6月8日
元ソフト・バレエ森岡賢さんの訃報に驚く。元コスミック・インベンションの森岡みまさんの弟だと思い込んでいたが、検索したらウソでした。このウソをぼくに教えたのは馬場育三さんだ。名古屋支店でいちばんカワイイ総務の沙耶ちゃんが退職の意向。面談するも異業種へチャレンジしたいという転職の意志が固く、すでに内定も出ている様子。残念だ。

6月10日
アスナル金山の駐輪場を借りていて朝晩利用するのだが、広い敷地で利用者が多いためか「場内では自転車から降りて歩いて進む」というルールが決められている。私はこのルールに同意できず、従っていない。なぜなら、この駐輪場の通路は、自転車を手で押しながら歩く者同士がすれちがうには狭すぎるからだ。私は最善の方法を「自転車に乗ったままでの最徐行」と考え、これを実行している。この方法だと押して歩くよりも横幅に余裕ができ、対向する者同士がよりスムーズかつ安全にすれちがうことができるからだ。今朝いつものように駐輪場内の他車動向を十分に注視しつつ、できる限りゆっくりと走行していたところ、通路に立っていた赤いジャンパーの管理人さんが大きな声で私に向かって「場内では自転車降りて歩いてください」と言う。私は「いやです」と言いながら低速で走行する。「みなさんご協力いただいておりますので、降りてください」と怒気をはらんだ声で叫びつつ歩いてついてくるおじさん。嘘だ。多くの人が私と同じ見解をもって自転車乗ったままなのだ。「いやです」「降りてください」「いやです」「聞こえないんですか。降りてください」「いやです」。ゆっくりと走り続け、駐輪場を出たら、民進党のおばさんが演説をしていて轢きそうになった。

6月12日
乃木坂46時間テレビをAbemaTVでダラダラ見る。二期生生誕祭が面白かった。伊藤かりんのMCの巧さが際立つ。数年前のメンバーの映像も出てくるが、当時と今と顔つきが全然違う。メイクとか髪形ではなく、目つきが違うのだ。佐々木琴子や鈴木絢音の今後の成長が楽しみ。

6月14日
ちょっと社員のことで弁護士さんと面談。人数が多いと、いろんなことが起こる。このオフィスも100人を超えたので、来月から増床。豊田道倫から嬉しいメール。

6月17日
夜、シネマスコーレへ。「モッシュピット」を観て、上映後に山口雅さんとトークショー。予想以上にたくさんお客さんが残ってくれて、楽しい時間だった。企画された雅さんに感謝。「モッシュピット」、プロローグ版で感じたイヤな部分がうまく中和されていた。20時開演のライブに収斂するよう時系列を保ち、ファンの視点も増やし、音楽映画としてもドキュメンタリーとしても観れる映画になった。歌詞のスーパーインポーズを排したこと。伏線っぽく置いていた、病気で亡くなった初期メンバーの話を最後に回収したこと。岩淵がんばったなー、と思う。これは「東京アンダーグラウンド」の一コマだが、たとえば今池ハックフィンの天井にカメラを据えれば、もっと美しいモッシュピットが撮れるのかもしれない。アンダーグラウンドは町の数だけある。それを気づかせる映画だとすれば、高く評価されるべきだろう。

6月18日
彩ちゃん命日。キングジョーが急に日帰りで名古屋に来るというので昼から同伴。大須、上前津、金山。レコ屋と古書店を散策しまくり。ジョーがバナレコで爆買いしてるときにカンパニー松尾さんからメールあり、折り返し電話すると、昨夜のトークショーのお礼をおっしゃる。かたじけない。味仙で休憩。ジョーはレア盤を次々ゲット。衝撃的映画「幻の湖」のパンフも掘り当てて絶好調のところ、ブラジルコーヒーで可愛いウエイトレスさんに「キングジョーさんですか?」と話しかけられてご満悦。楽しい休日でした。リオくんありがとう。

6月20日
8月の「お目かけ女の子100」のフライヤーが刷り上がったのでリタに300枚持参。いつ行っても感じの良い店だ。土曜に行った金山の中古盤屋サウンドベイへ再び。自転車での帰宅ルートにあるので便利。デヴィッド・シルビアン「Gone to Earth」。

6月21日
ミック博士が出張で名古屋に。夜、金山で磯部さん、リオくんと四人で大騒ぎ。最近トークショー出演が多くなっているミックさんに僭越ながらアドバイスをするなど真面目な時間もありましたが、THE金山なカオスを満喫した夜。ミックさんちの愛犬ももちゃんがかなり弱っているらしく、心配だ。

