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ヴァージン・プルーンズというアイルランドのバンドは盟友U2と人気を二分するスターだった。

日本では「ポジパン」とカテゴライズされゴシック系の始祖とされる。白塗りメイクと演劇的要素の強いライブ。異端、異教徒というキーワードで耽美的退廃的なムードを醸しだし熱狂的な人気を博した。代表作『...If I Die, I Die』は1982年リリース。

U2ほどの商業的成功をおさめなかったものの、多くのエピゴーネンを産んだ偉大なプルーンズ。短期間だがそのメンバーだったビンティが1984年に結成したのがプリンセス・タイニーミートだった。

初めてプリンセス・タイニーミートを聴いたのはたしか石原さんにもらったカセットだった。高槻に住む石原さんはぼくより二歳上で、当時すでに社会人で、たくさんレコードを買っていて定期的にセレクト・カセットを送ってくれる優しくてありがたい先輩だった。

石原さんのカセットに入っていたのはセカンド・シングルの「A Bun In The Oven」(1985)。ごく短い曲だが、このインパクトは相当大きかった。


全編を覆う轟音とやけにポップなフィンガースナップ。トランスジェンダーな歌声。展開に無関係で不随意に鳴っている何かしらの物音。唐突なエンディング。不条理で理不尽で醜怪なポップスとの出会いに興奮した。

プリンセス・タイニーミートはその前年1984年にシングル「Sloblands / The Fairest Of Them All」でラフ・トレードからデビューしていたが、その時点ですでに大いに物議を呼んでいたようだ。なにせジャケットの表にも裏にもちんちん丸出し無修正写真を使用していたのだ。
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まあ、おちんちんならぼくも一本持っているしそんなに珍しくなかったので、そちらの話題にはあまり惹かれなかったのだが「A Bun In The Oven」の音像に魅せられて、レコードを探した。

1986年にプリンセス・タイニーミートが収録されたレコードがリリースされるという情報を得た(フールズ・メイトで)。
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『You Bet We've Got Something Against You』(「おまえに対抗する何かを手に入れたから賭けてみろ」?)という実にオルタナティブなタイトルのオムニバスLPだった。

これはこれで名盤で、珍しいソニック・ユースのライヴやマーク・スチュアート&ザ・マフィア、バンド・オブ・ホーリー・ジョイなども収録されていて愛聴した。

しかし、このLPの最初と最後に収録されている「これ聴きたいから買ったプリンセス・タイニーミートの二曲」が「えっ」と思うほど衝撃的だったのだ。
「Lucky Bag」はラッキーでもバッグでもない謎の野外ノイズ。ガハハハと男女の笑い声で終わる1分ほどのトラック。「Jay Gone Bimbo」という曲は昔のSP盤みたいなスクラッチ・ノイズに乗せて脳性麻痺の人が話す聞き取りにくい発話や断末魔にも聞こえる悲鳴のような声を多重録音しただけの、もはや音楽とは呼べないレベルのトラック。

そして、翌年には、こんな極端なトラックをも含みつつ、既発3枚のEP全曲を網羅した奇跡のフル・アルバム『HERSTORY』が発売された。日本版のCDをおれは持っていて、インナーディレクツの宮部知彦さんがライナーを書いている。宮部さんといえば日本のポジパンをディレクションし、ポジパン・シーンの女神と崇められたG-シュミットのSYOKO嬢と結婚したことでも知られる、という話は余談。
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ヴァージン・プルーンズという異教徒集団からさえも逸脱したいわば異端の中の異端。プルーンズよりさらにマージナルかつ外道。プリンセス・タイニーミートはそのビジュアル的な衝撃も含めて、時が経つほどに愛しくなっていく奇怪で不思議で理解不能な、でも明らかにポップなバンドだった。

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最近ちゃんと音楽レビューを書いてない気がして「これはいかんな」と今朝思い立った。

なにか書こうと思うのだが、新しい音楽について食指が進まないのに無理して書くと「何某の二番煎じ」「この手は飽きた」「奇妙礼太郎なんてニセモノ」などと評してしまい、それらを楽しんでいる若者や商売をされているひとたちにとって不快かつ結局おのれの錆びゆくセンスを露呈するばかりのいわく老害に他ならぬ顛末が見えてる。

