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8月9日
夏休み二日目。深夜、妻の提案で突然大阪へ。23:30に東海市の家を出て新名神高速道路を爆走。1時すぎ千里中央に到着。真夏の真夜中、空き巣みたいに実家へ入る。少し休んで梅田へ下って神山町の「ひろかずや」でお好み焼、3:30。ふたりで中崎町に住んでいたのは12年前。いろんな思い出を話す。あのころは愛猫にゃん吉が生活の中心にいた。中津から再び高速に乗って草津や土山で休憩しながら朝6:00に三重県亀山市に到着。松本家の本家とおれの父親の墓がある寺で掃除とお参りをするのが今回のメイン・イベント。結婚していなかったら骨になるまでここには来なかっただろう。こんなだらしない男には勿体ない、実に出来た嫁さんでいつも畏れ入る。

8月10日
大阪から懐かしいレコードやVHSをたくさん持ち帰ったのでそれらで遊ぶ。 Jean-Luc Ponty『King Kong』、FUN BOY THREE『WAITING』などのLPを大きな音で聴く快感。テレビ中継を録画した1988年12月の渡辺満里奈ライブは大阪城ホールが満杯だ。読書は平山夢明を二冊。世界の意地悪を凝縮したような短編集「他人事」が最高。Facebookに載っている「知人の知人」の披露宴の写真はたいてい花嫁さんの顔が醜怪で「よくこんな顔、披露できるなあ」と思う。かつてヒップでホップだったおじさんのツイートは、本人こそさぞかし尖がったスタンスで社会にコミットしているつもりなのだろうが実に表層的で軽薄。わかったようなことを言おうとして常にズレている姿は鳥肌が立つほど滑稽で、結句「この人ほんとにTwitterが好きなんだなぁ」としか思わない。平山夢明の小説はそんな自分の底意地の悪さ、俗悪な部分をトレースしてくれるようで心地好い。わざわざYouTubeで酷い事故現場や喧嘩の動画を観てしまう感覚に近い。山野一の不条理な漫画も思い出す。中村文則もそうだが肉体的な痛みの描写が巧みで腹を抉られたり腕をもがれたりしたらほんとうにこんな感じかも、と思う。

8月13日
1988年に放送されたテレビドラマ『花のあすか組!』がなぜか昔から異常に好きで、当時全話録画したVHSテープをDVD-Rにアーカイブしようと思ったのだがキャプチャー・ソフトとPCの相性が悪いのかコマ落ちが激しくて断念。調べてみるとDVD4枚組セットが発売されてたのでアマゾンで購入。これが実に素晴らしい。2冊のブックレットに詳細な回顧録が記載されており、当時の時代背景やキャスティング、テレビ局/広告代理店/所属事務所/レコードメーカーを巡るメディアミックス戦略の事情、脚本や演出・撮影技術など制作現場の臨場感が綴られている。この無記名の筆者が亡くなる前に『花のあすか組!』研究のムック制作が企画されるべきだろう。おれも一筆寄せさせていただきたいが、あのドラマの何がおれをこんなにも魅了しているのか27年経った今でもよくわからない。

8月14日
午前中に名古屋駅から新幹線で新大阪へ。御堂筋線の駅のトイレ事情を熟知しているおれだが、どこもキレイになっていて市長に礼状を送りたい気分。千里中央の実家でゆっくり休憩して千日前の居酒屋「天秤棒」に16:00。一階の座敷で宴会。いつも自分の帰省の都合で集まってもらって申し訳ありません。安田謙一さん、ミック博士、キングジョー、ANGIE、市瀬くん、ミオナさん、カイちゃん、塩ちゃん&山本さん夫妻に長男(0才)が初登場。ジャンカラ経由で今夜もディドリーボウ。ジャンカラではスケッチブックアドバンスのボーカル市瀬くんの声量が炸裂して爆笑。安田さんの十八番(松崎しげるの例の曲)が入っていなくて残念。おれは自分の歌がずいぶん下手になっていることに落胆した。千里までの終電を逃して中津からタクシーで帰宅。小声で話しかけてくる変な運転手さんでいろいろ話してくれるが15分ぐらいの会話で「息子が剣道をやっている」ということしかわからなかった。千里の家に戻ってトムヤムクンヌードル食べて3時半ぐらいまでANGIEとチャット。

8月15日
昼すぎまで仏間で眠る。ラジオで高校野球を聞く。早実打線爆発。千里セルシーのピッコロでカレー。87才になる母が住む老人ホームに顔を出してから心斎橋へ。CONPASSというクラブの前で人生の先輩たる年長者二名がそれぞれ千円札を握りしめて苦汁をなめたような困窮した表情をしている。「今日のイベントにゲスト枠で招待され”千円で入れる”と聞いたから千円だけ持って来たが、受付で”ドリンク代別途500円必要”と言われて入れなかった」とのこと。腰が砕けそうになるほど笑いながら千円ずつ貸してあげてるところに岩見吉朗さんが来られたので「先生見てください。カツアゲされています」。豊田道倫CDデビュー20周年記念公演『SONG~DUB-LOVE(大坂夏の陣ノイズ篇)』。出演・豊田道倫、PA・内田直之。人生想ひ出波止場さん(@grpcd)のツイートからセットリストをコピペ。
01.新曲?(sing a song)
02.天国への扉 天王寺篇
03.グッバイ大阪
04.チョコパ
05.友達のように
06.散歩道
07.西成、26時
08.八月十九日
09.おまんこちゃん
10.GROOVE TUBE (flipper's guitar)
11.そーへー
12.おっさん&おばはんイリュージョン
13.ゴッホの手紙、オレの手紙
14.戦争に行きたかった
15.サマーソフト
16.city lights 3000
17.そこに座ろうか
18.新曲(自慢の息子)
19.新曲(kiss me)
<アンコール1>
20.野畑小学校校歌
21.m t b
22.東京の恋人(with AZUMI)
23.御堂筋(with AZUMI)
24.移動遊園地
25.UFOキャッチャー
<アンコール2>
26.うなぎデート
27.FGV
28.kiss in the taxi
内田さんによってダブ処理される音像がいつもの弾き語りよりも凶暴で「サマーソフト」でのアンプ前にしゃがみこんでのハウリング、「UFOキャッチャー」での絶叫と爆音が壮絶だった。生音に近いしっとりした弾き語りの時間も、珍しくエレキギターを抱えたAZUMIさんとのデュオもあり、バラエティに富んだ良いステージだった。とにかくみーくんは元気だ。新しいファンも増えたのか客層が徐々に若返っている気がする。MCでよく名前を出す「チコピド」がもうウケてない。ラウンジで声をかけてくれた男性も「豊田さんのライブに来たのは初めてです」と話していた。小松さんとANGIEでチャーハン食べて帰ろうとしたら豊田一行も合流して懐かしい珉珉で軽い打ち上げ。竹腰さんにHi, how are you?というバンドを教えてもらう。MTも竹腰さんもHomecomingsに夢中のようだ。おれも今月になってアルバムをまとめて買って毎日聴いてる。 内田さんにも挨拶して退散。内田さんに浦さんのアルバムが好きだと伝えることができて良かった。今夜は終電に間に合った。

8月16日
名古屋に戻って夏休み最終日。大阪でジョーとミックが本やDVDをたくさん貸してくれたので当分退屈しない。樋口毅宏「さらば雑司ヶ谷」「雑司ヶ谷R.I.P.」を読む。こういうのをライトノベルというのかな。漫画みたいでサラサラ読める。適度にグロテスクで痛快。

8月22日
夕方、1Fの玄関をどんどんと叩く音がする。仕事を終えて入浴中の妻が浴室から顔を出し「Wさんだと思うから行ってきてください」と言う。Wさんは近所に住む老紳士で、いつも自作の美味しい野菜をお裾分けしてくれるので常々名前を聞いていたのだが、自分は初対面だ。「旦那の松本です。あっこは風呂です」とお辞儀すると、長身の彼は真っ黒に日焼けした顔で笑ってくれた。「いろいろ作ったけどひとりじゃ食べきれんので持ってきたんだわ」と照れくさそうに言った。Wさんの奥様が長年うちの美容室を使ってくれていて、太陽のように明るい方で、うちの妻も義母も大好きな常連のお客様だったのだが、四月にがんで亡くなってしまった。妻と義母の落胆は大きくて通夜にも葬儀にも泣きながら参列していた。それから旦那さんは定期的に野菜を持って来てくれる。これがめちゃくちゃ美味しいのだ。「いつも美味しくいただいています。またいつでも来てください」と言うとWさんは嬉しそうに笑ってくれて大きな車で帰っていかれた。家に戻られてから奥様の仏壇に「あっこさんの旦那さんに初めて会ったよ」と報告されてるかな、とか想像したら涙が出た。「なかなか爽やかなイイ男だよ」と伝えてくれてるといいなー。

8月28日
朝から激震。昨夜営業のKさんが会社帰りに名古屋駅の地下街で倒れて、そのまま亡くなったという。心筋梗塞。一昨日の夜、社長を名古屋に招いた飲み会があって、同じテーブルでビールを飲んで「来月もがんばりましょう」と笑いあったばかりだ。信じられない。夕方まで箝口令を敷いたが、土日に葬儀が行われるので、事務所のメンバーをフロアに集めてKさんの急死を伝えると悲鳴があがった。こんな仕事はいやだ。明日の通夜、あさっての告別式に向けて準備をしつつ、まだ信じられない。Kさんはおれと同学年。小柄でなんとも人懐っこいおじさんで誰にも愛されるキャラクターだった。Facebookで見せるプライベートも微笑ましくて小学生の息子さんと川で泳いでる写真とかほんとに可愛かった。

