言ではない。少なくとも佐野ひなこの存在感は一瞬にして遥か凌駕されてしまった。彼女の魅力について竹下ジャパンくんが「甘噛みマガジン」に書いていたが、彼の文章は大手広告代理店臭が強く隠しきれないリア充志向ゆえの無意識なオラつき感がおれのような24才まで童貞だった糞サブカル老害には眩しすぎて響かない。でも竹下くんには売れてほしい。少なくとも1999年の松本亀吉ぐらいは売れてほしい(たいしたことないな)。あれ。西原さん7月に「真夏のお目かけ女の子」やるって言ってなかったっけ。今日から8月。

8月4日
愛知県西部最高気温38度という猛暑。震えるほど暑い。HEADZ荻原さんよりメールで豊田道倫ニュー・シングルの音源が届いた。「そこに座ろうか」。先週MTに聴かせてもらっていたのだがハモリが鈴木祥子さんだとは気づかなかった。主旋律を凌駕せんとする勢いの妖艶なハモリ。根源的マイブラ愛に満ちた怒涛のシューゲイザー。久下さんのパンパンに張ったスネアの激烈なフィルイン。目の眩むような浮遊感を放つ、聞いたことないコード展開のサビ・メロ。しかもサビは一回しか演奏されないという狂気のアレンジ。これほど緊張感の漲るバンドは他にない。まさに極道ロック。轟音クラウトロックの様相を呈する「ファッキン・グレイト・ビュー」のアウトロの水の音は川か海か雨か。小さなウクレレでの弾き語り一発録り「サマー・モーニング」のよく聴くとそんなに爽やかじゃないけど無理やり夏っぽくしてみた感の軽妙さも個人的にはこの夏の気分にジャスト・フィット。だけどやっぱりmtvBANDでのアルバムに期待してしまう。

豊田道倫『そこに座ろうか』
2015年9月9日発売予定
定価:1,300円[税抜]
WEATHER 067 / HEADZ 209
1. そこに座ろうか
2. ファッキン・グレイト・ビュー
3. サマー・モーニング
4. I Like You(ACE STUDIO demo)
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musicians_
豊田道倫:Vocal & Guitars
mtvBAND:久下惠生(Drums)/宇波拓(Bass, Keyboards)/冷牟田敬(Guitar)
Guest:鈴木祥子(Vocal_「そこに座ろうか」)
produced & song_豊田道倫
recorded & mixed_内田直之(M1,2)
recorded_MT(M3,4)
mastered_中村宗一郎 at PEACE MUSIC
design_山田拓矢
photo_西光祐輔

8月5日
7年ぶりぐらいに近鉄特急を使って名古屋から大阪へ。難波で下りて日本橋のホテルまで歩く。酷暑でシャツが汗だくなのでチェックインするなり着替えてずぶ濡れシャツをボディソープで洗って干す。タワレコ経由で千日前の会場へ。大阪と名古屋の内定学生を招集したパーティー。学生さんたちは明るくて良い子ばかり。楽しく終宴。件の元JK21の彼女とも個別に面会。再会を祝う。社員だけの二次会出席を拒否して黒門近くのバー、ディドリーボウへ。キングジョー、ANGIE、カイちゃん、アイちゃん、店主の浦朋恵さんと楽しく夜半まで。先月リリースされた浦さんの新譜『ナツメヤシの指』が大好きなのでCDにサインを貰った。