そこで「自分にしか書けないもの」について、かつて愛好し今でもわが胸中に在る音楽について書けばよいのではないかと思い至った。当時の追憶など併記したりしてね。

懐かしい音楽をまるで最新の最先端の音楽みたいに無邪気にレビューするという試みはおれの自己顕示欲を満たすと同時に誰の気分も害さないという一石二鳥の企画であるといえよう。

バイバイ
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by kamekitix | 2014-06-30 01:23 | Review
こないだ大阪の実家でビデオを発見。
1994年9月15日、ベアーズでのイベントです。
特に誰の許可も得ていませんが、アップしたので貼り付けます。
ムービーメーカーでうまくエンコードできず、フリーソフトを使ったら右上にロゴマークが出ちゃいました。

アナル番長


FHC


マグニチュード3


弓場宗治


ウルトラファッカーズ、マキシマム・フレンズ


赤武士


まぐろ


スピードアナル



バイバイ
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by kamekitix | 2014-06-27 23:08 | Diary
1999年のこと。

ある夜突然電話がかかってきて、ハイテンションな女性が「亀吉さんの掲示板を作っていいですか!」と言った。
当時私は雑誌に連載をもつライターで、記事にはたいてい住所や電話番号を公開していたので、いたずら電話には慣れていたのだが、この女性はどうやら熱狂的な亀吉ファンらしく、とにかく「掲示板を作りたい」と熱弁をふるった。
ぼちぼちインターネットが本格的に普及しはじめた時期で私もパソコンを買ったばかりだった。
「掲示板って何ですか」と訊いたのを今も覚えている。

女性は長澤彩さんといって五反田に住む若いママさんだった。
ハンドルは「ジル」「あやまま」。
「亀吉掲示板」と題されたBBSは2ちゃんねるへの果敢な直リンクなどが奏功してアクセスが増え、当時私が雑誌に書いていた乱暴な悪文への批判を中心に私信と罵詈雑言が交錯するカオス状態となった。ネット・リテラシーなどという言葉が一般化する以前のあのころ特有のスリルに満ちたサイトで、今でいう「炎上」がほぼ常態だった。
その魅力は別冊宝島460「インターネットの怪談」に詳しく載っていて、彩さんのインタビューも収録されている。
「亀吉掲示板」で知り合った友人は数えきれないほど多く、彩さんがいなければ、00年以降の私の人脈は随分貧相なものだっただろう。
彩さんは恩人だ。

毎晩チャットしている時期もあったし、たくさんライブを観に行ったし、自分が主催するイベントにも必ず来てくれる親友だった。
会社の後輩たちと彩さんのご家族で熱海へ一泊旅行したこともあった。

聡明で頭の回転が早く、エネルギッシュでよく喋り、日本人離れしたキュートな美貌で、いつもチャーミングな人だった。

2014年6月18日、彩さんが亡くなった。

四年以上に及ぶ闘病中にも何度か食事会をした。
そのたびに娘さんがどんどん面白く成長していて、可愛くて楽しくて、みんなで笑った。
老舗のイタリアンに飽きてきて、その次はわざと日曜昼の混雑する五反田のサイゼリヤへ大勢で行ったりした。不動前のホームの待合室で三人で電車を待っていたのも、つい先日のことのように思い出せる。
私が名古屋へ戻ることになったときには六本木ヒルズの梅蘭で美味しい焼きそばをごちそうしてくれた。
そのあと、アサヒラさんと三人で恵比寿の喫茶銀座で別れたのが最後になってしまった。2012年12月。

葬儀は教会で行われた。
牧師さんがなんか適当な水みたいなやつを棺にかけたりしてる間、私はイエス様のいうこととは関係なく「彩ちゃんありがとう」と心の中で何回も繰り返した。
棺の中の彩さんは出会った頃のように美しかった。
妹さんが最後のメイクをしたそうだ。

彩ちゃんみたいなポジティヴな人でも、死ぬんだ。
そう考えると、死ぬのが怖くなくなってきた。

大好きな人たちが亡くなっていくと、もうあの世とこの世の区別がどうでもよくなってくる。
彩ちゃんはあの世で新しいBBSを作っているかもしれないし、きっとそこには弓場宗治が熱心に投稿しているだろう。馬場育三さんも時々書き込むだろう。にゃん吉も長澤家の犬のジルもその世にいる。
私はこの世で、それらを「非表示」にしているだけだ。



バイバイ
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by kamekitix | 2014-06-23 23:56 | Diary
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以下、坪井篤史さんのTwitterより。
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6/16(月) から19(木) 連日19:30 名古屋アメカル映画祭 at矢場町spazio rita
トークゲストが公表されました!!
16は松江哲明監督、17は直井卓俊さん、18は松本亀吉さんがカンパニー松尾監督とトークショーを開催!19はアメカル映画祭スタッフ座談会(笑)。入場料は1500円(別途ドリンク代)!
*お問い合わせはアメカル映画祭事務局 spotted758@gmail.com
 担当:坪井まで
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楽しみですー!みんな来てね!!