8月30日
もう50才の手前にもなると葬式が多くなるなあ。しかし半年のうちに二回も現役社員の葬式をディレクションすることは滅多にない。三重県桑名市の大きな斎場で盛大な告別式。通夜と合わせてのべ百人以上の社員が訪れた。棺を覗きこんで「びっくりさせないでよKちゃん。ゆっくり眠ってあの世で会いましょう」と言っておいた。ほんとはあの世などないに決まっているのだが彼とはまた会える気がするのだ。ややドラマチックな演出の告別式で、故人のプロフィールを紹介するナレーションが参列者の涙を誘う。もう出棺だってのに追い打ちをかけるように「小6のひとり息子が亡父に宛てた手紙の朗読」で親族は泣き崩れる。こういうの嫌だなあ。自分が死んでもこんな葬式はしないでほしい。ナレーションは「亀吉死んだので焼きまーす」だけでいいです。ご参列のみなさんはおれの死体を好きに弄んでいろんなポーズで楽しんでください。ちんこをいじってください。札幌から飴屋吉丸という画家が来て、はせさん治そっくりの死に化粧を施してくれるでしょう。坊主の説教もまじでいらないです。もしお坊さんが来てしまったらなにか手配の間違いなので「ここは貴様の出る幕じゃねー。帰りやがれ生臭坊主。地獄へ落ちろ」と面罵して帰ってもらってください。BGMは渡辺満里奈のアルバム『SUNNY SIDE』、焼香は大麻でお願いします。豪雨の中、同僚Hくんがアルファードで自宅まで送ってくれて助かった。

9月1日
『劇場版 どついたるねんライブ』を見た。東京に住んでたとき飲み会でどつと一緒になったことが一度だけあってワトソンと先輩とは話した記憶があるがライブは見たことがない。岩淵弘樹が熱心に撮影してYouTubeで公開していた動画を少し見てまったく食指が動かなかったので今回もあんまり気が進まなかったのだが、カンパニー松尾さんから非公開モードの動画URLをいただいて「感想をツイートしてください」とお願いされたからにはこれはもう当然見なくてはならない。松尾さんと主演女優たる横山夏希さんのイントロ・パートは非常にいやらしく萌える内容だったが、ライブそのものには特に感心しない。眼鏡をかけているメンバーの顔が苦手だ。やや苛々していたのだが終盤ようやく美しい光景が見えだした。フロアでセックスしていた沢井亮さんがワトソンに顔射。チンコは萎まず、フェラで硬度を高め、そのまま後背位で横山夏希に再度ぶちこみつつ、二人のすぐ隣でワトソンが歌う「わたるちゃん」という曲。このシーンが良かった。どつの演奏に興味が湧かないおれにとって、この作品の魅力は「ライブハウスで演奏中に客のスペースでセックスしてるカップルがいる」というシチュエーションそのものであり、その白眉は曲間で静かになった会場で不意に響く喘ぎ声に尽きる。とすれば、もっとおおぜいでセックスしてほしかったなと思う。主演のAVカップルだけではなく、素人っぽいカップルを何組も仕込んでおいて、会場じゅうで複数のセックスがなされ、たくさん良がり声が漏れる。「どつを観に来た客」と「セックスする客」が半々、という設定がいいな。どつのメンバーや一般の客がそれに驚き戸惑いつつライブを続行する、そのせめぎ合い、みたいな作品ならおれはうがいくんの顔のアップで射精していたかもしれない。勢いで女性客とキスしちゃった山ちゃんが照れて笑う姿が可愛かったのだ。この羞恥、シャイネスがこの企画の肝であるべきだったかと。ところで、山ちゃんのルックスや振る舞いは際立って美しい。山ちゃんは「おれの友達すげーおもしろいぜ」なんて言ってないで、ソロで売れるべき存在だと思う。

9月6日
まとめサイトでスティーナ・ノルデンスタムというスウェーデンの歌手を知る。まとめサイトが教えてくれるのは牧野結美の乳首がレーズンのような形状だということばかりではない。たまにはためになる。とにかくキュートな声の女性でナチュラルなテイストの楽曲が多いようだ。ビョークもCHARAも林檎ちゃんも可愛いけど、こういう普通に可愛い声が好きだ。ということで入手できる限りのアルバムをアマゾンでまとめ買い。知らんうちに勝手にプライム会員になっていて年間何千円か引き落とされていることが判明し妻に少しだけ叱られた。キングジョーはブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」という曲にハマっていろいろなシンガーのカバーを蒐集している模様。代表的なのは三田寛子のサード・シングル「色づく街」(1982)のB面に収められたテイク。おれは当時三田寛子ファンクラブに入っていて正直なことを言うと三田寛子と結婚する男は自分しかいないと思っていた。心の中ではいつも本名(稲垣敦子)で呼ぶほど愛していた。しかし「色づく街」はやや演歌調のアレンジで、それに幻滅して買わなかったのだ。セカンド「夏の雫」が好きすぎたので続いてリリースされたこの曲とのギャップはショックだった。33年後、ジョーはヤフオクでこのドーナツ盤を2800円で落札した。おれが持っていたら喜んで譲っていたのだが、当時おこづかい月額三千円、15才のおれは「敦子を愛しているが、色づく街は買わない」と決断したのだった。B面がこんな素敵な曲だと知らなかったとはいえジョーごめん。

9月9日
7月に雨の山道で自分の車に轢かれてしまい車椅子生活になったOくんは中部労災病院に入院中。「明日お見舞いに行くけど医療費の書類に印鑑がほしい。印鑑持ってる?」とFBメッセを入れると「印鑑はいつも持ち歩いてます!いや歩けませんけど!」と自らブラックジョークを振ってくれた。「久しぶりに会うから駆け寄ってきてね」と返すと「轢いてしまうので気をつけてくださいね!」。キングジョー個展『ホテル エンドレスサマー』の開催期間が決定した。10月10日にジョーとトーク・イベントのようなことをしたいねと画策中。読書はジョーに借りた飴村行の粘膜シリーズ。展開が早くて切れの良いグロテスクなミステリー。めちゃくちゃ面白くて、通勤電車の時間があっという間。

9月10日
中部労災病院へOくんの見舞い。下半身麻痺は難儀だが明るくリハビリしていた。いろいろCDをお土産に持参。7月の事故、伝え聞いていたより壮絶で、軽トラの下敷きになって熱々のマフラーに背中を焼かれ心肺停止だったところに偶然地元の救急救命士のひとが通りがかって蘇生処置してくれたらしい。「その人じゃなかったら絶対死んでた」とのこと。まさに九死に一生。夜は先月亡くなったKさんの奥さんと電話。今日は久しぶりに人事部っぽい一日だったかも。さて今年も中日ドラゴンズがひどい。とにかく勝てない。打率が低いのは例年のことだが、今年は投手もひどい。今夜は七回まできっちり抑えていた大野の好投を九回に登板した田島が帳消しに。二点差を守れず、中日唯一の希望の光である「大野最多勝」の可能性をも棒引きにしやがった。なぜ九回に田島なのか。自分がラジオを聴いている限り田島は必ず打たれるのだ。CBCの実況アナウンサーも田島が出てくると「一点献上は仕方ない」みたいなトーンで話してる。しかし今夜は二点取られたよ! このオフに年俸をアップしてよいのは投手は大野と若松、野手では亀澤と遠藤だけだろう。平田は昨年に比べれば良いけど期待値からはほど遠い。40本打つべき存在なのに毎年12、3本程度で契約更改ゴネるなと言いたい。二年目で20本近く打ってる後輩の西武の森友哉にホームランの打ち方教えてもらえや。荒木、小笠原、川上、岩瀬の人件費を浮かせればイチローを獲れないだろうか。それはともかく田島と高橋周平の期待はずれ感は格別だ。このふたりは無償でDeNAにあげます。

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by kamekitix | 2015-10-24 07:00 | Diary
6月26日
今池Velvet-i-ScreamでBiSキャノ。松尾さん山下さんコンビに連夜の再会。松尾さんに紹介されたBiSファンの愛知県立名古屋南高校二年生Y君が営業マンとして完成された佇まいで面白かった。あんな高校生はいない。BiSキャノ、初めて観たが、テレキャノの方法論にアイドルを介在させるとまったく逆の結果が生まれるという現象が興味深い。すなわちテレキャノが放つ爽快な笑いが一切なく、後ろめたい苦笑に終始。ましてやBiSに一片の魅力も感じないおれのような観客にとっては誰にもメリットがないまま登場人物全員が疲弊していく様子しか読み取れない。おれの率直な感想は「BiSのすべてがダサくてつまらない」に尽きる。しかし、そんな果てしない徒労を松尾さんが編集しているのだからドキュメントとして面白くないわけがない。そして、この店、Velvet-i-Screamについて触れなくてはならない。ご夫婦で経営されている新しいクラブなのだが、奥さんが巨乳を強調した色っぽい美女で松尾さんに「顔にオマンコって書いてあるじゃん」と激賞されていた。いつかイベントをやるならこの店しかない。そう思わせる熱い握手。そして昨夜TOKUZOで会った黒ドレス美女、志保さんにも再会。帰ろうとすると雅さんがやけに色っぽい声で引き止める。なんだかセクシーな夜であった。山下さんとは16年ぶりの再会でした。誕生日一か月違いの同い年。またお会いしたい。