8月6日
日本橋のホテルヒラリーズは最高にコンフォータブル。9時半にチェックアウトして懐かしい大阪のオフィスへ。定期的に凶悪な殺人事件や火災が起こる大阪市中央区高津。先月若い女性が刺殺されたマンションの前を歩く。売却した旧本社ビル跡には巨大なマンションが完成しつつある。ランチは大好きな黒門市場のカレー屋、ニューダルニー。新大阪から名古屋に戻って妻と名駅デート。台湾料理の鼎泰豐で小龍包とエビ冷麺とエビチャーハン。旨い。ミッドランドシネマで『マッドマックス怒りのデス・ロード』のレイトショーを観る。マッドかつマックスでデス&ロードな映画だった。妻とふたりで電車に乗るのも珍しいのだが、けっこう興奮してマッドマックスについて語りあう。妻は映画が好きなのでいろんな作品へのオマージュ要素が透けて見えたようだ。「カッコイイものを実写で作ろうとするときに現れる典型的なものの集大成のようだった」と普遍的なことを言う。分析の明晰さに唸りながらふたりで夜道を歩く。出張帰りの上に名駅でけっこう買い物をしたので荷物が重い。summer,2015
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by kamekitix | 2015-08-12 00:01 | Diary
3月1日
磯部涼のツイートがとても寒かったので茶化したらブロックされたのはまだしも九龍ジョーさえも怒り心頭っぽいディスを残しておれをブロックした模様。茶化されるの嫌なんだな。悪いことをしてしまった。数年前にもこの二人に悪態をついたことがあるのだが(たしか『ライブテープ』という映画の宣伝資料についてだった)、そのとき磯部&九龍はおれの勘違いを窘め諭してくれて関係を保ったはずだ。それがどう今回。ちょっと時代のバトンに触れただけでこの対応。すげーな「時代のバトン」。というのが憎まれ口で、実際、ライター廃業とか紅白レビューとか、ここ数年のヘタレっぷりですっかり呆れられているという空気を読めずに先輩風を吹かせ続けようとしたおれの果てしなく恥ずかしくだらしない失態。嘗て酒杯を交わした積年の知人たちとの交流が一文の軽率な投稿で断絶されてしまうのは大変寂しいが百パーセント自業自得。

3月9日
豊田道倫 & mtvBANDの新曲がDropboxで。冷牟田敬のソロ・アルバムがCDRで届いた。mtvBANDはなりすレコードから7インチ・アナログ盤でリリースされる「I Like You」。ファニーなほどキャッチーなパンク・チューン。24才のパラダイス・ガラージみたいなフレッシュネス&ラッスンゴレライ。長い轟音アウトロも最高。久下さん素晴らしい。「私の望むものは」の歌詞には何度も噴き出した。レッド・クレイオラからマイブラ経由でいよいよ想い出波止場に肉薄するmtvBANDは今年も凄い。冷牟田敬『noise myself』はいろいろなものに似ているようで何にも似ていない。自分の知る範囲でいちばん近いのはアスカ・テンプルのミニマリズムか。4ADやドゥルッティ・コラムのような端正かつ幽玄な反響は綺麗にゴシック趣味を回避しマイブラ的狂気を孕んだ轟音が凄まじく歪む。弓場宗治が生きていたらさぞかし激賞しただろうな。冷牟田くんがシスターポール好きなのもよくわかる。ディスコミュニケーションの果てにのみ炸裂し輝く孤高の美しさ。アーティストは群れたらお終いだ。

3月11日
夜、横浜に住む甥と栄で会食。会うのは14年ぶりで当時彼はまだ8才だったから実質初対面みたいなものだ。卒業旅行の帰途、名古屋で一泊するついでに叔父であるおれに会いたいとLINEが入った。隔世遺伝というのだろうか、おれの父親すなわち彼の祖父のDNAを濃く受け継いだようだ。姉貴にもおれにも遺伝しなかった松本哲郎という人の生真面目、潔癖などが彼の血液には引き継がれたようで、若き日の父親はこんな感じだったのだろうかと思うと懐かしいような不思議な夜だった。記憶力が良いらしく、嫡男であるおれよりも松本家の家系に詳しい。昭和のプロ野球についてもよく話せ、おれが南海ホークスのファンだったと言うといきなり「南海といえば久保寺内野手は残念でした」「確か大石大二郎の同級生でしたね」「野村監督が南海を離れた後すぐブレイザー監督でしたっけ。ああ広瀬監督がいましたっけ」などとアラフィフのパリーグ・マニアにしかできない話をガンガンしてくる。異常な情報量と朴訥とした話し方が面白い。今春筑波大を出て厚生労働省に就職するらしい。適任。

3月12日
中川さんという社員が持病で倒れて意識不明。54才。独身で親戚も遠方なので、いろいろたいへん。容体は重篤。おれは簡単に、絵に描いたようにダメージを受けてしまい、明らかに心因性の食欲不振。珍しく夕食時に動悸と抑うつ。