6月22日
至近の内定学生を招集して交流会。社員側はベスト・メンバーで臨み、良い雰囲気だった。これで内定を辞退するなら、こっちから願い下げだ。可愛くて酒に強い女の子が多くて頼もしい。

6月24日
今春入社した新人さん7名と飲み会。親子ほどの年齢差なので、もはや遠足を引率する教頭先生の気分。まだ三ヵ月。「今は”やらされている感”が強いと思うけど、一年間はやらされていてください。そうすれば”やれること”が増える。これがスキル・アップ。次は”やりたいこと”が見えてくる。これがキャリア・アップ」などと教頭っぽく語っておいた。みんなほんとうに良い子で、どんどん逞しくなっていく。

6月25日
夕方から新栄Vio。15年前はホームタウンのように毎日ウロウロしていた町。レストラン併設の素敵なライブハウス。GofishことNICE VIEWのテライショウタさんに少しご挨拶。久しぶりに会うex-灰皿の坂口光央くんと思い出立ち話。一樂誉志幸さんとのユニットGURU HOST。ミニマル&スペーシーかつジャジーな好演だった。宇宙に帰還したばかりのバーニー・ウォーレルを連れ戻すかのような坂口くんの鍵盤さばきを久しぶりに見れて嬉しかった。

6月28日
プライム・ビデオをスマホで見れることに気づいてしまい、通勤電車の中で映画「シティ・オブ・ゴッド」。リオデジャネイロ怖い。銃撃や死体の特殊メイクがリアルでこの上なく血腥い映画だが、カメラ位置や編集、タイポグラフィがいちいち凝っていて、お洒落な印象。同じシーンを繰り返して時系列を整えるやり方も、他の映画だとくどく思えるのだが、かっこよく見える。この映画は好きだ。夜、「耕し小手」の木村編集長から次号のオファー・メール。嬉しい。

6月29日
朝、ミック博士から愛犬ももちゃん逝去のLINE。哀悼の意を伝える。お母様のペットロス心配。梅雨。

6月30日
「文藝別冊山上たつひこ50th Anniversary」の読み応えがすごい。金沢の風流なご自宅を写真からプロファイルし、Googleマップでロケーションを見たり。山上漫画が30冊ぐらい千里の実家にあるので徐々に輸送しよう。この手のムックにはがっかりするものも多いが、これは秀逸な編集で、最高。一点だけ難なのは諸星大二郎の寄稿。「私は自分のことだけを考えていればいいと思っております」と言う山上先生の政治に対するアイロニカルかつ本質的な名言を載せたインタビューの直後に、クソみたいな現政権批判の短編をふざけたタッチで描いている諸星大二郎の愚昧、無粋がこの本の資料的価値を低めていて、その2ページだけが誠に残念。何を思ってこんなつまらない、ズレた感性の原稿を寄せたのだろう。図鑑のページの「西城くん」が全部「西条」と誤記されているのも惜しい。プライム・ビデオで「ブエノスアイレス」。ゲイ・カップルの痴話喧嘩が続くので、挫折。

7月3日
AbemaTVで「アイドル横丁」の生中継を見る。このイベント、東京に住んでいたころによく行っていた。AXでのBABYMETAL、新木場のライムベリー、最高だった。sora tob sakanaというチームのエモーショナルかつトリッキーな楽曲が良くて、アマゾンで入手できるCDを二種類購入。あとはアンジュルムが圧倒的に良かった。あやちょすっかりお姉さんだなぁ。ほんと可愛い。映画はアル・パチーノの「スカーフェイス」。成り上がりマフィア映画の典型。「結局大きな銃を持っているやつが勝つのだな」と考えると身も蓋もないが、銃撃戦を見るのは好きだ。トルコやバングラデシュでテロのニュース。領土争いって永遠に続くのかな。宗教って怖い。途上国開発って何だ。参院選、愛知県選挙区で投票したい候補者がいなくて困る。比例代表も、元SPEEDじゃなくて元Folder5なら自民党でも何党でも喜んで投票するのだが。岩淵弘樹の依頼で梁井一監督のAV「True Love リアルカップルのセックス」宣伝用にレビューを書いた。

7月4日
sora tob sakanaは「広告の街」という曲が白眉。コーネリアスというかMETA FIVE風カッティング・ギターの細かいエディット&ポリリズム+東京事変的疾走感+RADWIMPSっぽいエモいメジャー感に純然たるアイドル歌唱が乗るというミュータント。