6月28日
なんとなく自動車の運転を始めている。20才の夏休みに合宿で取得した免許だが、ほとんど運転した記憶がなく、実に28年目の自主練習である。会社帰りに妻に同乗してもらって駅から自宅まで5分間ほどの運転から始めたのだが回数を重ねるほどに慣れてきて、今日生まれて初めてひとりで公道に出た。駅までの道をぐるぐる走ったあと少し遠回りしてモスバーガーのドライブスルーに挑戦。無事にシェイクを2個買って家に戻ると妻が「シェイク買えたなんてスゴイ」と爆笑していた。summer,2015

7月2日
大阪の採用担当のみなさんとカレーうどんが美味しい栄の居酒屋「千」で夕食。篠田さんが「大阪で内定してる学生の中に数年前までアイドル・グループにいたという女の子がいます」「いわゆる地下アイドルみたいで、アイドルに詳しい松本さんと言えどもご存じないでしょう」「たしかJKなんとかいうグループで...」と言いかけたところでおれは「それはもしかしてJK21ですか。JK21は立派なメジャー・グループで地下アイドルなどではありません」と言ってiPodに格納したアルバム『JK21やねん』のジャケットを掲げて見せた。「この子です!」と目を丸くする篠田さんに、初めてJK21のステージを見たときの感動/自らオファーしてインタビューしたアイドルはJK21だけである件/中崎町にある専用劇場にまで足を運んで定期公演「アトリエクラブ」を観たこと/劇場へのアクセスが梅田からも天六からも中津からも微妙に悪い件/彼女の卒業公演に行って記念に生写真を買ったこと/事務所の社長さんがすごく親身な良い人で自分が凹んでいるときに渋谷の焼き鳥屋で奢ってくれて今でもSNSで繋がっている話などを滔々と述べに述べまくり述べ倒した。グループ・アイドル・ブームなのでいつか面接で「学生時代はアイドル活動をしていました」と自己PR的に語る女学生が大挙訪れる日が来るのではないかと予言していたのだが、まさかこんなに早く、しかも自ら執心だったアイドルに内定を出すときが訪れるとは。

7月4日
珍しくひとりで大須を散策。バナナレコードで散財。コンパルで名物アイスコーヒー。モノコトでジョンのサンのライブ。ジョンのサンを語るのにマヘル・シャラル・ハシュ・バズとの近似性は不可避だが、今夜のジョンのサンはマヘルよりもずっとポップでいい意味でわかりやすい演奏をしていた。雑貨屋さんの店内に機材を入れた臨時ステージだったが音響のバランスが絶妙だ。ライブハウスだとよく見えなかった古賀さんのターンテーブル使いも明瞭で、どういう訳だかよく聞こえる。クリスチャン・マークレーかと思った。プライベートな話なのでどこまで書いていいかわからないけど立石くんが名古屋を離れるらしく、ジョンのサンとしてのライブはもうないかもしれないと聞いた。とても残念だしこれは文化的な損失だと思う。J-POP最終兵器ジョンのサン。今夜のセットはいつかフジロックのいちばん大きなステージで再演されるべきだ。

7月6日
人事部のスタッフとしてすべての従業員とその家族を想う気持ちは等価だが、そこには人情というものがあって、やはり特別な存在の後輩もいる。名古屋支店のOは新卒三年目のセールス職で、ともすればドブ板営業と揶揄されるような地を這うスタイルの細かいリテール営業をさせても大きな法人との商談を任せてもスマートに決めてくる。センスが良くて音楽の趣味も上品。こないだも王舟について語り合った。山奥でやってる名も知らぬコアなフェスにもフジロックにも行っちゃうフットワークの軽さも彼の魅力だ。おれの四年後輩で一昨年代表取締役に昇進したT氏に似たムードを持っていて信頼感がある。ちょっと特別に期待している若手。近い将来支店長になるべく7月から名古屋支店全体のマネジメントをするポストに着いたばかりだ。土曜の昼、彼はバーベキューかなんかするつもりだったのか岐阜県高山市の山道を軽トラックで走っていて雨後の泥沼にはまり、友人にアクセルを踏ませて自分は後ろから車を押して、ぬかるみからの脱出を試みた。何の拍子か友人の運転ミスか、Oは軽トラックの車体と山の斜面だかガードレールだかに挟まれてしまった。どういう体勢で何が起こったのか不明だが、結果的に彼は頭蓋骨と頸椎を骨折、重体で高山赤十字病院に運ばれた。一命を取り留めたようだが、頸椎をやってしまっているので大きな障害が残る可能性が高い。

7月10日
Oは、最も心配していた頸椎骨折が「頸椎損傷」の誤報で手術なしで治癒するレベルとのこと。しかし腰椎骨折と背中に大きな火傷が発見されて変わらず重篤な状況。激痛を点滴で抑えており依然として集中治療室で面会謝絶。ヘリコプターで岐阜大学病院に移送されて手術を行うようだ。快癒を祈って名古屋支店のメンバーで千羽鶴を作る。

7月15日
国生さゆりという歌手の「さかな」という曲があって発売当時にラジオで聴いてなんとも不思議な快感の名曲だった記憶がある。後年、何度かインターネット検索を試みたが有力な情報がなかった。久しぶりにアマゾンを訪ねてみると中古盤が出ていたので買ったよ。1989年発売のミニ・アルバムでした。シングルでもなくベスト盤にも収録されていないので情報が少なかったようだ。改めてじっくり聴いてみると果たして爽快なレゲエ歌謡。素晴らしい。Twitterで教えていただいた島崎路子のアルバム『フルーレ』(1988年)をも同時に購める。やや拙く不安定な歌唱力と可憐な声質の妙が丁寧に編まれた楽曲に溶け込むように調和しており、それは涼やかで、麗しく、実に愛しい。戦後70年。おれは80年代アイドルポップス最高傑作をようやく追体験したようだ。今後どれほどのアーティストが精勤してもこれ以上の80年代作品を作ることはできない。なぜならもう2015年だからね。オリンピックまた東京でやるのかよ。1964年にやったばっかりじゃん。おっちょこちょいだなあ、やめとけよ。

7月19日
日曜早朝恒例のモスバーガー・ドライブスルー。その後、午前中から名鉄で熱田球場に向かう。年に一度の高校野球愛知県予選を見に行く日。惟信対瑞陵という県立校対決。惟信の投手の直球が速いが瑞陵打線のタイミングが徐々に合って終盤逆転。良い試合だった。会社所有マンションのリフォームでトラブルがあり、地下鉄で矢場町まで行って管理会社を訪れ合鍵を貸してもらって瑞穂区のマンションへ。三連休の中日なのによく働いてしまった。家に戻って妻のパスタでビールと梅酒。読書は中村文則「掏摸」。スリの実用書としては面白いが物語としてはいまいち。「土の中の子供」や「遮光」のほうが好き。

7月20日
車を運転しておよそ3km離れたエディオンへ。2Fにあるブックオフ東海荒尾店はけっこう広い。100円文庫コーナーで松井今朝子「一の富」、筒井康隆「愛のひだりがわ」、愛甲猛「球界の野良犬」。妻の料理で飲酒。幸せな休日。

7月27日
Sくんがどうしても亀吉さんに会いたいというので仕方ないから第二回金山亀吉会開催。オリジナル・メンバーのコンちゃん&リオくんに、志保さんとかおりさん。インターネットでSくんについて詳しく書けないのが実にもどかしいが、とりあえずオナニーへの探求心と独創性、その創意工夫が実務レベルでプロフェッショナルであるとだけ書いておこう。アマゾンでCD。New Zion Trio『Fight Against Babylon』、原田知世『Soshite』。ずっと欲しかった「オバケのQ太郎」の単行本再発の報を受け、これもアマゾンで速攻ゲット。オバQ再発のニュースをコンちゃんのRTで知ったと思い込んでいてコンちゃんに「ほら!買ったよオバQ!」と得意げに披露したら、ぜんぜん人違いだったらしく、不安になるほど怪訝な反応をされた。インターネットって怖い。

7月31日
夕方から新幹線で京都へ。京都支店の新卒一年生たちと飲み会。ふたりとも前向きで素晴らしい。二軒で夜半まで楽しく話す。明るくて良いなあ。明るいひとがいいねっ。夜はこれまでの人生で宿泊したどんなホテルよりも狭い部屋で驚く。ユニットバスなどは「このような規格のユニットバスが生産、流通されているのだなあ」と感心するほど小さい。大柄な外国人客なら一度入ってしまうと身体の向きを変えることさえ困難であろう。いや、まず、この設備をユニットバスだと認識するのに一度フロントに確認の電話を入れるレベル。これで一泊9,500円は高い。ほかの町なら四千円以下のクオリティ。だいたい京都は戦争が起きてもこの町だけは空爆されないものだと安心しきっているから全体的に危機感がないんだよね、などと毒づいた気分で眠ると、どこまで行っても銃撃から逃げ切れない系のパニック映画調の超怖い夢をみた。この部屋なんかあったな。

8月1日
おれのタンブラーを埋め尽くす武田玲奈のグラビア・ショットはどれも美しい。かつて美形のギャル系モデルとして「お目かけ女の子」イベントでも紹介したのだが今春あたりから黒髪ショートに清楚なメイクで図ったイメチェンがクリーン・ヒット。武田玲奈は広末涼子以来の美少女だと書いても過言ではない。少なくとも佐野ひなこの存在感は一瞬にして遥か凌駕されてしまった。彼女の魅力について竹下ジャパンくんが「甘噛みマガジン」に書いていたが、彼の文章は大手広告代理店臭が強く隠しきれないリア充志向ゆえの無意識なオラつき感がおれのような24才まで童貞だった糞サブカル老害には眩しすぎて響かない。でも竹下くんには売れてほしい。少なくとも1999年の松本亀吉ぐらいは売れてほしい(たいしたことないな)。あれ。西原さん7月に「真夏のお目かけ女の子」やるって言ってなかったっけ。今日から8月。