3月15日
心安らぐ日曜なのだが、美しい妻と朝食をとる穏やかで愛しい時間にさえ脳に不穏な暗雲が立ち上る。ソラナックスとパキシルを併用。毎月の通院が隔週になった。おれはケミカル志向のジャンキーだ。セックス、ドラッグ&乃木坂46。

3月20日
センバツが始まったりして年中でもっとも心の浮かれる時期なのだが酷く低調。朝から晩まで自分の脳の具合について考えている。「ストレスとプレッシャーは生き物だ。そいつらには特性がある。逃げる者しか追わない」という文章をタンブラーで読んで共感。そうだ。逃げずに受け入れよう。吐き気、フワフワ、ユーツな気分、すべて受けて立つのでどんと来い。パキシルCRの効果が出るのは早くても二週間後らしい。早よ効いて。「サイゾー」から森高千里についての原稿依頼。中矢くんという編集者のオファーは無条件で受けることにしている。彼には抗いがたい何かを感じる。アルケミー広重社長から花電車のライブCDのサンプル盤をいただく。おれが20才のころに録音したカセットの音源が、ある人を介して野間さんに渡り、今回3曲収録されている。28年にもわたって自分しか聴いてなかった記録が世界に公開されるという経験はあまりないことだ。妻がコーヒーに凝っていて、図書館で借りた本に載っているドリップについての記述をノートに書き写している姿がめちゃくちゃ可愛い。

3月26日
写真家の金子山と栄で晩餐。最近大森靖子の写真集を撮ったので明日名古屋クアトロで行なわれる彼女のライブの物販係として帯同したらしい。てっきりパルコの上のクレストンか近くのザ・ビーに泊まるのかと思ったらバンド・メンバーの宿泊は東別院のビジネスホテルとのこと。なかなか渋いなエイベックス。住吉町を往来するセクシー名古屋嬢たちに目を奪われてもう一軒行きたそうな金子くんの誘いをきっぱり断って帰る。この数週間、読書はスティーグ・ラーソン「ミレニアム」。3パート各上下巻の6冊を揃えた。精巧すぎるフィクション。恐ろしいほどにエキサイティング。神経乱高下の一因は「ミレニアム」にもあるのではないかと思うほど。

4月1日
入社式のスタッフとして前夜から東京。茅場町のホテルで大阪の後輩と食事。朝ひとりで地下鉄を乗り継いで豊洲からゆりかもめ。新橋からは混んでて乗れないだろうとおれの脳内ツールスレン予期不安センターから連絡があった。台場のホテル日航でフレッシュマン150名を迎え入れる。正午すぎ名古屋の営業部長からメールあり、くも膜下出血で危篤だった中川さん死去の報。ほぼ同じ時刻に太田出版の北尾さんからメール。こちらも訃報。

4月4日
大塚幸代さんの訃報が公表された。もう何年も会ってないから詳しいことはわからないけど時々ブログを覗くと陰鬱な文章が多かったので心因性なのかもしれない。とても残念で、悲しい。彼女に初めて会ったのはたぶん1997年。「クイック・ジャパン」でおれのページを担当していた土田さんという編集者が、おれは苦手で、幾度となく険悪なムードになり、編集長北尾さんはもはやそれを楽しんでいるふうだったが、ついに双方「これ以上無理」という状況で新たに担当として着任したのが大塚さんだった。豊田道倫が飛ぶ鳥を落とす勢いだった時期なのできっとパラダイス・ガラージのライブの打ち上げかなにかで初めて会ったのではないかな。おれは99年に会社の転勤で一年だけ東京に住んだのだが、その期間は大塚さんにずいぶんお世話になった。部屋を探すときから彼女を呼び出して三茶のミニミニについてきてもらった。池尻大橋の少し広めのワンルームを借りたのだがミニミニのひとはきっと大塚さんをおれの恋人だと思ったに違いない。思えばあの一年間は大塚さんと仕事をするためだけに東京に住んでいたようなものだ。毎号の連載と、太田出版で単行本を作る企画を彼女が担当していたので毎日のようにメールのやりとりをしていた。表紙や装丁にもずいぶんわがままをお願いして、とうとう刷り上がった日、当時おれが勤めていた山王パークタワーまで『歌姫2001』を30冊、紙袋に入れて持ってきてくれた。スタバのオープン席でおれを待っていた大塚さんの笑顔を忘れることはない。その後、彼女は太田出版を辞めてライターとして活動していた。ボーカルをやっているといって聴かせてもらったシベリアなんとかいうバンドの音源がすごく気持ち悪くて率直な感想を伝えたら疎遠になってしまった。だって気持ち悪かったんだもの。2012年の年末まで三年半東京に住んでいたとき(いわばおれの第二次東京期)は、大塚さんに一度も会っていない。「イベントをやっているのでいつかDJをやってください」とメールをくれたことがあったが具体的な展開はなかった。おれが東京を離れるとき、大塚さんはこんなブログを書いていた。中川さんの葬式と重なってしまい、川越へは足を運べず。斎場に花を贈った。