7月5日
突然思い立ってオフィスの席替え。部下が一人もいないのに図々しくヘッド席へ着任。少し偉そうに見えるが諸般の事情で。より快適になった。もはやこの事務所でおれに苦言を呈する人がいないという由々しき状況には慎重に接すべきだろう。Primeビデオで「もらとりあむタマ子」を再び。この映画の前田敦子が本当に可愛い。演技が巧いというか「タマ子という人物のモノマネ」が巧いというか。久しぶりに拳銃を使わない映画を観た。

7月6日
Primeで映画「地獄でなぜ悪い」、半分ぐらいで挫折。この監督の「オモシロさ」は押しつけがましくて自分にはぜんぜん面白くない。つまらない劇団の舞台みたいな大袈裟な芝居が苦手。映像も音も、うるさくて見てられない。

7月8日
14時の新幹線で大阪。日本橋のヒラリーズへチェックインした後、オフィスに寄り、T嬢と歩いて黒門市場を抜けて千日前の会場へ。西日本の内定学生を招集した懇親会。愛すべき後輩であり尊敬する社長でもあるT氏が同席していて懇親会でも二次会でも私のことを持ち上げてくれて気分が良かった。J嬢とタクシーでホテルに戻ってカップヌードルLight。

7月9日
10時チェックアウト。難波から岸里へ。スーパー玉出でアルパカを2種類買ってキングジョー宅。隣接するレストラン「むさし」で小一時間。借りていた本やDVDを返却しに行ったのだがまさかの倍返しに遭う。14時の新幹線で名古屋へ。初夏の休日の名駅はいつもより可愛い女の子が多いように思えた。

7月10日
休日。たっぷり眠る。読書。Primeで欅坂46のドラマ。昼寝、読書、選挙。

さて、こんがりおんがくより2016年8月3日発売の手ノ内嫁蔵のニュー・アルバム『city,digest,浜』。音像はまったく異質だがどこかThe Avalanches『Since I Left You』に近い感慨を覚える。最近音楽を聴いていてThe Avalanches『Since I Left You』に近い感慨を覚えることが多い。私はきっとThe Avalanches『Since I Left You』が大好きなのだろう。さて、こんがりおんがくより2016年8月3日発売の手ノ内嫁蔵のニュー・アルバム『city,digest,浜』。ラジオ・ドラマ風のナレーションを散りばめた構成が関西スカムのバイブルと呼ばれたオムニバス・カセット『シースルーノースリーブインターナショナル22』を想起させる。もちろん最も強く感じるのは、彼ら(手ノ内嫁蔵)が由緒正しい想い出波止場の後継者であり、このニュー・アルバム『city,digest,浜』でも山本精一の清廉たる気違いを踏襲しているということ。創価学会員にとっての「人間革命」みたいな作品で、私も山本精一門下生の一人として身の引き締まる思いを新たにする。しかし、「思いを新たにする」ほど無意味なことはないと大前研一が言ってた。大前研一の設立した経営指導・人材育成教育を行う会社「ビジネス・ブレークスルー」のホームページはこちら。「ビジネス・ブレークスルー」
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バイバイ












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# by kamekitix | 2016-07-10 22:00 | Diary
5月1日
ゴールデン★ウイークは暦どおり+1有休を賜りまして7連休。なんの予定もない。とりあえず自転車に乗って市民プールへ行き45分間泳いですぐ帰宅。アマゾン・プライムで映画「県警対組織暴力」。川谷拓三の人気を不動のものにしたという伝説の取調室リンチを初体験。成田三樹夫の関西弁はどの映画を観ても可笑しい。古い映画を観ながらどうしてもWEB検索してしまうのだが佐野浅夫はご存命なのだな。菅原文太と松方弘樹による若干「コオリオニ」的シチュエーションの、実に良い映画。

5月2日
自転車に乗って近くのホームセンターへ。猫用ボール数個と、妻への差し入れにみたらし団子(妻は自宅の一階で美容室を営んでいます)を買ってすぐ帰宅。ジョーに借りたCD、Wooden Glassのライブ。Billy Wootenのヴィブラフォンの美しい音色。ひときわメロウなメロディのナンバーが「We've Only Just Begun」というタイトルだと知る。ひとりソファに寝転んで焼酎ばかり飲んでいると涙もろくなる。