8月4日
愛知県西部最高気温38度という猛暑。震えるほど暑い。HEADZ荻原さんよりメールで豊田道倫ニュー・シングルの音源が届いた。「そこに座ろうか」。先週MTに聴かせてもらっていたのだがハモリが鈴木祥子さんだとは気づかなかった。主旋律を凌駕せんとする勢いの妖艶なハモリ。根源的マイブラ愛に満ちた怒涛のシューゲイザー。久下さんのパンパンに張ったスネアの激烈なフィルイン。目の眩むような浮遊感を放つ、聞いたことないコード展開のサビ・メロ。しかもサビは一回しか演奏されないという狂気のアレンジ。これほど緊張感の漲るバンドは他にない。まさに極道ロック。轟音クラウトロックの様相を呈する「ファッキン・グレイト・ビュー」のアウトロの水の音は川か海か雨か。小さなウクレレでの弾き語り一発録り「サマー・モーニング」のよく聴くとそんなに爽やかじゃないけど無理やり夏っぽくしてみた感の軽妙さも個人的にはこの夏の気分にジャスト・フィット。だけどやっぱりmtvBANDでのアルバムに期待してしまう。

豊田道倫『そこに座ろうか』
2015年9月9日発売予定
定価:1,300円[税抜]
WEATHER 067 / HEADZ 209
1. そこに座ろうか
2. ファッキン・グレイト・ビュー
3. サマー・モーニング
4. I Like You(ACE STUDIO demo)
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musicians_
豊田道倫:Vocal & Guitars
mtvBAND:久下惠生(Drums)/宇波拓(Bass, Keyboards)/冷牟田敬(Guitar)
Guest:鈴木祥子(Vocal_「そこに座ろうか」)
produced & song_豊田道倫
recorded & mixed_内田直之(M1,2)
recorded_MT(M3,4)
mastered_中村宗一郎 at PEACE MUSIC
design_山田拓矢
photo_西光祐輔

8月5日
7年ぶりぐらいに近鉄特急を使って名古屋から大阪へ。難波で下りて日本橋のホテルまで歩く。酷暑でシャツが汗だくなのでチェックインするなり着替えてずぶ濡れシャツをボディソープで洗って干す。タワレコ経由で千日前の会場へ。大阪と名古屋の内定学生を招集したパーティー。学生さんたちは明るくて良い子ばかり。楽しく終宴。件の元JK21の彼女とも個別に面会。再会を祝う。社員だけの二次会出席を拒否して黒門近くのバー、ディドリーボウへ。キングジョー、ANGIE、カイちゃん、アイちゃん、店主の浦朋恵さんと楽しく夜半まで。先月リリースされた浦さんの新譜『ナツメヤシの指』が大好きなのでCDにサインを貰った。

8月6日
日本橋のホテルヒラリーズは最高にコンフォータブル。9時半にチェックアウトして懐かしい大阪のオフィスへ。定期的に凶悪な殺人事件や火災が起こる大阪市中央区高津。先月若い女性が刺殺されたマンションの前を歩く。売却した旧本社ビル跡には巨大なマンションが完成しつつある。ランチは大好きな黒門市場のカレー屋、ニューダルニー。新大阪から名古屋に戻って妻と名駅デート。台湾料理の鼎泰豐で小龍包とエビ冷麺とエビチャーハン。旨い。ミッドランドシネマで『マッドマックス怒りのデス・ロード』のレイトショーを観る。マッドかつマックスでデス&ロードな映画だった。妻とふたりで電車に乗るのも珍しいのだが、けっこう興奮してマッドマックスについて語りあう。妻は映画が好きなのでいろんな作品へのオマージュ要素が透けて見えたようだ。「カッコイイものを実写で作ろうとするときに現れる典型的なものの集大成のようだった」と普遍的なことを言う。分析の明晰さに唸りながらふたりで夜道を歩く。出張帰りの上に名駅でけっこう買い物をしたので荷物が重い。summer,2015
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by kamekitix | 2015-08-12 00:01 | Diary
3月1日
磯部涼のツイートがとても寒かったので茶化したらブロックされたのはまだしも九龍ジョーさえも怒り心頭っぽいディスを残しておれをブロックした模様。茶化されるの嫌なんだな。悪いことをしてしまった。数年前にもこの二人に悪態をついたことがあるのだが(たしか『ライブテープ』という映画の宣伝資料についてだった)、そのとき磯部&九龍はおれの勘違いを窘め諭してくれて関係を保ったはずだ。それがどう今回。ちょっと時代のバトンに触れただけでこの対応。すげーな「時代のバトン」。というのが憎まれ口で、実際、ライター廃業とか紅白レビューとか、ここ数年のヘタレっぷりですっかり呆れられているという空気を読めずに先輩風を吹かせ続けようとしたおれの果てしなく恥ずかしくだらしない失態。嘗て酒杯を交わした積年の知人たちとの交流が一文の軽率な投稿で断絶されてしまうのは大変寂しいが百パーセント自業自得。

3月9日
豊田道倫 & mtvBANDの新曲がDropboxで。冷牟田敬のソロ・アルバムがCDRで届いた。mtvBANDはなりすレコードから7インチ・アナログ盤でリリースされる「I Like You」。ファニーなほどキャッチーなパンク・チューン。24才のパラダイス・ガラージみたいなフレッシュネス&ラッスンゴレライ。長い轟音アウトロも最高。久下さん素晴らしい。「私の望むものは」の歌詞には何度も噴き出した。レッド・クレイオラからマイブラ経由でいよいよ想い出波止場に肉薄するmtvBANDは今年も凄い。冷牟田敬『noise myself』はいろいろなものに似ているようで何にも似ていない。自分の知る範囲でいちばん近いのはアスカ・テンプルのミニマリズムか。4ADやドゥルッティ・コラムのような端正かつ幽玄な反響は綺麗にゴシック趣味を回避しマイブラ的狂気を孕んだ轟音が凄まじく歪む。弓場宗治が生きていたらさぞかし激賞しただろうな。冷牟田くんがシスターポール好きなのもよくわかる。ディスコミュニケーションの果てにのみ炸裂し輝く孤高の美しさ。アーティストは群れたらお終いだ。

3月11日
夜、横浜に住む甥と栄で会食。会うのは14年ぶりで当時彼はまだ8才だったから実質初対面みたいなものだ。卒業旅行の帰途、名古屋で一泊するついでに叔父であるおれに会いたいとLINEが入った。隔世遺伝というのだろうか、おれの父親すなわち彼の祖父のDNAを濃く受け継いだようだ。姉貴にもおれにも遺伝しなかった松本哲郎という人の生真面目、潔癖などが彼の血液には引き継がれたようで、若き日の父親はこんな感じだったのだろうかと思うと懐かしいような不思議な夜だった。記憶力が良いらしく、嫡男であるおれよりも松本家の家系に詳しい。昭和のプロ野球についてもよく話せ、おれが南海ホークスのファンだったと言うといきなり「南海といえば久保寺内野手は残念でした」「確か大石大二郎の同級生でしたね」「野村監督が南海を離れた後すぐブレイザー監督でしたっけ。ああ広瀬監督がいましたっけ」などとアラフィフのパリーグ・マニアにしかできない話をガンガンしてくる。異常な情報量と朴訥とした話し方が面白い。今春筑波大を出て厚生労働省に就職するらしい。適任。

3月12日
中川さんという社員が持病で倒れて意識不明。54才。独身で親戚も遠方なので、いろいろたいへん。容体は重篤。おれは簡単に、絵に描いたようにダメージを受けてしまい、明らかに心因性の食欲不振。珍しく夕食時に動悸と抑うつ。

3月15日
心安らぐ日曜なのだが、美しい妻と朝食をとる穏やかで愛しい時間にさえ脳に不穏な暗雲が立ち上る。ソラナックスとパキシルを併用。毎月の通院が隔週になった。おれはケミカル志向のジャンキーだ。セックス、ドラッグ&乃木坂46。

3月20日
センバツが始まったりして年中でもっとも心の浮かれる時期なのだが酷く低調。朝から晩まで自分の脳の具合について考えている。「ストレスとプレッシャーは生き物だ。そいつらには特性がある。逃げる者しか追わない」という文章をタンブラーで読んで共感。そうだ。逃げずに受け入れよう。吐き気、フワフワ、ユーツな気分、すべて受けて立つのでどんと来い。パキシルCRの効果が出るのは早くても二週間後らしい。早よ効いて。「サイゾー」から森高千里についての原稿依頼。中矢くんという編集者のオファーは無条件で受けることにしている。彼には抗いがたい何かを感じる。アルケミー広重社長から花電車のライブCDのサンプル盤をいただく。おれが20才のころに録音したカセットの音源が、ある人を介して野間さんに渡り、今回3曲収録されている。28年にもわたって自分しか聴いてなかった記録が世界に公開されるという経験はあまりないことだ。妻がコーヒーに凝っていて、図書館で借りた本に載っているドリップについての記述をノートに書き写している姿がめちゃくちゃ可愛い。