4月18日
朝から新幹線で京都へ。JET SETでレコード・ストア・デーのイベントがあり、キングジョーがDJをやるというので会いに行く。毎日起きてる時間はほぼ常時チャットをしている仲だが二人で会う機会はあまりないし、京都で会うのなんて初めてかもしれない。などと言いながら魁力屋でラーメン。行き交う観光客を眺めながら飲むビールが異常に美味しかった。JET SETではスカートの澤部くんがyes,mama ok?を流しながら話していた。楽しみにしていたシンリズムのソロ・ライブも聞けた。ジョーのDJのあと、Especiaのライブがあったが、大阪へ向かう麻衣ちゃんを見送るべく店を後にし、おれのEspecia童貞は守られた。JET SETの控室にいたはずだが一瞬も見かけなかった。Especiaとは永遠にすれ違っていたい。岡山でハーブの店を始めるという麻衣ちゃんは来週末にも京都を離れる予定で「今日亀吉さんに会えたのは奇跡みたい」なんて可愛いことを言う。試供品のティーバッグをくれた。千里の実家に戻って飲むと実に美味。読書は松井今朝子「吉原手引草」。江戸の廓を舞台にしたミステリー。

5月6日
刈谷日劇という映画館の件で皮肉っぽいツイートを投稿したところ、カンパニー松尾さんよりすぐ電話があり、爆笑。6月に今池でテレキャノ・イベントがあるとのことでお誘いをいただき光栄の極み。会社では新卒採用が佳境だが今年は経団連の不可解な協定があり学生さんの動きが読めず苦戦。

5月20日
アマゾンで買ったCDがいろいろ届く。Best Coast『Crazy for You』、Carlton and the Shoes『Heart Trobs』、MG『MG』、Snakadaktal『Sleep in the Water』、Sontag Shogun『Tale』。読書は武田砂鉄「紋切型社会」が痛快で夢中になって一気に読んだ。6月のテレキャノ・イベントを主催する山口雅さんと打ち合わせを兼ねてガルーバで夕食。会計システムが不明瞭で入店してきた別のお客さんたちと一緒に困惑。おなか痛くなるほど笑って店を出ると豪雨。

5月24日
妻の実家から古いレコードプレイヤー=ヤマハYP-700Cを譲り受ける。ベルトと針を通販で新調すると絶妙に稼働。しかしアナログレコードが家にほとんどないので東浦のハードオフで取り急ぎLPを7枚買う。フリートウッド・マックの1982年のアルバム『ミラージュ』が実に良い。妻が漬けた梅酒を飲みながらレコードを嗜む至福の休日。パキシルが効いてきたのか神経かなり安定。しかし、過去の日記を読むと、おれって、この10年ぐらい同じような感じで動悸が出てるなぁ。いい加減慣れよう。いちいちびっくりしない。

5月30日
名古屋に戻って二年半。あまり友人が増えないが、ハマジムのイベントやキングジョーの縁などで徐々に地元の知己を得つつある。常滑で急須のお店を営む粋なパンクス=ユニークコンちゃんと、多治見在住日本一の亀吉マニア=リオくんとで第一回金山亀吉会。麻婆豆腐の店でヒーヒー言ったあと、初体験のキャバレー花園でキャーキャー騒ぐ。花園を出てブラジルコーヒーで一服しようと思ったら何かイベントをやっていて満席の様子。「うーむ。堀田ダチオでも出てるんじゃないかな」とテキトーなことを言うと、ほんとにダチオさんのライブで、店の前でバッタリ、驚いた。武田砂鉄「紋切型社会」が面白くて仕方なくて、ジョーに買って送ってあげた。