読書は引き続きジョーに借りてる文庫「怪物團」。やはり飴村行と友成純一が面白い。ジョーに貸してもらったDVDで映画「断絶」。なんの説明もなく流れていく時間。アメリカ、1971。誰も死なないし、驚くべきことはなにも起こらないが、誰も幸せじゃない。この閉塞感。異様でトリッキーなエンディング。the girlとしかクレジットされない少女を演じる女優Laurie Birdは1979年に26才で自殺したようだ。Twitterで流れてきた「東京アンダーグラウンド」の「newアンセム」とやらが想像以上に酷くて爆笑。着想、スキル、ボキャブラリー。あまりに貧しい。

5月6日
一週間ぶりに出勤。休日使ってたバッグに財布もドラッグも全部入れっぱなしであることに会社に着いてから気づく。manaca持ってるから会社までは来れたんだよね。リュックのジッパーも開いたままだ。絵に描いたような連休ボケ。財布はともかくクスリがないとやばいので、奥さんにお願いして車で栄まで届けにきてもらう。奥さんはすぐ来てくれて、そのまま常滑のセラモールに向かい磯部商店で素敵な急須セットを買った模様。

5月7日
アダルトサイトでたかしょーのAVをアップロードしてるっぽいサムネイルをクリックしたらワンクリック詐欺的な動きをしたので慌ててウィルス・スキャン。たかしょーの魔力を感じた瞬間。映画「善き人のためのソナタ」を観る。東ドイツめんどくせーなぁ。西側文化の魅力に触れて職務を裏切ってしまう保安官の話なんだけど、鋼鉄のような意志の役人がピアノの一節で心変わりしちゃうストーリーには無理がある。社会主義なめんなよと言いたい。ラスト10分ぐらいで「7年後」「2年後」「さらに2年後」とかテロップ出すのも、なんだかうまくない。テロップ出さずに時間の経過を表現する方法を模索しないのかと。「Das Leben der Anderen」という原題は直訳すると「他人の生活」。邦題にも文句言いたくなる。定期的に聴きたくなるPAUL HAIG。たぶん生まれて初めて買った輸入盤が「RHYTHM OF LIFE」だった。堂山町の「オープンロード」って店。バー「ビノシュ」の斜向かいで今は美容室になっている。


5月8日
中日が首位に。女の子みたいな投げ方のバルデスが今季初登板で勝利。堂上が3安打6打点という珍しい日。でもどうせ週末には4位に戻っていることだろう。誰も買わないパジャマみたいな巨人のユニフォームは、あれでいいのだろうか。

5月9日
アマゾンでスカートの新譜「CALL」と武田玲奈の写真集「short」を購める。どちらもすごく良い素材なのに何か物足りない。

5月12日
新卒採用が佳境でよく働く。大阪人事部から定期的に応援に入ってくれる後輩たちと千で晩餐。新婚ハルカちゃんの美しい話に涙ぐむ。ハルカには幸せになる権利がある。

5月13日
ラブリーサマーちゃん「ラブリーミュージック」を購入。あからさまな相対性理論フォロワーなのだな。「私の好きなもの」が出色のキュートさ。よっしゃいくぞー。グリーンDAKARAのCMに徳原ありさ嬢が抜擢されていて驚愕。

5月14日
なにもしない土曜日。ほぼソファで過ごす。映画はプライムで「幸福の黄色いハンカチ」。桃井かおりが凄い。桃井かおりが自分に与えた影響の大きさを考える。桃井かおりに司られている無意識域があるように思う。読書は再び平山夢明「独白するユニバーサル横メルカトル」。

5月15日
早朝ドライブで運転の練習。家の周囲3kmぐらいを三周するが、よく考えると左折しかしてないな。バックでの車体感覚が壊滅的で訓練が必要だ。映画は山田洋次続きで「遥かなる山の呼び声」。健さんってすぐカッとなって人を殺しちゃうんだなぁ。顔が良いだけで本当にダメな男だ。

5月18日
コンチャンに教えてもらったCharlie HiltonのCDをアマゾンで。ドリーミーなポップスで、Vashti BunyanとMelody's Echo Chamberの中間。素晴らしい。これは本当に2015年の録音なのか。プライムで映画「ノーカントリー」を観る。ひたすら不気味でストーリーは難解。突然エンドロールが現れて驚いた。2008年のアカデミー賞作品なのか。いつかもう一回観よう。

5月23日
朝から東別院にあるA大学付属工業高校へ。巨大でキレイなビルで県立高校とずいぶん雰囲気が違う。もはや昼は30℃近い夏日。イメージビデオの鬼・キングジョーから33枚のDVDが届く。