3月26日
写真家の金子山と栄で晩餐。最近大森靖子の写真集を撮ったので明日名古屋クアトロで行なわれる彼女のライブの物販係として帯同したらしい。てっきりパルコの上のクレストンか近くのザ・ビーに泊まるのかと思ったらバンド・メンバーの宿泊は東別院のビジネスホテルとのこと。なかなか渋いなエイベックス。住吉町を往来するセクシー名古屋嬢たちに目を奪われてもう一軒行きたそうな金子くんの誘いをきっぱり断って帰る。この数週間、読書はスティーグ・ラーソン「ミレニアム」。3パート各上下巻の6冊を揃えた。精巧すぎるフィクション。恐ろしいほどにエキサイティング。神経乱高下の一因は「ミレニアム」にもあるのではないかと思うほど。

4月1日
入社式のスタッフとして前夜から東京。茅場町のホテルで大阪の後輩と食事。朝ひとりで地下鉄を乗り継いで豊洲からゆりかもめ。新橋からは混んでて乗れないだろうとおれの脳内ツールスレン予期不安センターから連絡があった。台場のホテル日航でフレッシュマン150名を迎え入れる。正午すぎ名古屋の営業部長からメールあり、くも膜下出血で危篤だった中川さん死去の報。ほぼ同じ時刻に太田出版の北尾さんからメール。こちらも訃報。

4月4日
大塚幸代さんの訃報が公表された。もう何年も会ってないから詳しいことはわからないけど時々ブログを覗くと陰鬱な文章が多かったので心因性なのかもしれない。とても残念で、悲しい。彼女に初めて会ったのはたぶん1997年。「クイック・ジャパン」でおれのページを担当していた土田さんという編集者が、おれは苦手で、幾度となく険悪なムードになり、編集長北尾さんはもはやそれを楽しんでいるふうだったが、ついに双方「これ以上無理」という状況で新たに担当として着任したのが大塚さんだった。豊田道倫が飛ぶ鳥を落とす勢いだった時期なのできっとパラダイス・ガラージのライブの打ち上げかなにかで初めて会ったのではないかな。おれは99年に会社の転勤で一年だけ東京に住んだのだが、その期間は大塚さんにずいぶんお世話になった。部屋を探すときから彼女を呼び出して三茶のミニミニについてきてもらった。池尻大橋の少し広めのワンルームを借りたのだがミニミニのひとはきっと大塚さんをおれの恋人だと思ったに違いない。思えばあの一年間は大塚さんと仕事をするためだけに東京に住んでいたようなものだ。毎号の連載と、太田出版で単行本を作る企画を彼女が担当していたので毎日のようにメールのやりとりをしていた。表紙や装丁にもずいぶんわがままをお願いして、とうとう刷り上がった日、当時おれが勤めていた山王パークタワーまで『歌姫2001』を30冊、紙袋に入れて持ってきてくれた。スタバのオープン席でおれを待っていた大塚さんの笑顔を忘れることはない。その後、彼女は太田出版を辞めてライターとして活動していた。ボーカルをやっているといって聴かせてもらったシベリアなんとかいうバンドの音源がすごく気持ち悪くて率直な感想を伝えたら疎遠になってしまった。だって気持ち悪かったんだもの。2012年の年末まで三年半東京に住んでいたとき(いわばおれの第二次東京期)は、大塚さんに一度も会っていない。「イベントをやっているのでいつかDJをやってください」とメールをくれたことがあったが具体的な展開はなかった。おれが東京を離れるとき、大塚さんはこんなブログを書いていた。中川さんの葬式と重なってしまい、川越へは足を運べず。斎場に花を贈った。

4月18日
朝から新幹線で京都へ。JET SETでレコード・ストア・デーのイベントがあり、キングジョーがDJをやるというので会いに行く。毎日起きてる時間はほぼ常時チャットをしている仲だが二人で会う機会はあまりないし、京都で会うのなんて初めてかもしれない。などと言いながら魁力屋でラーメン。行き交う観光客を眺めながら飲むビールが異常に美味しかった。JET SETではスカートの澤部くんがyes,mama ok?を流しながら話していた。楽しみにしていたシンリズムのソロ・ライブも聞けた。ジョーのDJのあと、Especiaのライブがあったが、大阪へ向かう麻衣ちゃんを見送るべく店を後にし、おれのEspecia童貞は守られた。JET SETの控室にいたはずだが一瞬も見かけなかった。Especiaとは永遠にすれ違っていたい。岡山でハーブの店を始めるという麻衣ちゃんは来週末にも京都を離れる予定で「今日亀吉さんに会えたのは奇跡みたい」なんて可愛いことを言う。試供品のティーバッグをくれた。千里の実家に戻って飲むと実に美味。読書は松井今朝子「吉原手引草」。江戸の廓を舞台にしたミステリー。

5月6日
刈谷日劇という映画館の件で皮肉っぽいツイートを投稿したところ、カンパニー松尾さんよりすぐ電話があり、爆笑。6月に今池でテレキャノ・イベントがあるとのことでお誘いをいただき光栄の極み。会社では新卒採用が佳境だが今年は経団連の不可解な協定があり学生さんの動きが読めず苦戦。

5月20日
アマゾンで買ったCDがいろいろ届く。Best Coast『Crazy for You』、Carlton and the Shoes『Heart Trobs』、MG『MG』、Snakadaktal『Sleep in the Water』、Sontag Shogun『Tale』。読書は武田砂鉄「紋切型社会」が痛快で夢中になって一気に読んだ。6月のテレキャノ・イベントを主催する山口雅さんと打ち合わせを兼ねてガルーバで夕食。会計システムが不明瞭で入店してきた別のお客さんたちと一緒に困惑。おなか痛くなるほど笑って店を出ると豪雨。

5月24日
妻の実家から古いレコードプレイヤー=ヤマハYP-700Cを譲り受ける。ベルトと針を通販で新調すると絶妙に稼働。しかしアナログレコードが家にほとんどないので東浦のハードオフで取り急ぎLPを7枚買う。フリートウッド・マックの1982年のアルバム『ミラージュ』が実に良い。妻が漬けた梅酒を飲みながらレコードを嗜む至福の休日。パキシルが効いてきたのか神経かなり安定。しかし、過去の日記を読むと、おれって、この10年ぐらい同じような感じで動悸が出てるなぁ。いい加減慣れよう。いちいちびっくりしない。

5月30日
名古屋に戻って二年半。あまり友人が増えないが、ハマジムのイベントやキングジョーの縁などで徐々に地元の知己を得つつある。常滑で急須のお店を営む粋なパンクス=ユニークコンちゃんと、多治見在住日本一の亀吉マニア=リオくんとで第一回金山亀吉会。麻婆豆腐の店でヒーヒー言ったあと、初体験のキャバレー花園でキャーキャー騒ぐ。花園を出てブラジルコーヒーで一服しようと思ったら何かイベントをやっていて満席の様子。「うーむ。堀田ダチオでも出てるんじゃないかな」とテキトーなことを言うと、ほんとにダチオさんのライブで、店の前でバッタリ、驚いた。武田砂鉄「紋切型社会」が面白くて仕方なくて、ジョーに買って送ってあげた。

6月10日
弊社ご用達の栄の南国風居酒屋バリハイで内定学生と社員たちの交流会を主催。内定学生は女性ばかりで、これまでリクルートスーツでしか会っていないので、私服で髪形を変えられたりするともはや誰が誰だかわからない。この傾向は年々強くなる。これまでもよく学生さんに対して「親子ほど年齢差がある」という常套句を使っていたが、ある学生さんのお父さんが47才と判明し、ついにリアルに親子差を超える関係値が成立。そりゃ話も合わんわ。しかし、みんな可愛い。悩殺レベルの可愛さに悶絶。もはや愛玩動物の域。撫で撫でしたい。しかし撫でた時点で人事失格となり解雇の憂き目に遭いかねないので我慢。おれはもう採用担当ではないほうがよいのではないか。いや採用担当だから我慢できているとすれば、採用担当であり続けたほうがよいのだろうか。実に悩ましい。今年の中日ドラゴンズは大方の予想どおり最下位を邁進。投手は大野だけが良い。京都のフリー文芸誌「耕し小手」のVOL.3が届く。妄想エロ小説を一編寄稿。去年のVOL.2の掲載作品を合評したページで身に余る好評が載っており嬉しい。「耕し小手」はいつも面白い。

6月13日
アナログ・レコード蒐集にハマってしまい、妻の運転で天白のハードオフへ。松原みきのファースト、シーナ・イーストンのファースト。松原みきはポスター仕様のジャケが実に美麗だが意外と歌いあげる演歌調で、今聴くとちょっとキツい。10年後に聴くと良い気がする。シーナ・イーストンのエバーグリーンなポップスはいつだって最高。YouTubeで1974年のNHKドラマ「夢の島少女」を観て衝撃。ちょうどジョーとチャットしていて、京都のギャラリーで個展をやるのに「海辺の小さな町のラブホテルのイメージで絵を描きたい」と言っていたので、そのシチュエーションと「夢の島少女」の余韻で「ホテルエンドレスサマー」という短編フィクションを一気に書いた。昨年の「マーブル」同様、小さなジンにして公表できると嬉しいな。読書は中村文則「遮光」。東海市出身の芥川賞作家でシンパシーをもって何冊か読んだが、かなり神経質かつ残虐で、とてもポピュラリティを得るタイプの作家ではないように思う。がゆえに大好き。特に「遮光」は平気で嘘を吐ける主人公の繊細かつ荒くれた言動が爽快なほどに狂ってて最高。