6月10日
弊社ご用達の栄の南国風居酒屋バリハイで内定学生と社員たちの交流会を主催。内定学生は女性ばかりで、これまでリクルートスーツでしか会っていないので、私服で髪形を変えられたりするともはや誰が誰だかわからない。この傾向は年々強くなる。これまでもよく学生さんに対して「親子ほど年齢差がある」という常套句を使っていたが、ある学生さんのお父さんが47才と判明し、ついにリアルに親子差を超える関係値が成立。そりゃ話も合わんわ。しかし、みんな可愛い。悩殺レベルの可愛さに悶絶。もはや愛玩動物の域。撫で撫でしたい。しかし撫でた時点で人事失格となり解雇の憂き目に遭いかねないので我慢。おれはもう採用担当ではないほうがよいのではないか。いや採用担当だから我慢できているとすれば、採用担当であり続けたほうがよいのだろうか。実に悩ましい。今年の中日ドラゴンズは大方の予想どおり最下位を邁進。投手は大野だけが良い。京都のフリー文芸誌「耕し小手」のVOL.3が届く。妄想エロ小説を一編寄稿。去年のVOL.2の掲載作品を合評したページで身に余る好評が載っており嬉しい。「耕し小手」はいつも面白い。

6月13日
アナログ・レコード蒐集にハマってしまい、妻の運転で天白のハードオフへ。松原みきのファースト、シーナ・イーストンのファースト。松原みきはポスター仕様のジャケが実に美麗だが意外と歌いあげる演歌調で、今聴くとちょっとキツい。10年後に聴くと良い気がする。シーナ・イーストンのエバーグリーンなポップスはいつだって最高。YouTubeで1974年のNHKドラマ「夢の島少女」を観て衝撃。ちょうどジョーとチャットしていて、京都のギャラリーで個展をやるのに「海辺の小さな町のラブホテルのイメージで絵を描きたい」と言っていたので、そのシチュエーションと「夢の島少女」の余韻で「ホテルエンドレスサマー」という短編フィクションを一気に書いた。昨年の「マーブル」同様、小さなジンにして公表できると嬉しいな。読書は中村文則「遮光」。東海市出身の芥川賞作家でシンパシーをもって何冊か読んだが、かなり神経質かつ残虐で、とてもポピュラリティを得るタイプの作家ではないように思う。がゆえに大好き。特に「遮光」は平気で嘘を吐ける主人公の繊細かつ荒くれた言動が爽快なほどに狂ってて最高。

6月22日
ジョンのサンの立石草太くんと何度かメール・ラリー。ソロ・アルバムを制作してCD-Rで発表しているが入手方法が変わっていて「本山駅すぐのシロクマ書房という本屋の棚にこっそり差し込んでいるので黙って取ってきてほしい」とのこと。万引きの反対、万置きだ。梶井基次郎かよ。こういうトリッキーな芸当は嫌いじゃないので昼休みに地下鉄に乗って本山まで。ぱっと見たところ、店員さんから死角になったコーナーに紙に包まれたCD-Rが5枚ぐらい挟まっている。首尾よく一枚を抜き去り店を出た。立石草太『hit and away』はジョンのサンより輪郭がはっきりしていて「毎日がモノクロ無声字幕映画」などダンサブルでさえある。カバー曲が多いようであるが知らない曲ばかりだし、知っていたとしてもおそらく原型を留めないアレンジが施されているので、これはどうしようもなく確実な立石草太のソロ・アルバム。