バイバイ
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by kamekitix | 2014-06-08 18:29 | Information
アーバンでメロウなシティ・ポップの最高傑作が、この2014年に突然変異的に誕生。
一昨年からクールな楽曲でアイドル界隈を騒然とさせていた噂のEspecia、待望のフル・アルバム!!
早くも2014ベスト盤の呼び声高い『GUSTO』を一曲ずつ聴いてみます。

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1_Intro
シンコペーションの効きまくった70'sフュージョン的なインストにイエイエな女声スキャットが薄く乗る。昔のテレビ番組のテーマ曲みたいで、いまにも司会の今野雄二が躍りだしてきそうな、ファンキーな幕開けの60秒。


2_Bay Blues
「Intro」から一転。ディープなイントロに導かれてEspecia登場。メロウにもほどがあるよと突っ込みたくなる過剰なムーディーさ加減はもはや演歌に近いが、よく聴くと左右で細かく刻まれるカッティング・ギターはダンサブルで、粘っこいベース・ラインは「バブリーなディスコのチーク・タイムってこんな感じだったのかな」と夢想させる。この艶っぽいナンバーを冒頭に据えることでリスナーは焦らされ、ダンサビリティが高揚する。


3_FOOLISH
ブラスとハンド・クラップ。スクラッチでリズムが加熱。J-POPの王道と言うべき「ヒップホップ歌謡」の手法を執りながらまったく下品にならないのは、丁寧に作られたメロディの美しさとボーカル・グループとしての真摯さに因るのだろう。キャッチーなサビメロにさえ気品を感じるし、恩着せがましさを回避する「歌いすぎない感」も、Especiaの旬を思わせる。


4_アバンチュールは銀色に(GUSTO Ver.)
既発のバージョンとはガラリとアレンジが変わった。エレピのイントロがキュートで悶死。多用されるボコーダーとRAH BANDみたいなスペーシーな音色で悩殺。もし今おれが17才なら猿のようにぴょんぴょん跳ね踊るだろうな。1970年から1999年の間にリリースされたかっこいいポップスをせーので同時に鳴らしたら、きっとABBAになると思うのだが、EspeciaはABBAに匹敵する。と言うと、言い過ぎだろうか。


5_Mount Up
印象的なサビメロが半日ぐらい耳に残る佳曲。Especiaにしてはアイドル・コンシャスなアレンジ。管楽器が無いとこんなにアイドルっぽくなるものなのだなーホーン・セクションっておとなのツールだなー、と思う。これはもう完全に東京パフォーマンスドールの名盤『Cha-DANCE PARTY VOL.9 NEVER STOP』(1994)に入ってそうな感じ。TPDは、ファンなら誰もが一家言持つ偉大なグループだったが、私は後期にリリースされたVOL.9が好きだ。


6_BEHIND YOU
再びホーンによるイントロでEspecia真骨頂。やはり全編に左右のキラキラ・ギターが敷き詰められ、トランぺットが裏打ちされていて、歌詞は海辺の街並&シーブリーズ系。これぞEspecia。間奏のサックスもめちゃくちゃかっこいい。


7_嘘つきなアネラ
引き続きトランペットが効いたミディアム・テンポの曲。ピアノが上品かつラグジュアリーなムードを醸している。クレジットを見る限り、コーラスにEspeciaメンバー以外のシンガーが入っているのはこの曲だけのようで、それゆえにサビが濃厚で、全体的に気合いを感じる一曲。