6月22日
ジョンのサンの立石草太くんと何度かメール・ラリー。ソロ・アルバムを制作してCD-Rで発表しているが入手方法が変わっていて「本山駅すぐのシロクマ書房という本屋の棚にこっそり差し込んでいるので黙って取ってきてほしい」とのこと。万引きの反対、万置きだ。梶井基次郎かよ。こういうトリッキーな芸当は嫌いじゃないので昼休みに地下鉄に乗って本山まで。ぱっと見たところ、店員さんから死角になったコーナーに紙に包まれたCD-Rが5枚ぐらい挟まっている。首尾よく一枚を抜き去り店を出た。立石草太『hit and away』はジョンのサンより輪郭がはっきりしていて「毎日がモノクロ無声字幕映画」などダンサブルでさえある。カバー曲が多いようであるが知らない曲ばかりだし、知っていたとしてもおそらく原型を留めないアレンジが施されているので、これはどうしようもなく確実な立石草太のソロ・アルバム。

6月25日
今池TOKUZOでテレキャノ・イベント。今回は英語字幕入りで松尾監督、バクシーシ山下さん、おれの三人が上映中にトークを入れるというコメンタリー式。上映しながらのトークはなかなか難しく、終盤は三人とも黙ってしまった。上映後に登壇して少しトークに混ぜてもらう。松尾さん50才の誕生日が近く、雅さんがバースデーケーキを用意していることを山下さんと共有していたがふたりとも段取りをすっかり忘れて終演。雅さんが客席で声を上げて慌てて巻き戻し、無事ケーキ贈呈式。楽しかった。東京からテレキャノ観覧ギネス記録を狙う世紀の追っかけOL、くましあんさんが安定の最前センターにいらした。原一男先生も絶賛、くましあんさんのパーフェクトなレポートはこちら。大阪からわざわざANGIEが見に来てくれた。黒いドレスの謎の美女三人組をコンちゃんの同級生=Sくんがナンパして同席。Sくんは名古屋最大の芸能プロダクションのエース級男性モデルでSNSはすべて事務所に管理されているからココでも滅多なことは書けないが、かなり面白い。榊原亜美ちゃんに金山まで車で送ってもらい帰途。雅さんのおかげで名古屋の知人が増えて嬉しい。感謝。
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by kamekitix | 2015-08-12 00:00 | Diary
栄三丁目に福水園という少しおなかの痛くなりそうな名前の中華料理屋がある。
ぼくはこの店の麻婆飯が好きで月に二回ぐらいは昼飯を食べに行ってた。
気さくな女将さんが一人で切り盛りしていて、深夜まで営業しているらしく、ヘルスやキャバクラが並ぶ界隈で有名なお店のようだ。

通いだして一年後ぐらいに、立派な体格の若い男性が厨房に入っていた。
彼が作るようになっても変わらず美味しかったので通っていたが、困ったことがひとつあって、この男がいつもイライラしていて、調理補助したりレジ打ったりしてる女将さんを汚い言葉で罵るのだ。
どうやら男性は女将さんの息子らしい。

カウンターに座っている客の目の前で、冷酷な感情をむき出しにして、ずーっと、ネチネチと、大声で、母親を怒鳴っている。

今度行ったら録音しようかなと思うぐらい珍しい光景を半年ぐらいは我慢していたのだが、先週金曜日の彼の粘着力は度を越して酷くて、さすがにあの雰囲気と麻婆飯の味を天秤にかけると王将に行ったほうがましだとようやく気付いたので、もうたぶん二度と行かないよ福水園。

この気分の悪い中華料理屋の息子は果てしないバカらしく、自分のインタビューが載った雑誌のコピーを壁に二か所貼っており、名前が判明している。

http://www.jsports.co.jp/press/article/N2012111317225803.html

渡邉庸介。
有名なラグビー選手のようだが、客の前で性根の腐った愚痴ばかり言う最低な男です。



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by kamekitix | 2015-03-29 21:55 | Diary
自分が勤めている会社の商品の宣伝になってしまうのですが『スマホでUSEN』は、そのネーミングとは裏腹に、かなり良いです。

さいきんチボリ・オーディオのかわいいラジオを買いまして、それがBluetooth対応なので『スマU』を飛ばして、家にいる時間ずっと聴いています。
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1000以上あるチャンネルからお気に入りに登録してるのは、SOFT ROCK/A.O.R./TECHNO/ショパン/クラシック・ピアノ/究極のリラクセーション・ギター/Salon CLASSIC/シティ・ポップス/Billboard 1967/Billboard 1974/CAFE ELECTRONICA/POST CLASSICAL/海カフェ/森カフェ/カフェの音楽~クラシック~/NEW WAVE/シューゲイザー/ドリーミー・ポップ/ネオ・アコースティック~ギター・ポップ/UK ROCK。

ヒット曲しか聴かないひとも、けっこうマニアックなリスナーも満足できるメディアだと思います。だって24時間乃木坂46ばかり流れるチャンネルがある一方で「アバンギャルド~アンビエント・ジャズ」というチャンネルなどはジョン・ゾーンの猛烈なサックスが炸裂した直後にムーンドッグかかったりするんですよ。「海カフェ」もドゥルッティ・コラムとかコクトー・ツインズとか選曲されててイイ感じ。「POST CLASSICAL」も気持ちイイ。通勤で歩いてるときに「シティ・ポップス」で佐野元春「ワイルドハーツ」が流れて泣きそうになった。電車の中では本を読むので「TECHNO」を聴いています。

わたくしのような不良社員が会社の宣伝なんて珍しいですが、まあ近況報告のひとつで。

ここから先、さまざまな固有名詞を無断で書くので困るひとはメールください、イニシャルにしますので。一部敬称略で失礼します。

2月6日(金)は有給休暇を行使して東京へ。恵比寿でおりて「AFURI」のラーメンを食べようかしらと思って行ったら行列ができていたのであきらめて、15時ラストオーダーの「チリチリ」に間に合うと読んで早足で並木橋へ向かう。14:40に着いたが「売り切れ」の看板が出ており涙。「チリチリ」のカレーは美味しいのです。結局「山頭火」でラーメン食べて、ホテルメッツ渋谷にチェックイン。夜に備えて少し眠る。豊田道倫から連絡あり18:30にアップリンク前に集合。沖縄居酒屋「無鉄砲」で岩淵弘樹、樋口周平、「リアルサウンド」の神谷弘一さん、ヒコロヒー。合流した西原伸也さんとサカノウエヨースケさんで「喫茶スマイル」へ向かう途中でトーニャハーディングさんに会う。夜のイベントが押していて入れないので四人でサイゼリヤで時間をつぶす。

喫茶スマイルの深夜枠で「ぼくらのお目かけ女の子100」の「前夜祭」。ゲストDJにコナンドリルさん(とてもかわいい)。お客さんはサッカンと、多治見からバスでやってきた日本一の亀吉マニア=佐々リオくん。非常に贅沢なムードでみなさんのDJプレイを満喫。ぼくもノートPCで少しDJしたよ。大器晩成。4時半にリタイヤしてホテルに戻り、昼前まで眠る。

2月7日(土)。恵比寿の富士そばでランチ。富士そばキレイになってる。とてもお世話になっている株式会社OCTAVEのオフィスで木庭社長秘蔵の写真集コレクションを堪能。ミニコミ『ゴミ』で紹介されていてぜひ見たかったのだ。いちばんおもしろかったのは「忘れられた人々」。15,000枚ぐらいの女性器写真を掲載している「日本女性の外性器―統計学的形態論」も圧巻。太田出版の北村くん久しぶり。

山手線で一駅乗って再び宇田川町の喫茶スマイルへ。「ぼくらのお目かけ女の子100」の本編。西原さん・トーニャさん・私のレギュラートリオに加えて、今夜のゲストは写真家の青山裕企さん、グラドル評論の竹下ジャパンくん、アシスタントとして高山璃奈さん。詳細はオフレコですが実に濃密な四時間でした。お客さんも個性的な方が多く、おもしろかった。

お越しくださった皆さんありがとうございました!(写真は玉川カルトットのTwitterより無断借用!)
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個人的には開演前の青山さんとのお話が嬉しかった。青山さんの言う「啓蒙」、自分も手伝いたいと思いました。いただいた写真集にサインまで頂戴して感激。

「お目かけ女の子100」というイベントは「好きな女子の名前を白状し合う修学旅行の夜の男子の部屋」に近い。実際ぼくは今回最後に挙げたタレントさんに初恋のような気持ちを抱いている。そこにはトレンドに干渉されないパッションがある。男たちの純粋な恋心に、分析されたマーケティングの裏打ちなど不要だ。おっさん達が童貞モードで掻き集めた膨大な量の情報とパーソナルな力説。そして、なにをどう力説しても「かわいい女の子が好き」という結論しか出ないことがあらかじめわかっている、博愛に満ちた世界。それが「お目かけ女の子100」だ。

2月8日(日)。10時にチェックアウトして恵比寿まで歩く。二年ちょっと前に住んでいた渋谷区東のマンションに立ち寄る。いろいろお世話になった管理人のおじいさん(西脇さん)がいるかな、と思ったが見当たらず。彼がゴミ捨て場に自作していたバリケードみたいな巨大な木製の棚も撤去されていて、西脇さんはクビになったのかしら。山手線で品川まで。駅構内のエキュートで奥さんにお土産のケーキやどら焼きを買って新幹線で名古屋に帰りました。
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by kamekitix | 2015-02-11 00:05 | Diary
12月26日は27年前に死んだ父親の誕生日だった。生きてたら90才。命日も12月。北へ還る12月の旅人やなー。シベリア抑留されてたらしいし。


7月に解散したBiSというグループについてはルックスや楽曲、伝え聞く関連情報のすべてに嫌悪を感じていたのですが、週プレの付録DVDを観て、2月に公開される『劇場版BiSキャノンボール』は絶対観ようと思いました。