6月25日
今池TOKUZOでテレキャノ・イベント。今回は英語字幕入りで松尾監督、バクシーシ山下さん、おれの三人が上映中にトークを入れるというコメンタリー式。上映しながらのトークはなかなか難しく、終盤は三人とも黙ってしまった。上映後に登壇して少しトークに混ぜてもらう。松尾さん50才の誕生日が近く、雅さんがバースデーケーキを用意していることを山下さんと共有していたがふたりとも段取りをすっかり忘れて終演。雅さんが客席で声を上げて慌てて巻き戻し、無事ケーキ贈呈式。楽しかった。東京からテレキャノ観覧ギネス記録を狙う世紀の追っかけOL、くましあんさんが安定の最前センターにいらした。原一男先生も絶賛、くましあんさんのパーフェクトなレポートはこちら。大阪からわざわざANGIEが見に来てくれた。黒いドレスの謎の美女三人組をコンちゃんの同級生=Sくんがナンパして同席。Sくんは名古屋最大の芸能プロダクションのエース級男性モデルでSNSはすべて事務所に管理されているからココでも滅多なことは書けないが、かなり面白い。榊原亜美ちゃんに金山まで車で送ってもらい帰途。雅さんのおかげで名古屋の知人が増えて嬉しい。感謝。
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by kamekitix | 2015-08-12 00:00 | Diary
栄三丁目に福水園という少しおなかの痛くなりそうな名前の中華料理屋がある。
ぼくはこの店の麻婆飯が好きで月に二回ぐらいは昼飯を食べに行ってた。
気さくな女将さんが一人で切り盛りしていて、深夜まで営業しているらしく、ヘルスやキャバクラが並ぶ界隈で有名なお店のようだ。

通いだして一年後ぐらいに、立派な体格の若い男性が厨房に入っていた。
彼が作るようになっても変わらず美味しかったので通っていたが、困ったことがひとつあって、この男がいつもイライラしていて、調理補助したりレジ打ったりしてる女将さんを汚い言葉で罵るのだ。
どうやら男性は女将さんの息子らしい。

カウンターに座っている客の目の前で、冷酷な感情をむき出しにして、ずーっと、ネチネチと、大声で、母親を怒鳴っている。

今度行ったら録音しようかなと思うぐらい珍しい光景を半年ぐらいは我慢していたのだが、先週金曜日の彼の粘着力は度を越して酷くて、さすがにあの雰囲気と麻婆飯の味を天秤にかけると王将に行ったほうがましだとようやく気付いたので、もうたぶん二度と行かないよ福水園。

この気分の悪い中華料理屋の息子は果てしないバカらしく、自分のインタビューが載った雑誌のコピーを壁に二か所貼っており、名前が判明している。

http://www.jsports.co.jp/press/article/N2012111317225803.html

渡邉庸介。
有名なラグビー選手のようだが、客の前で性根の腐った愚痴ばかり言う最低な男です。



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by kamekitix | 2015-03-29 21:55 | Diary
自分が勤めている会社の商品の宣伝になってしまうのですが『スマホでUSEN』は、そのネーミングとは裏腹に、かなり良いです。

さいきんチボリ・オーディオのかわいいラジオを買いまして、それがBluetooth対応なので『スマU』を飛ばして、家にいる時間ずっと聴いています。
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1000以上あるチャンネルからお気に入りに登録してるのは、SOFT ROCK/A.O.R./TECHNO/ショパン/クラシック・ピアノ/究極のリラクセーション・ギター/Salon CLASSIC/シティ・ポップス/Billboard 1967/Billboard 1974/CAFE ELECTRONICA/POST CLASSICAL/海カフェ/森カフェ/カフェの音楽~クラシック~/NEW WAVE/シューゲイザー/ドリーミー・ポップ/ネオ・アコースティック~ギター・ポップ/UK ROCK。

ヒット曲しか聴かないひとも、けっこうマニアックなリスナーも満足できるメディアだと思います。だって24時間乃木坂46ばかり流れるチャンネルがある一方で「アバンギャルド~アンビエント・ジャズ」というチャンネルなどはジョン・ゾーンの猛烈なサックスが炸裂した直後にムーンドッグかかったりするんですよ。「海カフェ」もドゥルッティ・コラムとかコクトー・ツインズとか選曲されててイイ感じ。「POST CLASSICAL」も気持ちイイ。通勤で歩いてるときに「シティ・ポップス」で佐野元春「ワイルドハーツ」が流れて泣きそうになった。電車の中では本を読むので「TECHNO」を聴いています。