8_Intermission
会社帰りに東心斎橋のガイジン・バーに入ってしまったときの場違い感を思い出させるようなビターかつメロウな、幕間の60秒。


9_No1 Sweeper
往年のマーケティングで言うと「シングル・カット」すべき今作のリード曲。語り尽くせぬほど魅力的だ。冷静に聴くとイントロのサックスのテンションは常軌を逸しているし、シンセの類は煌めきまくり、リズムとベースの音圧はシャープ&タイトにキレまくり。一気に展開する1コーラスの構成美に圧倒される。この高質なトラックに乗せて可愛い女の子たちが歌うのだからこんなもん最高に決まってるやんけと開き直りたくなる。ヒップホップのマナーとしては普通のことかもしれないが、英語のフレーズの使い方や歌詞の符割が奇怪でカッコイイ。たとえば「イカレたタイムキーパー」の「た」の発音を捨てていたり、「脱ぎ捨ててしまえば」の「ぎ」にアクセントを置いて最初の「ぬ」をほとんど発声しない、とか。「正気じゃいられないくらい踊ろうよ」なんていうフレーズにも胸が熱くなる。この潔さは宇多田ヒカルのクールネスにも似て、最高にカッコイイ。


10_L'elisir d'amore
Googleによると「愛の妙薬」というオペラからの引用みたい。まあこの曲は良くも悪くも今風で、別にEspeciaじゃなくてもいいんじゃないのーアーティマージュのアーティストが歌えばええんちゃうーみたいな感じで、あまり感情移入できませんでした。


11_海辺のサティ(PellyColo Remix)
「ミッドナイトConfusion」のカップリングだった曲。原曲は可愛いキーボードのイントロが印象的かつ爽快かつアーバンな名曲だったのだが、このトラックはまったく別物。原曲の魅力をあえて削ぎ落とす自傷的な趣きで感心しない。


12_ミッドナイトConfusion(Pureness Waterman Edit)
この曲も原曲のアレンジのほうが好き。なんでこんな「カイリー・ミノーグの1000枚目のシングルのB面」みたいなモッサリした編曲にしちゃうんだろうなあ。元気よく「EYES ON ME♪」で始まるシングル・バージョンのほうが断然良いです。


13_くるかな
Especiaをアイドルと呼ぶことに抵抗があって、実際オフィシャルには「ガールズグループ」と称されているし、彼女たちがアイドルを自称することはあまりないようだ。その姿勢は正しいと思う。彼女たちはボーカル&ダンス・グループであって決して「アイドル」ではない。とはいえ、一般的には可愛い女の子が集団で歌い踊っているのだから「アイドル」と形容される事態は免れない。この「くるかな」はそんなジレンマを逆手にとったような「あえてアイドル寄りのやつ、一曲だけ入れておきました」という感じ。しかし、そのクオリティは現況の凡百のアイドルとやらのそれとは桁違いのクオリティ。モータウンを基調としていたおニャン子クラブのアルバムに入っていても違和感がないし、渡辺満里奈のファーストかセカンドに収録されていたとしても見劣りしない(サードの『SUNNY SIDE』はちょっと違う)。「雨上がりのあさがえり/仕事やすんじゃおっか」なんて可愛く歌われるとキュンとしますね、47才、夏。


14_アビス
往年のオリジナル・ラブみたいなサビメロをイントロに配していることからも自信を窺わせる。歌詞の舞台は再び南の島のビーチで、リリックもサウンドも、いかにもEspecia。キャッチーにして芳醇。ゴージャス&キュート。ピアノがジャジーでアダルト度アップ。この曲もほんと名曲で、スティーリー・ダンみたいに繰り返し聴くことになるだろう。


15_YA・ME・TE!(GUSTO Ver.)
この曲は既発シングルでこの冬によく聴いていた。どうやらバック・トラックは変わっていないようだ。ジャズ・ファンク風味のポップスとして世界に通用するレベル。だってこれジャミロクワイが歌ったら全英チャート1位になるでしょ(おれの洋楽観はジャミロクワイあたりで歴史が止まっている)。歌詞を見ながら聴くとけっこう大胆なアクセントで、カラオケで歌ったりするの難しいのだろうなー。聴き慣れている曲もアルバムで改めて楽曲の魅力を再確認。歌詞の世界や符割の不思議さ、可愛い歌声、飽きのこない楽曲。繰り返し聴けば聴くほど面白くなっていくのだから「ミッドナイトConfusion」「海辺のサティ」もオリジナル・トラックを収録してほしかったなーと思う。