5月25日
栄三丁目のバリハイで内定者と社員の交流会を二晩続けて。出席率が異常に高く、ムードも良くて、例年にない好感触。まだ就活継続中の学生さんは多いので着地の値が読めない。おれの仕事は学生さん一人ひとりが幸せに就活を終えるためのサポートだと思っているが、もちろん本来の社命に向けてほんとに採用したい学生さんには個別対応しよう。

5月26日
営業部長として一年間名古屋にいたIという人が東京へ転勤するので錦三丁目のバーで送別会。着任当初からすこぶる評判が悪く、自分も何度か感情的になった相手。「この一年、迷惑をかけた。名古屋で結果が出せず、今回の転勤は左遷だと思ってる。おれはもうダメだ」というようなことを言うので、みんな「そのとおり」と思いつつ「部長からそんな言葉は聞きたくない」「これはチャンスですよ」「気持ち切り替えてください」などと言って励ましてあげた。おれはトイレに行くふりをして途中で帰った。

5月30日
小金井のライブハウスで、出演する女子大生がストーカーに刺された事件。その呼称が「アイドル」と報道されてしまったことにより「昨今のアイドルとファンの距離感」みたいなものが問題視される風潮に。豪さんが頻繁に苦言をツイートしている。そもそも「アイドル」とは地下はおろか地上にも存在しないはずだ。崇拝されるべき偶像たる「アイドル」は天空にのみ輝くものである。おニャン子クラブでさえ握手会なんてなかった。「会いに行けるアイドル」あたりから悪しきパラダイムシフトが深刻だ。「地下アイドル」なんていう概念は「自宅警備員」みたいなもので、意味が矛盾している。だから「地下アイドル代表」みたいな女性が書いた「世間の偏見と地下アイドルの覚悟」というレポートを読んだけど、そこになんの価値も感じなかった。

5月31日
朝、出勤途中にFBメッセンジャー。東京にいるとき最も信頼していた同僚ゆっこさんから結婚の報告。嬉しい。夜、思いがけず小沢健二のライブを観に行くことになりZEPP NAGOYA。「魔法的」というツアー・タイトルどおりマジカルな時間だった。饒舌に紡がれる歌詞はテキストが映写されて視覚的にも伝わる。濃密なアレンジのキャッチーでファンキーな新曲が7編。振付を踊ってみせたりして、ドリーミーな演出だった。HALCALIハルカちゃんのテルミンも効果的。アンコールで「みんなの顔がよく見える。六年も来なくてごめんなさい」と涙声になった小沢くんカワイイ。今後リリースされず今夜しか聴けなかったのだとすれば、この佳曲たちはまさに一瞬の魔法。「日常に戻ろう」という端的な言葉でそれを解いた彼の姿だけが記憶に残る。「その時、愛」という曲がいちばん良かった気がする。「川本真琴に譲ってもらったチケットでオザケンのコンサートに行った男」は後にも先にも自分だけだろう。

6月3日
休日出勤の振替休日。「いつも集金にきてくれる前田さんですか」という間違い電話で起こされた。なんの料金かしらんけど口座振替にしてほしい。夕方から金山でSくんとHさんに会う。名古屋ではちょっと顔の知られたモデル&タレントさんだ。二人ともルックスから輝くオーラが違う。8月に予定しているイベントの打ち合わせ。Hさんのキャラクターが強烈にキュートで、一瞬で「この人しかいない」と思った。

6月4日
転職フェアで休日出勤。ウインクあいちという建物は来場者の導線に対する構造上の欠陥があるのか、いつもイライラする。エレベーターの前で何分も待つのだ。低層階/高層階用のエレベーターの判別、停止階の表示が不明瞭で、毎日多くの人が困惑しているのだろうなぁ。エスカレーターは無いようなので「6Fまで非常階段で行こう」と思って歩き始めると1階上がるのに2回転する急な螺旋階段で目が回るというトラップ。転職フェアはキツい。長いこと人事やってるけど、そもそもフェア的な催しで中途採用した人が正社員として活躍した事例が記憶にないんだけど。やめようぜこれ。

6月5日
Fickle Friendsというイギリスのバンドが気になってネットショップ。CDを購めようとしたが、楽曲アレンジの懐かしさとは裏腹にmp3での販売というナウさ。7曲買う。