電車の中で小さいお子さんの写真をキーホルダーにして鞄に付けてるサラリーマン風のおじさんがいて正直気持ち悪かったのだが、去年死んだ飼い猫の写真でほぼ日手帳をデコってるわしも相当気持ち悪いな。
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ウィキペディアの上部に時々出る「閲覧者全員が700円寄付したらこの募金活動は一時間で終わります」というフレーズに訴求力を感じない。それどころか気持ちが反発して「絶対寄付なんかしない。ずーっと募金してろ」と思ってしまい、逆効果だ。


みーくんのツイートみて「大橋仁炎上」を知る。「炎上」って言葉、きっと数年後には死語なんだろうな。あと「スマホ」も近年のうちにかっこいい新しい呼称に取って替わるんだろうな。そんなことを思いました。


大橋くんにはいろいろ教えてあげたのに事務所にUSENつけてくれなかったからぼくの心証は悪いです。


前にも一度書いたかもしれないけど、橋本環奈という美少女が話題になっていて、確かに実に可憐で愛くるしく、「40年に一人の美少女」と呼びたい。岡田奈々以来の天使。


金山駅にいると「四時間に一人の美少女」って感じの女の子をときどき見かける。


アスナル金山の駐輪場のおじさんはいつも「無断利用はないか」「ステッカーの期限切れてないか」と自転車をチェックして歩いてるんだけど、ときどき通路を塞いでることがあって、チリリンと鳴らすとめちゃくちゃビックリして振り返って「こんな所を自転車が通るなんて」みたいな顔するのやめてほしい。


タクシーに乗ると運転手さんのキャラクターにパターンがあって、不愛想で感じ悪い人→無口だけど丁寧な人→無口だけど丁寧な人→愛想がよくてめちゃくちゃ話す人→不愛想で感じ悪い人というサイクルで乗ってる気がする。


ライブ納めはシスターポール@ハックフィン。Wアンコールの「心に火をつけて」に感動。お二人とお話しできてよかった。来年も必ず見に行きますシスターポール。東海地区でしか売ってない『ナゴヤアイドルパーフェクトブック』をプレゼント。オカザえもんがシスターポールを紹介してる!
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いやーびっくりしたなー大島優子卒業宣言!あまちゃん推しがけっこうキツかったなー。でもやっぱあゆで始まりサブちゃんで締める紅白最高!


「五木ひろしのコンサートに確実に差し入れを贈れるサービス」を提供する会社に勤めているぼく。熱心な五木ファンのおじさんと電話で会話してる最中にそのコンサートが中止になったという連絡が入ってしまい、おじさんが怒りださないように丁寧に事情説明とお詫びをする。という初夢でした。


今年もよろしくお願いいたします。


テレビはひとりで見たいのにワイプの中の芸人が「一緒に見てる感じ」を醸しだしてて嫌だなー。


Grouper - Lighthouse



比嘉梨乃さんがんばってます!!!
[フル]1500万再生 泣き失恋歌シリーズ!ソナポケ「戻らないラブストーリー。」 MV


バイバイ
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by kamekitix | 2015-01-03 13:36 | Diary
11月22日ごろから咳が出て市販の咳止めシロップなど飲んでいたのですが回復せず、29日に内科を受診。錠剤やシロップ、絆創膏など咳止めに関するドラッグを一式処方してもらって使用したものの一向に治まらず。12月5日には耳鼻咽喉科を受診。7日から「夜になると咳が止まらない」という症状が続いて睡眠不足。9日にダウンして有休もらって通院して薬を変えてもらったり奥さんが研究の末に編み出した「大根おろしにハチミツを混ぜたものを飲む」「脊椎のツボに強烈な温湿布を貼る」「ベッドに斜面を作って少し身体を曲げて眠る」などの工夫を重ね、12月11日にようやく発作的な咳が鎮静化したよ、長かった。

「今年の風邪はしつこい」というセリフは市井の常套句であり「今年の風邪は比較的あっさり治ります」などという言葉は聞いたことがないけれども、今年の風邪はしつこいマジで。

みなさまご自愛ください。

12月10日は大阪に出張していたのだがホテルでもきっかり1:30から3:00まで100回ぐらい咳が出て苦しかった。

大阪へは内定学生のみなさんの研修と懇親会に行ったのですが、楽しかった。

このブログで恒例の「bestdiscs」をアップしたところ、思いがけず「毎年楽しみにしている」というツイートをいくつか拝見して光栄でした。ありがとうございます。

「松本亀吉」をライターとして興味をもって認識してくださっている方が世界に70人ぐらいいると思っていたのですが、もしかしたらもう少し多くて110人ぐらいいらっしゃるのかもしれません。副業ライターを辞して3年ほどになりますが(Wikipediaに余計なこと書いたやつ誰や)、引き続きこのブログで愚かな自己顕示欲を、Twitterなどでの反応を拝見して薄汚い承認欲求を満たしていきたいと思います。引き続きおつきあいください。

みなさんほんとにありがとうございます。

とか書いてたら、カンパニー松尾監督から連絡あり、急遽12月24日にトークショー(笑)が!

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名古屋凱旋上映! アラウンド・ザ・テレクラキャノンボール
〜テレキャノから始まる裸のドキュメント傑作選2014 in NAGOYA~


12月24日(水)
OPEN 18:30
START 19:00
¥1500(入場時別途1Drink代500円が必要となります)

会場
spazio rita
愛知県名古屋市中区栄5-26-39 GS栄ビル B-1

上映作品(監督:カンパニー松尾)
19:00~『UNDERCOVER JAPAN 第二部 さよなら東京 上映版』
20:30~『豊田道倫 映像集3無題』

急遽決定!上映後トークショー(笑)
亀谷宏司(刈谷日劇マネージャー)
松本亀吉
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もう「クリスマスイブ」とか言うトシでもないだろ、おまえら、観に来いよ。

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イベント終了しました。
お越しくださったみなさんありがとうございました。
「かめかめトーク」たいへん楽しかったです。
またしゃべりすぎた。
亀谷さんおもしろい。正式にかめかめユニットを結成したいと思います。
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photo:山口雅さん(アメカル番外地)
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by kamekitix | 2014-12-16 23:17 | Diary
フランスのミュージシャン・Stephane Laporteさんのユニット、Domotic。
2002年にリリースされたファースト・アルバムがこの『Bye Bye』です。
点描画のような電子音が美しい色彩をもって煌めくロマンティックな名盤です。
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『Bye Bye』は会社の光田くんという後輩に借りたのです。
光田くんは自分より3つ下で、フェスに行きまくるアクティブなロック・ファンであり、リュックの中に常時CDを10枚以上入れてポータブル・プレイヤーで取っかえひっかえ聴いてないと落ち着かないという音楽ジャンキーです。
クラフトワークの大阪公演の会場で偶然会って「テクノ好きなんや」と意気投合して、いろいろCDを貸してくれるようになりました。

エレクトロニカに疎いぼくに、光田くんがまず「これ聴いてないとマズイっすよ」と言って貸してくれたのが、DomoticとPitaとFenneszでした。
ぼくはMEGOというレーベルさえ知らない状態でしたので、これらの音源に大いに興奮しました。

とくにFennesz『Endless Summer』の美しさには正しく度肝を抜かれたのですが、それはまた日を改めて。今回はDomoticです。



全曲インストでボーカルは入っていません。

また通常のポップスとは構造を異にしており、AメロBメロサビ、みたいなフォーマットはありません。

ひたすらキラキラした音が明滅する星の光のように煌めいています。

このクオリティは、アンビエントの最高傑作と賞されるブライアン・イーノ『アポロ』の無重力感にも肉迫していると思います。

オブスキュアで難解な音楽に堕することなく、オルガンのロングトーンがコードを展開する上でシンセが主旋律を奏でるような、メロディアスな面も兼ね備えています。

グリッチ、ブリープといった90年代以降の電子音楽のエッセンスを可愛いバスドラに乗せるリズミックなトラックは、まったくフロア志向ではありませんが、心地好いビートを刻んでいます。

アナログ・レコードの質感を醸すプチプチ・ノイズに漂うようなサンプリング・ピアノのループや深いディレーの効いた打楽器が遠くに響くブリコラージュも、実にドリーミー。安眠を誘います。

ぼくは個人的にこの『Bye Bye』とレイ・ハラカミさんの『red curb』(2001年)が叙情派エレクトロニカの双璧だと思っています。

また、これほどまでに音像を如実に表したジャケットはないのではないか、というぐらいアートワークも美しいアルバムです。

バイバイ
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by kamekitix | 2014-12-02 23:25 | Diary
10/23