16_Outro
グラビア・アイドルのイメージ・ビデオで肌色の下着つけたままシャワー浴びるシーンに使われるBGMのような、セクシーな終演の60秒。
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by kamekitix | 2014-06-07 15:16 | Review
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【1】

2014年4月27日 16:08 松本 拓也 :

Especiaマネージャー
清水様

はじめまして。
私は愛知県在住の会社員で松本と申します。
かねてよりEspeciaの楽曲を愛聴しており、名古屋でEspeciaのイベントを開催できればと思い、誠に突然ですが企画のご提案で、初めてご連絡申し上げます。
勝手ながら下記のような概要を構想しております。

===========================
『Especiaワンマン@名古屋K.Dハポン』
日程候補:2014年8月10日(日)、8月16日(土)、9月15日(祝)、9月23日(祝)のいずれか
時間:18:00開場、19:00開演
会場:K.Dハポン(名古屋市中区千代田5丁目12-7)
    http://kdjapon.jimdo.com/
チケット販売額:2,000円
ご出演料:15万円(交通費込)
※ご宿泊必要な場合は名古屋市内でホテルを手配し、費用を当方で別途負担します。
※ご出演料について請求書、支払調書などの発行はありません。
===========================

今回のアルバム発売に合わせて名古屋へのプロモーション・ツアーが決まっているかも、と思いながらご連絡する次第ですが、もしご興味お持ちいただけるようであればご返信くだされば幸甚でございます。

なお、会場に予定している「K.Dハポン」はJR高架下の木造の建物で、2F席を含めてもスタンディング70-80名程度で満員という感じのキャパシティです。
http://kdjapon.jimdo.com/%E5%BA%97%E5%86%85%E8%A6%8B%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%9B%B3/
人気に比して小さな会場ですが、Especiaの皆さんならではの距離感(オーディエンスを巻き込む感じ)で盛り上がるのにはちょうど良いと考えます。

突然のご連絡、誠に恐縮ですが、ぜひご検討の程よろしくお願い申し上げます。


松本亀吉
kamekitix@gmail.com
携帯電話:09099454811
https://twitter.com/kamekitix
http://kamekitix.exblog.jp/


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【2】

2014年4月30日 11:04 松本 拓也 :

清水様

先日『Especiaワンマン@名古屋K.Dハポン』という企画をメールした松本です。

お忙しいときにメールをお送りしてしまい、また唐突な内容で不躾でございました、失礼いたしました。

補足と自己紹介を兼ねて追伸させていただきます。

私は長年USENというBGM配信業者に勤めている会社員でございますが、15年ほど前から松本亀吉という筆名でライターとして雑誌に文章を書いておりました。
最近は****という別名で**********や******の取材などでガール・ポップについて「******」を中心に書かせていただいております。
Especiaについては昨年「****」というサイトで記事を書かせていただきました(下記リンクご参照ください)。
http://****
また、大阪でペシストとしてクラブ・イベントなどしていた****こと****くんや最近DJとして共演させていただいているイラストレーターの******などが私の後輩にあたります。

簡単ですが、私の、これまでの主なイベント主催歴を記させていただきます。

■『カメキチ・ミュージック・フェア』(東京/DOMMUNE/2011)
 出演:****************

■『こんがりおんがく祭』(東京/DOMMUNE/2010)
 出演:****************

■『スカム・セレブ2』(東京/HOME/2010)
 出演:****************

■ミニコミ『溺死ジャーナル』リリース・パーティ(名古屋/K.Dハポン/2008)
 出演:****************

■CD『OSAKA ROMANCE OUT』リリース・パーティ(大阪/nu things/2007)
 出演:****************

■『スカム・セレブ』(大阪/ブリッジ/2002)
 出演:****************

■定期イベント『亀吉にいちばん近い島』(大阪、東京、名古屋/2000-2002)

■大阪なんばベアーズにて主催ライブ多数(1993-1999)

このたび会場として予定している「K.Dハポン」は小さなハコですが、かつて********や昨年は****などがワンマンを行っており、名古屋サブカル界では名門と呼ぶべき店です。
ぜひ実現したく、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。