プライムで「ミーン・マシーン」という映画を観始めたが半分あたりで「この話の結末にぜんぜん興味がない」と判定を下し途中終了。引き続き「バッファロー'66」。こちらは最初から面白くて一気に観た。つまらない映画と面白い映画はなにが違うんだろう。「バッファロー'66」だってたいしたストーリーではない。ヴィンセント・ギャロが「刑務所で看守たちと囚人たちがサッカーで対戦する」という映画を撮ったら最後まで観れる気がする。8月のイベント告知用で、久しぶりにTumblrをいじりだすと止まらない。KKCLPに依頼しているフライヤーが出来たら拡散希望。
6月17日(金)シネマスコーレ<トーク>
7月23日(土)KDハポン<DJ>
8月13日(土)spazio rita<お目かけ女の子100>
飲み会とか観たいライブもいろいろあって、けっこう楽しみなsummer,2016
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バイバイ









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# by kamekitix | 2016-06-05 22:00 | Diary
4月1日
HILTON TOKYO ODAIBAの朝食は豪華。バイキングなのにウェイターさんが席までアテンドしてくれる。「コーヒーか紅茶を」と問われて「じゃーコーヒー」と言って、パンとか果物とか取りに行ってテーブルに戻ると、ピッチャーみたいなポットとオレンジジュースが置いてある。「コーヒーって言ったのにオレンジジュースやん。間違えてるやん」と思ったら、水が入ってるように見えた大きなポットの中身がコーヒーだった。ヒルトン朝からどんだけコーヒー淹れとるんや。恐ろしいわ。かっこいい外国人たちに紛れてセレブ気分を満喫。1Fの宴会場で入社式。この仕事、もう20回ぐらいやってる気がする。懇親会も楽しく終演。一昨日から48時間お台場を出ないと決めていたので、新橋でのスタッフ打ち上げを固辞し、ひとりテレコムセンターの大江戸温泉を初体験。韓国人観光客の集団に気圧される。カプセル空間「黒船キャビン」は快適。角部屋というか角カプセルで良かった。ヒルトンよりよく眠れた。

4月7日
人事部長和田さんの面接を終日。ランチは二人で栄三丁目のスギモト。会社の近くにこんな旨いすき焼の老舗があるとは。夜はいつもの堀蔵。和田さんにWみやちゃんをアテンド。実に良い娘たちで、楽しい夜だった。内定続々。来週以降の面談がかなりハード・スケジュールになりそう。

4月8日
30回目の佳桜忌。朝から支店長会議とやらの設営でバタバタ。和田さん終日面接。お疲れ様でした。

4月9日
中日は岩瀬が久々登板で感動の復活。来週から二週間イギリスへ旅行する妻は準備に忙しい。ぼくはソファでだらだらと「粘膜黙示録」を読む。映画は「ブラック・レイン」「百円の恋」。「ブラック・レイン」は阪急梅田界隈の風景が懐かしい。これ撮影されてたころ、ぼくは毎日のように32番街にいたはず。黒霧島を水割りでたくさん飲む。

4月13日
終日、内定者面談。5時間しゃべりっぱなし。中京大中京で野球をやってたという学生さんに「中京と大府の夏予選前の補欠試合泣けるよねえ、YouTubeで何度も観ちゃう」と話すと、彼はぼくがいつも見てる動画にメイン・アクトとして出演してた本人で、高校野球ネタで大いに盛り上がる。こういう脱線をするので話しすぎ、貧血起こしそうになる。奥さんが旅行中なので、夜も外食が続く。大好きな八龍で味噌ラーメン。

4月14日
会社を早めに切り上げてタクシーで今池へ。TOKUZOで浦朋恵&THE FUN BOY FIVE。浦さんの去年のアルバム「ナツメヤシの指」が好きで、キングジョーに連れられて浦さんのお店にも何度か行ってたが、ライブを観るのは初めて。想像以上にメロウで素敵な一時間。エマーソン北村さんの指使いが魔法みたい。最高。車で来てた磯部さんが家まで送ってくれた。夜はまだ寒い。磯部さんに感謝。

4月15日
内定者面談の日々。ジョーが激賞する漫画「コオリオニ」を探してナディアパークのジュンク堂に行くが売り切れ。巨大なBLコーナーに驚く。橘の天満屋でおろしうどん定食を食べて太田川に帰る。ダメ元で家のすぐ近くの三洋堂書店に寄ると「コオリオニ」上下巻が揃ってたので買う。熊本で大きな地震。避難してる人たちの映像を見ると、わが家も防災グッズを備えなければと思う。