セントレアで「鈴波」の鰆定食(とてもおいしい)を食べてから飛行機に乗り込んで二時間。
那覇はたぶん17年ぶり。
前に来たときはゆいレールなんていう乗り物はなかった。
夕方に着いた県庁前の駅で誰かが落とした水筒がコロコロ足下まで転がってきて拾いあげるとキラキラした瞳の地元の女子高生が「ありがとうございます」とあたりまえのことを言ってくれるという幸先の良いアクシデント。
ロコアナハという瀟洒なホテルにチェックインしてからライブハウス「Output」へ。
店長の上江洲さんはかつて下北沢シェルターに勤めていて那覇へUターン就職した人。
彼は「シェルターでの最後にパラダイス・ガラージを見たい」とブッキングし、私は、久下惠生、宇波拓、池永正二とともに豊田道倫に召集されてステージに上がった。
上江洲さんとはそのとき以来の再会で、ちょうど二年ぶり。
セッティングまで少し時間があったので、上江洲さんに訊いて近くの食堂「三笠」へ。
ちゃんぽんを初めて食べた。
沖縄のちゃんぽんは本州でいうと野菜炒め豚丼の卵とじって感じ。うまい。
Outputに戻ってイベント開始。
何のイベントかというと、西原伸也のトークショー!「ぼくらのお目かけ女の子100」の第二回です。
第一回は去年の年末に阿佐ヶ谷ロフトAでやりましたね。とても楽しかったですね。
今回も西原さん、トーニャハーディングさんと三人でおすすめ女の子を百人セレクトし、プレゼンテーションしていくという内容。
今回のゲストは沖縄でモデルやMCとして活躍している川満彩杏(かわみつ・あい)さんで、川満さんも3人の女子をレコメンしてくれた。
四時間のイベントは波乱万丈で、話の流れで大森靖子さんに電話、トーク中に二階堂ふみさんから西原さんに着信、トーニャさんにはお母さんから緊急かつ不穏な電話、などハプニング連発。
内容はお越しくださった沖縄のみなさんと共有の秘密で。
ただ、限りなく近似する内容のイベントが年明けに東京で行われるかもしれません。
居酒屋で短い打ち上げ。
「川満さんのこれから」というテーマで語り合う。
西原さんもトーニャさんも上江洲さんも猛烈にハイ・テンションだが、基本的に自分のことしか話さない人たちなので、あまり建設的な意見交換にはならない。
川満さんに「何をしたいですか」と訊くと「ゲームがしたいです」とまるで「今夜帰宅してからしたいこと」みたいな回答で脱力。
乃木坂でいうと生田似の美女で、頭の回転が速く、トークも巧い。
コスプレやアニソンなどのトレンドにもリンクしていて売れる要素たっぷりの川満さんなので、頑張ってほしいです。
海ぶどう、美味しい。
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10/24

沖縄二日目。
ロコアナハは朝食が美味しいことで有名らしく、7時きっかりにレストランへ。
海ぶどう美味しい。
修学旅行生で混雑する前に、午前の国際通りを往復。
牧志公設市場も久しぶりです。
レンタカーを借りに行って、会社の先輩がおすすめしてくれた豊見城の「海洋食堂」でランチ。
ちゃんぽんを食べるのは二回目。
沖縄のちゃんぽんは本州でいうと野菜炒め豚丼の卵とじって感じ。うまい。しかし、多い。
ここから怒涛の観光ドライブ開始。
運転は「テレクラキャノンボール」に出ても上位入賞するのではないかと思われる健脚ドライバーである、わしの妻です。
備瀬のフクギ並木から今帰仁城址、古宇利島といった本部半島を攻めたあと、今夜から四泊するムーンビーチへ。
会社の保養所で、ここも17年ぶりだがきれいに改装されていて嬉しい。
夜には石川方面へ買い出しドライブ。
5人泊まれる大きな部屋なので、奥さんとゆったり眠る。

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10/25

沖縄三日目。
朝から爆走ドライブ。昨日よりさらに北を目指す。
海の色がどんどんワイルドに、路肩の景色も粗暴な色を濃くしていく。
本島最北端にある大石林山という熱帯カルスト地形を保存したトレッキングコースへ。
マイクロバスで10分程度ありえないほどシェイクされて、そこから珍しい地形の石を眺めながら山を登った。
「2億年前の地球にようこそ」みたいなキャッチフレーズで全体的に雑な感じだったので期待してなかったのだが、そこのカフェのランチが美味しくて、大石林山のことを見直した。
道の駅にいくつか立ち寄って、夕方ムーンビーチに戻り、プライベートビーチで読書(なぜか西村賢太)。
セルフタイマーでジャンプする写真を撮ろうとしている若いOLみたいなかわいい水着の三人組がいて、ぜんぜん撮れてないっぽいので「あんたたち見てられない」と言って撮ってあげた。
めっちゃきれいなジャンプ写真撮れたからきっとFacebookにアップされてるぞ、誰か知らんけど。
夜は奥さんと近くを散策。
二人で旅行するのは6年前のバリ島以来。
楽しそうで良かった。

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10/26

沖縄四日目。
朝はビーチでゆっくり過ごそうと思ったら「生まれて初めて海を見た」みたいな勢いで高校生の大群が叫びながらやって来たので慌てて退避。
あとで観光バスを見たら「千葉県立土気高校」の修学旅行だったようだ。
沖縄で変わった地名をたくさん見ているが、土気も相当だな。
今日は南東へドライブ。
平安座島へ向かう海中道路を堪能したあと、中城村の「CD屋」というCD屋さんへ。
店主の伊佐さんは豊田道倫のファンでよく大阪へライブを観に来られているナイスガイ。
西成の「友園」で豊田に紹介してもらって以来の友人。
沖縄に行けたら必ず寄ろうと思っていた店で、dip、久下惠生、二名敦子、TICAのCDを買う。
おまけに伊佐さん秘蔵のオリジナル・コンピレーション三枚とお土産をいただいた上、「近くにおいしいおそば屋さんないですか」という質問に丁寧な地図付きで答えていただきありがとうございます。
「ちょーでーぐぁ」という店は地元のみなさんで大盛況。
ソーキそばとジューシーという炊き込みごはん。どちらも旨い。
普天間やコザを通ってムーンビーチに戻る途中で、奥さんがまさかの「そば屋ハシゴ」を提案。
恩納まで行って「なかむらそば」でアオサーそば。これも旨い。
夜はムーンビーチ近くの居酒屋「ちぬまん」。
島らっきょを塩漬けと天ぷらで。
海ぶどうも美味しいです。
読谷村のマックスバリュとツタヤへ深夜ドライブ。
とにかくたくさん食べた日。

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10/27

五日目。
昨夜の島らっきょのせいで口や胃が臭い。
午前中は近くにある恩納の道の駅へ。
わが妻が地元の人みたいに「スターフルーツは午後に入荷するのか」などと店員さんに話していて頼もしい。
レジにいた可愛い店員さんの名札は「糸洲」さん。
道の駅は名護の許田が有名らしいのだが、許田よりも恩納のほうが断然素敵だと思った。
沖縄そばのソース焼きそばを食べる。
妻はあちこち寄るたびにたくさんお土産を買っており、どうもスーツケースの収容量を超えているように見えるのだが、明日の搭乗時どうするつもりだろうか。
昼過ぎにムーンビーチに戻って今回の滞在で初めて海に入る。
平日ということもあってかビーチには誰もいない!
それでも浮輪を借りて一人で海へ。
監視台に2名、売店に3名スタッフがいるが、今日のビーチ利用客はおれだけのようだ。
胴に浮輪を通して海面に二時間浮かぶ。
旅はぜんぜん好きではないのだが、浮輪でぼんやり海に浮かぶのは好きだ。
天気がよければ何時間でも浮かんでいたい。
しかし、風が強く寒くなってきたので、部屋に帰りました。
昨日まで30度近くて真夏のようだったのだが、今日から秋になったようです。
夜は部屋で恩納で買った様々な惣菜を食べながらオリオンビールなど。
その後、再び読谷村のマックスバリュとビレバンへ。
お土産に海ぶどうを買おうとするがマックスバリュの店員さんに「地元の人は海ぶどうを食べない」と断言されて爆笑。
近くのスーパー、サンエーにはちゃんと生の海ぶどうがあったもんね。
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10/27

六日目。
ラジオを聴きながらレンタカーを返しに那覇へ戻る。
平日朝の市街地はけっこう渋滞なんですね。
沖縄のレンタカーは「スカイレンタカー」さんがおすすめ。
安い割に丁寧で空港までのお見送りバスも快適でした。
空港で島豚煮込みカレー。
無事にセントレアに到着し、再び「鈴波」で今度は銀鱈定食。
「鈴波」旨い。
沖縄5泊6日の旅なのに鈴波を二度食べるとは。

バイバイ
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by kamekitix | 2014-10-28 19:23 | Diary
会社の飲み会でいちばん偉い人が「松本さんは純粋な変態だから」と言って同席者がみんな黙ってうなずいたのを見て「良い会社に就職したなあ」と思う、入社24年目の秋です。



本社に池山さんという先輩がいる。

別の部署なので、一緒に仕事をしたことはない。

エレベーターで一緒になったら挨拶する程度の関係だ。

昔は営業部長をしていたのだが今は降格になって営業サポートの内務をしている。

背が高くて、寡黙なおじさんだ。

おれは本社にいるとき自転車で通勤していたのだが、毎朝だいたい表参道の交差点超えたあたりを歩いてる池山さんを追い越した。

いつも真っ白いワイシャツを着て、姿勢良く歩いていて、かっこいい。

ある日、おれは社会保険の書類を見ていて、池山さんの奥さんが数年前に亡くなられていることを知った。

それ以来、池山さんが出勤する後ろ姿を見るたびに「おれは自分の奥さんを失っても、あんなに背筋を伸ばして歩けるだろうか」と思った。



朝、奥さんがキッチンに置いたミントの枝が根を出していることを嬉しそうに話してくれる。

自家栽培したミントを擦りおろしてシロップを作るのを楽しみにしているのだ。

「根っこ」の発音が名古屋訛りで「根」にアクセントがあるので「ミントの枝に猫がついたよ」と聞こえて何度も聞き直した。

可愛い。

何年経ってもこの人ほんと可愛いなー。

おれはこの幸せを守るために生きているのだと思う。



バイバイ
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by kamekitix | 2014-10-15 00:13 | Diary
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