わたくしのような不良社員が会社の宣伝なんて珍しいですが、まあ近況報告のひとつで。

ここから先、さまざまな固有名詞を無断で書くので困るひとはメールください、イニシャルにしますので。一部敬称略で失礼します。

2月6日(金)は有給休暇を行使して東京へ。恵比寿でおりて「AFURI」のラーメンを食べようかしらと思って行ったら行列ができていたのであきらめて、15時ラストオーダーの「チリチリ」に間に合うと読んで早足で並木橋へ向かう。14:40に着いたが「売り切れ」の看板が出ており涙。「チリチリ」のカレーは美味しいのです。結局「山頭火」でラーメン食べて、ホテルメッツ渋谷にチェックイン。夜に備えて少し眠る。豊田道倫から連絡あり18:30にアップリンク前に集合。沖縄居酒屋「無鉄砲」で岩淵弘樹、樋口周平、「リアルサウンド」の神谷弘一さん、ヒコロヒー。合流した西原伸也さんとサカノウエヨースケさんで「喫茶スマイル」へ向かう途中でトーニャハーディングさんに会う。夜のイベントが押していて入れないので四人でサイゼリヤで時間をつぶす。

喫茶スマイルの深夜枠で「ぼくらのお目かけ女の子100」の「前夜祭」。ゲストDJにコナンドリルさん(とてもかわいい)。お客さんはサッカンと、多治見からバスでやってきた日本一の亀吉マニア=佐々リオくん。非常に贅沢なムードでみなさんのDJプレイを満喫。ぼくもノートPCで少しDJしたよ。大器晩成。4時半にリタイヤしてホテルに戻り、昼前まで眠る。

2月7日(土)。恵比寿の富士そばでランチ。富士そばキレイになってる。とてもお世話になっている株式会社OCTAVEのオフィスで木庭社長秘蔵の写真集コレクションを堪能。ミニコミ『ゴミ』で紹介されていてぜひ見たかったのだ。いちばんおもしろかったのは「忘れられた人々」。15,000枚ぐらいの女性器写真を掲載している「日本女性の外性器―統計学的形態論」も圧巻。太田出版の北村くん久しぶり。

山手線で一駅乗って再び宇田川町の喫茶スマイルへ。「ぼくらのお目かけ女の子100」の本編。西原さん・トーニャさん・私のレギュラートリオに加えて、今夜のゲストは写真家の青山裕企さん、グラドル評論の竹下ジャパンくん、アシスタントとして高山璃奈さん。詳細はオフレコですが実に濃密な四時間でした。お客さんも個性的な方が多く、おもしろかった。

お越しくださった皆さんありがとうございました!(写真は玉川カルトットのTwitterより無断借用!)
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個人的には開演前の青山さんとのお話が嬉しかった。青山さんの言う「啓蒙」、自分も手伝いたいと思いました。いただいた写真集にサインまで頂戴して感激。

「お目かけ女の子100」というイベントは「好きな女子の名前を白状し合う修学旅行の夜の男子の部屋」に近い。実際ぼくは今回最後に挙げたタレントさんに初恋のような気持ちを抱いている。そこにはトレンドに干渉されないパッションがある。男たちの純粋な恋心に、分析されたマーケティングの裏打ちなど不要だ。おっさん達が童貞モードで掻き集めた膨大な量の情報とパーソナルな力説。そして、なにをどう力説しても「かわいい女の子が好き」という結論しか出ないことがあらかじめわかっている、博愛に満ちた世界。それが「お目かけ女の子100」だ。

2月8日(日)。10時にチェックアウトして恵比寿まで歩く。二年ちょっと前に住んでいた渋谷区東のマンションに立ち寄る。いろいろお世話になった管理人のおじいさん(西脇さん)がいるかな、と思ったが見当たらず。彼がゴミ捨て場に自作していたバリケードみたいな巨大な木製の棚も撤去されていて、西脇さんはクビになったのかしら。山手線で品川まで。駅構内のエキュートで奥さんにお土産のケーキやどら焼きを買って新幹線で名古屋に帰りました。
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by kamekitix | 2015-02-11 00:05 | Diary
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