4月16日
夕方から名駅へ。17時に平和園が開店するまでリオくんとロジウラのマタハリでレモンコーラ。ママさんにリップ・リグ&パニックTシャツを指摘される。満を持して平和園で麻婆飯。カオリさん合流してビール。シネマスコーレに戻って「ハマジムドキュメンタリー映画祭」岩淵弘樹編。「遭難フリーター」は撮影から10年経っているので政治的な問題提起の緊急性が薄れているように思えて、極めて文学的で、良い映画だなと思う。公開当時「溺死ジャーナル」に書いたレビューを読み直すと意地悪で酷いこと書いてるな、おれ。

派遣スタッフとして工場で働く日常をネガティヴに捉えている彼自身の「セルフ・ドキュメント」。個人的には全然興味ないテーマで、「あ、おれ関係ない」と思ってしまう。なぜ興味がないかというと、職業ってゆーものは属性のひとつにすぎないからだ。おれは他人の属性にあまり興味がない。「人物が面白いかどうかと属性は関係ない」というのがおれの持論だ。東京だろうが因島だろうが佐賀だろうが標津町だろうが面白いやつは面白いしつまらんやつはつまらん、と言うのと同じニュアンスで、雇用をテーマにした芸術表現自体に違和感がある。「便秘で困ってる」ぐらいの印象しかない。「”自分が便秘で困ってる姿”を一時間以上他人に見せること」に、おれはあまり意義を感じないのだ。と思いつつ、せっかく時間を割き情熱を込めて作られたものだから観ましたが、まず岩淵くんの「おれはこんなもんじゃない感」がどうにも不愉快だ。盲目的な「東京」への憧れも理解できない。彼の携帯の待受画面は東京タワーだ。正気かよ?! 気持ち悪い!! 全編を通じて、彼の「ミーハー感」が鼻につく。この作品をきっかけに業界人にコネクションを作りたいのではないかという感じが透けて見える。プロデューサーを指して「勝ち組」という言葉をチョイスした時点でセンスを疑う。岩淵くんにもエクスキューズはあるのだろうが、これがおれの正直な感想だ。「やっと入口に着いた」と言う元気なエンディング。曽我部恵一に楽曲使用許可をもらったときの彼の高揚感は想像に難くない。前半に登場するレコード会社に勤めているという元同級生の玄太くんに比べて、岩淵くんには決定的にサービス精神がない。自らの境遇を楽しめない人間に他人を楽しませることはできない。玄太くんならキヤノンの工場でもきっと生き生きと楽しんで働けるに違いないのだ。岩淵くんはその事実に気づいているだろうか。それに気づかねば「入口に立った」とは言えない。そんなことを考えさせられる映画でした。”誰に見せても「おまえは甘い」と叱咤される映画”なんて滅多にない。滅多にない物を作った岩淵くんは偉大だ。   

「サマーセール」はインディーズ時代の大森靖子に密着したドキュメント。圧倒的にキュートでポップ。冒頭の一曲で「あぁ、やっぱり天才だったんだな」と改めて思う。2本上映後、岩淵監督とトーク・タイム。観客の方から岩淵監督に「大森さんと付き合ってたんですか」という直球な質問。あまり会話が広がりませんでしたが、温かくて楽しい時間でした。みなさんありがとうございます。最後に「モッシュピット(プロローグ版)」。これはこのままの方向性で完成させるとかなり酷評を浴びそうな問題作。面白いバンドを撮りたいなら、もっと、こう、世に問うべきユニットが他にたくさんあるだろう。リンダ3世とか、シスターポールとか、ドキュメンタリー見たいわー。「モッシュピット」には「なぜこの三組を多くのひとに見せるのか」という必然性が欠落している。それゆえに免れない「内輪受け」の誹りを超えるほど感情移入できるチャーミングな登場人物もいない。致命的だ。懐かしいエレ・ポップぽいシンセの音色は嫌いじゃないけど、どれも薄っぺらいメロディの、ダシの効いてないスープみたいな曲ばかりだ。まだ編集中という完成作は、思い切り楽曲に寄ったMVにするべきか、あるいはイベントに通いつめているファンの視点を強調するか。
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4月17日
ビシエドのサヨナラホームランで阪神を3タテ。中日が意外と強い。ビシエドのスイングは速すぎてスロー再生でも堂上ぐらいの振りに見える。夜は義母の差し入れ料理をアテに焼酎。二年ぶりに再開した安田謙一さんのラジオ「夜のピンチヒッター」の開幕戦を聞いて、METAFIVEがかっこよくて、iTunesで9曲購入。すげー! 好きだ!