松本亀吉
kamekitix@gmail.com
携帯電話:09099454811


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【3】

From: 松本 拓也
日付: 2014年5月26日 16:58
件名: 【お詫びとお願い】Especia、ライブ・オファーについて。

ご担当者様

こんにちは。
先月『Especiaワンマン@名古屋K.Dハポン』という企画をお送りしていた者です。

こちらからお願いしておいて申し訳ないのですが、今回の企画を取り下げさせていただきたくご連絡申し上げます。
理由は開催日程をキープしていた会場のブッキングに影響が出た為です。

アルバムのリリースとプロモーション・イベント、ワンマンライブ等々、おそらく結成以来もっともお忙しいだろう時期に連絡してしまった上、このような報告となってしまい、誠に申し訳ありません。

「名古屋のペシストさんを集めてK.Dハポンという面白い構造の店で夏のEspeciaを観たい!」というごく個人的な希望だけでオファーしてしまい、そのタイミングが軽率だったと反省しております。

最初にメールした4月27日から一ヵ月、一度もご返信いただけなかったので今回の決断に至りました。

当方を「メリットのあるイベンター」と認識していただけたなら、いかにご多忙とはいえ、何らかご一報くださったはずです。

電話番号もお伝えしていたのに、これだけの期間放置されたことは「私のオファーがビジネスと見なされていない」と判断せざるをえず、たいへん残念ですが、企画を白紙にさせていただきます。

このたびは、申し訳ございませんでした。
明日のアルバム発売をとても楽しみにしております。

松本亀吉
09099454811

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by kamekitix | 2014-06-07 15:13 | Diary
圧倒的ハイ・クオリティのソング・ライティング&サウンド・プロダクション&イマジネイティヴで示唆に富んだ美しいリリック&キュートすぎるルックス&圧巻の天然キャラクターで「史上最高のガールポップ・ユニット」と崇められたTomato n' Pineは2012年12月に散開して伝説となったわけですが、あの愛しい三人娘は今どうしているのでしょうね。

小池唯は昨年事務所を辞めたというニュースのあと続報がない。Facebookに「さいたま市在住」の「アーティスト」としてページがあるがどうにもオフィシャルなものとは思えない。

和田えりかは移籍して芸名を変えて女優デビューしたようだが、その事務所のホームページからも名前が消えているようだ。

ただひとり陽の当たる場所に残っているのがHINAこと草野日菜子。
ONLY HINA BACK AGAIN!!!なagehaspringsプロデュースの新ユニット「Faint★Star」こそトマパイ亡きガール・ポップ界の新たな扉を開ける旗手であり、われわれが持ち上げるべきニュー・アイドルである。

HINAの新たなパートナーはYURIA。この二人組のエキゾチックな容貌と黒髪はすでに海外で人気らしく『Tokyo Girls’Update』ではFaint★Star関連情報の月間ヴューがAKBグループ勢をも抑えて1位となっている。
『Tokyo Girls’Update』は159カ国54万人以上の海外ユーザーが観ている「日本のガールズカルチャーを世界に発信するポータルサイト」というから、Faint★Starはもしかしたら海外から火がついて日本へ逆輸入みたいな展開になるかもしれないですね!

四曲入りのデビュー・シングル(タイトル未定)が2014/7/29に発売。
詳細はこちら。ホームページもかっこいい。

収録予定の二曲が公開されている。

「Sleeping In Your Car」

煌めくコード展開に弾けるベース・ライン。まるで全盛期のシンバルズをトーレ・ヨハンソンがプロデュースしたかのような可憐でキュートな逸品。Faint★Starのリード曲にふさわしい。と思ったら「カーディガンズ」とか「クラウドベリー・ジャム」とか挙句の果てに「トーレにお願い」という歌詞まで飛び出した。90'sオマージュな固有名詞の引用は「大事なラブレター」的でトマパイの方法論が継承されているように思えて応援したくなる。

「レ・ミ・ラ」

この曲に散りばめられているのはマドンナで「ray of light」とか「Justify My Love 」といったフレーズが聞き取れる。サウンドはアーバンなエレクトロ・ポップでもはやFaint★Starの雑食性が判明。多くのグループがコンセプトに縛られ創作レンジを狭めて自滅していく昨今、この節操の無さは心強い。

唯一懸念されるのはこのビデオで見られるYURIAの猫背だ。

トマパイのWADAちゃんもずいぶん姿勢が悪くてどんな可愛い振付もまったく冴えなかったなあ、とやっぱり思い出してしまう。


バイバイ
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by kamekitix | 2014-06-01 23:39 | Review
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