4月19日
内定者面談の日々。去年より感触が良いが、みんな入社するのだろうか。大阪からの応援二人と若手営業たちで矢場町の味仙。みやちゃんの恋バナを長々といじる。20代前半の恋は初々しくて可愛い。自転車と名鉄で夜中に帰宅。まだまだ寒い。4月は冬だ。味仙はすごく美味しいが長居すると臭くなるね。コートが中華料理の匂い。イギリスにいる奥さんと連夜のFaceTime。異国でひとりスコーンを食べ歩きしているご様子。ロンドンのスタジアムでMUSEのコンサートを見たり、郊外の町へミュージカルを見に行ったり。奥さんが元気なので嬉しい。北村早樹子さんからメッセージ。高蔵寺と鶴舞でのライブの案内、どちらも行けなくて申し訳ない。

4月22日
妻がヘルシンキ経由でロンドンから帰国。とんでもない量の陶器やお菓子を背負ってきた。二週間ぶりに会って、やっぱりこの人がいちばんキレイで可愛いなぁと思う。当然。

4月23日
大阪市の西成郵便局前、ジョー・ハウスで餃子パーティー。ジョー・カイちゃん・ミオナさんでスーパー玉出に買い出しに行くと磯部さんfrom半田も同じ目的でカゴを抱えており爆笑。乾ちゃん・アイちゃん来訪。ミオナさん仕切りの餃子、ゴーヤのスパム炒め、乾ちゃん持参のキムチ。どれも旨い。アイちゃんのツンデレぶりにやられまくる。このパーティーはきっと定期的に開催されることだろう。ジョーのPC音響を修繕できず、悔しい。なんでや。終電で千里の実家へ帰還。雨。カップのコンビニ焼酎を飲んで眠る。

4月24日
快晴。昼過ぎに愛知県の自宅に戻り、やや時差ボケの妻と昼寝。ソファに横になって野球中継を見る幸せ。ビシエドが漫画みたいな逆転満塁ホームランを打って痛快。アマゾン・プライムにジャコ・パストリアスのアルバムが複数入荷。キチガイだなぁ。

4月27日
午前中からいつものメンタル・クリニックでおくすりを買い、パルコのタケオキクチで夏のパンツ。ラシックのリンツでアイスチョコドリンクをテイクアウト。やばい。仕事中だった。夕方、久しぶりにM工業高校の進路指導室へ。何年か前にこの駅の階段で美しい女子高生パンチラを目撃して以来、おれにとって本星崎駅は永遠のパンチラ・スポットとして記憶されている。会社に戻るとアマゾンからブライアン・イーノの新譜「THE SHIP」が届いていた。オフィスと自宅の区別がない。

4月29日
7連休のゴールデンウイークがスタート。コンチャンおすすめ辻林美穂のアルバム「Clarte」を聴く。櫛引彩香を思い出して「mush☆room」を久しぶりに引っ張り出す。1999年の冨田恵一の底力を再認識。1999といえばプリンスが先週亡くなった。映画「パッション」を観る。キリストの最後の12時間を描いた作品。基本的に血まみれ。拷問シーンばっかりで大した演技じゃないなー。だいたい痛がってるだけだ。特殊メイクは凄い。あとスローモーション多用しすぎ。映画制作についてまったく門外漢ですが一人の観客として個人的に言わせてもらえば「自分の好きな映画はスローモーションを使わない。使っても最も効果的な場面で一回だけ」。二回以上スローモーションある映画は萎える。スローにしたらドラマチックでエモーショナルに見えるに決まってるやん。わかりきってることをやっちゃう演出には野心を感じない。この持論に則り「ノラ・ジョーンズのヒット曲をボサノバ調にアレンジして歌ったらお洒落に決まってるやん」という原田知世批判も併せて記しておく。今日のおれは調子が良い。安田さんのラジオでリクエスト読まれたから嬉しい。読書は海猫沢めろん「ニコニコ時給800円」。

4月30日
ジョーが貸してくれた井上雅彦監修のオムニバス文庫「怪物團」を読む。一発目の飛鳥部勝則「洞窟」の精緻な描写に感嘆。グロテスクで美しい文体にため息。昨日の安田さんのラジオのオンエア・リストをブログに書かれている方がいて、ハルカリについて思い返し、ネット検索。ユカリちゃんは結婚してケータリングをしているようだ彼女たちにインタビューをしたのは2004年の4月で、12年前か。ふたりはまだ高校生だったっけ。とてもチャーミングな人たちだった。元気そうで嬉しい。









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# by kamekitix | 2016-05-01 06:30 | Diary
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